やまのみず　お笑い　コント

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• サイタマノラッパー

  しんゆり映画祭に行ってきた。『SRサイタマノラッパー』という映画を観たのだが、これがマジリアルムービーであった。「もっとみせてくれえ！」と唸ったのは久し振りだ。もちろん小生は埼玉県生まれ埼玉県育ち、悪そな顔はだいたい主に栄養不足なせいであるし、物語の要所要所で見事な鉄塔群が映し出されるから、ひいき目になっている部分もあるにはあるが、しかしマジハンパない映画だから電波のせ小生は宣伝するのである。詳しくは『SRサイタマノラッパー』の公式ホームページを見てもらえれば分かると思うが、今後は栃木、埼玉、北海道、長野での上映が決まっているようである。お近くにお住まいの方や、多少の遠出は大丈夫な方がいれば、是非とも足を運んで欲しいのだ。もし多くの人が「良かった！」と言えば、ＤＶＤで永久に楽しむ事が出来るようになるかもしれないし、もしかするとあと２０分、ひょっとしたら撮られているかもしれない物語が追加されるかもしれない。もう一度ＩＫＫＵのラップが聞きたいのだ。多分また同じように涙するだろう。そんな映画に出会ったのであった。

  2009年09月25日

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• 「今日ね、あなたの顔を思い浮かべて、もうちょっとそこを削ればなぁって思ってたんだよ。ん？どこかって？エラだよエラ」とも彼は言ったが

  昨日休みの日。ということで一度観たことのある、あるアニメを朝の５時過ぎまで観てから寝る。昼に起き、洗濯、昼食を食べ、洗濯物を干して友人と美術館へ行く。その後、スポーツジムへ行く。それから、焼肉を食べる。そして、友の家でゲームをする。寝る。そんな、デタラメで、まるで一貫性のないような一日。だけど、つながっていた。アニメを観てなんとなくつかめないでいたものが美術館で現れジムで感じて焼肉にダブらせて夜にとける。美術館で触れて「全部入れ物なんだ」洗濯ものがフラッシュバック「まったく、なおも飾るのが好きなんだこと」筋トレをしていて「こんなの人間だけだ。動物が筋トレするか」「じゃ、なんで、俺は今筋トレしてるんだ」肉を喰らって「狩をしたわけでもなけりゃ、自分の手を汚したわけでもなく　ただ、お金という代価で」電車の中で読んでいた小説でも今日の出来事をさらうかのような箇所。そんで黒ウーロン茶なんかのんきのんで「余分なシボウ」を気にしてスーパースタープレーヤーを操ってゴールを決める。なんだろな、この一日。でも、この一日で、見方変わったかも。それも、これも美術館に行くのに彼を誘ったことによってこの一日が訪れたのだ。彼を誘わなければ待ち合わせの時間などを気にしてあのアニメを観ずに早く寝ただろうし、ジムと焼肉を誘ったのは彼だから彼を誘わなければこの一日は来なかった。下手すりゃ、一生来なかったかもしれない。見方を変えたらいろんなことが見えてくる。そして見えないものを見えるようになりたいと思った。彼は美術館の前で僕のエラのことを言った後に「今日、俺を選んだチョイスは正しい。」そう言った。確かに正しかった。ヤマ

  2009年09月24日

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  オトナ買いの話。

  先日、初めて「オトナ買い」と言うものを経験しました。オトナ買いといっても、駄菓子だったり、CDだったりと様々あると思うのですが、今回僕が買ったものは漫画。かつて持っていた漫画のワイド版を1巻から最終巻まで一気に手に入れるというまさにオトナ買いです。何故このオトナ買いをするに至ったかというと事の発端は本棚を整理しようとしたところにあります。未だに連載は続いているものの、モチベーションなのかただ興味が薄れてしまったのか、買い集めなくなってしまった漫画がいくつかあったので、それをまとめて某中古本屋に売りに行こうと思い立ち、それをキャリーバッグに詰め店に向かいました。その店に着き、レジに持ってきた本を預けると、買取査定に15分ほどかかるということだったのでそのくらいなら店内で待つか、と店内をうろつくことにしました。CDコーナーをさっと見て、文庫本コーナーを通り辿り着いたのは、そう漫画コーナー。15分を潰すにはココが最適と、何か良い漫画はないかと棚を見ているとそこで見つけてしまったのです。「俺たちのフィールド」という漫画を。この漫画は僕が学生時、サッカーをしていた頃、リアルタイムに連載されていた漫画で、サッカーをしている者にも、違和感なく読める作品なので当時の日本サッカー事情も反映していてハマリにハマッた記憶があります。そこにあった「俺フィー」は6巻から11巻、飛んで２０巻から28巻と完璧なものではありませんでした。そこで僕はまあ15分だし、と軽い気持ちで何故か28巻を手に取ってしまいました。（…この時点で僕は過ちを犯していたのですが）読み出して10過ぎた頃、店内放送が流れます。「買取査定を番号札3番でお待ちのお客様、査定のほうが済みましたのでレジのほうにお越しください」と言ったような気がしましたが、こっちはフランスW杯をかけた日韓戦の大一番の真っ只中なのでレジに行ける訳がありません。しばし呼び出しを無視し、試合に集中します。しかしそれから約5分後、あろう事か28巻では日韓戦は終わらず、29巻に続いているのです。ここでやっと僕は店にある最終巻である28巻を最初に手に取ったことの過ちに気付いてしまったのです。僕はとりあえずレジに行って査定を頼んでいたものの査定額を聞きそのお金を受け取り、自宅に戻りました。部屋に戻るとそこには「すっきりした本棚」そして財布には「家を出るときにはなかったお金」頭の中には「さっきまでの日韓戦の続きを求めるサポーターこと私」最後に目についたパソコンこの完璧な要素が揃った上で起こることはそう「オトナ買い」以外には考えられないでしょう。かくして先日、我が家に「俺たちのフィールド　ワイド版　全18巻」が晴れて届いたのです。もちろん届いたその日に全巻読破しました。その日の総読書時間約7時間。気付けば深夜２時近かったですが、深夜とは思えない爽快感で就寝することができました。しかしやはりオトナ買いはたまにやるから良いのであって頻繁にやっているとただの浪費家です。これに味を占めず、僕は堅実に暮らしていくことを誓います。ここで誓っとかないと、自分が心配なので…。皆さんもオトナ買いはほどほどに。 KUMA

  2009年09月23日

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• ココロマチ

  初めて正式にお願いされた瞬間である。呑んでる時の約束なんてのは、口約束である‥そんな風に思っていた僕に「呑みの場の約束は絶対」という観念を教えてくれたのが、Ｄちゃん。高校からの親友であり、お笑い、芝居、歌‥表現活動でコンビを組んできた仲間。現在は地元釧路で教育者になっている。そのＤちゃんが、来年２月結婚する。９年来の彼女と。今回式場を決めに東京を訪れたＤちゃんと、新宿のどこか神社お祭りの恩恵を受けた露店で、白昼堂々２人乾杯した。おめでとう！ヨットにお願い、あるんだわ。何？友人代表の挨拶お願いしたいのさ。良いよ。有難う！断る筈はない。２０歳やその位の時、Ｄちゃんと呑んでた時に約束したから‥「結婚式には友人代表挨拶してや」って。有難く、引き受けさせて戴いた。余興以外で、結婚式でに参加するのは‥初めてでは無いが、挨拶など‥初めてである。１６歳の時、母校の中学校に「卒業生のお話」みたいな感じをしに呼ばれた事があった。全校生徒の前で‥タジタジになって、めちゃくちゃな緊張の中、もう何話したか覚えてないが‥何の身にもならない面白味もない話を３分くらい‥した様な‥とにかく忘れてしまいたい位恥ずかしい過去がある。しかし以来、人生を、芝居を経験し‥体験も言語も気持ちも増えた今、大切な親友の為の、親友と僕の為の、幸せなみんなの為はなむけのコトバが、どう湧いてきて‥どう伝えられるのか。僕のいろんな所が、熱くなる気がする。３０歳で結婚するＤちゃんが羨ましいし、なにより嬉しい。絶対後を追うぜ！と誓い、２月を心待ちにしている。‐みずのしま‐

  2009年09月22日

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• 告白

  行きつけの美容室があるのたが。「近いから」以外のさしたる理由もなくその美容室に通い続けて、もう二年は経つだろうか。三年かな？　まあとにかく長い間。そんなにも通っているのに、僕は一度も美容師を指名したことがない。そもそも「美容師を指名する」という字面が、僕にいかんともしがたい感情を与えるのだ。美容師さんの指名って、何だか、愛の告白みたいじゃないか。「好きです、髪切ってください」って言ってるみたいだ。そんな恥ずかしい事言えない。「噛み切ってください」の方がまだ言える。むしろそっちが良い。何言ってんだ。それに、一度指名してしまったら、他の人に切ってもらうのも何だか浮気みたいで気が引ける。そもそも美容師さんを指名するからには、その人の技術を買って指名するのだろうけれど、美容師さんの技術なんて、僕にはあんまり分からないのだ。例えば予想と違う感じになって、あんまり似合っていない髪型になっても、「これは僕のせいです。この髪型に似合わない顔ですいません」って思う。何と言うか、全面的に信頼している部分がある。整体師には体を任せるように、美容師さんには髪の毛の事を手放しで任せてしまう。でもきっと、美容師さんの間にも上手い下手はあるのだろうし（現に僕の通う美容室も美容師さんによってランク分けされている）、この人は襟足を梳く技術は超スゴイ！　けど刈り上げるのはてんで駄目、とか、この人は鋏を使うと必ず皮膚を傷付ける、けど褒め上手だから悪い気にはならない、とか、色々特性があるのだろう。きっと人は、自分にあった特性の美容師さんを指名するのだろう。「好きです、髪切って下さい」と。恋のように。愛のように。さて、ぐだぐだと愚痴とも思えぬ駄文を弄してきた僕ではあるが、実はここに至って、次も切ってもらいたいかな、と思った美容師さんが現れたのだ。何度か切ってもらった美容師さんなのだが、理由は超単純。僕は髪を切ってもらっている間は本を読むようにしている。（読書が好きだから、と、美容師さんと会話するのが苦手だから）その日僕は髪を切られながら考え事をしていて、ドサリと出していた本を１ページも読まなかった。すると何故か切り終わったときにその美容師さんが「ごめんなさい、本読めなくて」と謝ったのだ。……まあ、これだけなのだ。「何それ、意味分からない」と思った方、だが待って欲しい。恋の、愛の始まりって、そういうもんじゃないのか？いや、恋だの愛だのの話じゃないんだけど。さて、僕はその美容師さんを指名できるのだろうか。この続きは、僕の髪が伸びてから。吉田たくろうではないから、結婚もしない。

  2009年09月21日

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• 夜中カップやきそばをほうばりながら

  いやー久しぶりす。久しぶりにメールをもらうとどっきどきしますが皆様いかがお過ごしでしょう、ヤマダどす。「夢　に出てきてくれてありがとう　充実した日々を送っているようで良かったよ　ケラさんの舞台に出たとか言ってたけど　お誘いくれれば良かったのに　あと　『若と苦』　の話をもっと聞かせてくれよ　いや～夢に出てきてくれて有難う」とメールを貰ったら、どんな心境だろう。僕は良かれと思って…それについては後で記すとして以前、僕に夢報告してきて「いや～元気そうで　久しぶりに夢でも呑めて良かったわ　元気そうで安心したわ」的なメールを呑んでもいないのに貰った彼と久方振りに会って現実で飲み交わした。ヒッキーな野間氏まで現れてくれてうれしかった。野間なんかはカラオケで上も下もハモられて心地良さそうに歌っていた。久しぶりの野間の満面の笑みを見たような気がする。あの頃と変わってない。彼が変わっていようといまいと僕らが変わっていようといまいと友達だ変わりない。おもしろいもんだね、人生。おめでとう！！ヤマ

  2009年09月20日

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• 機種変更の話。

  先日、3年ぶりぐらいに携帯電話を新しいものにしました。僕はDOCOMOの携帯を使っているのですが、これまで使っていたものが９００シリーズの９０３モデル、９００シリーズは９０６まで出て終了し、今DOCOMOは新シリーズになっているので僕の携帯は結構長いこと使っていたことになります。もともと僕は携帯電話の機能として使っているのは電話機能、メール機能、カメラ機能ぐらいで特に新しい機能がほしいとかいう願望がないので使っている携帯電話に不具合が生じない限り新しいものをほしいとは思いません。メーカーによってボタンの配置も違ったり、操作性が悪かったりと、変えることのリスクのほうが大きく感じてしまうこともあって機種変更には抵抗があります。しかし使っていた携帯がしばしは知らないうちに電源が落ちてしまっていて、その頻度の間隔が日に日に狭まってきていたので、これはまずいと思い壊れる前に慌ててDOCOMOショップに駆け込みました。前述のとおり、機能にはあまりこだわりがないので僕が選ぶ基準としては値段とデザイン性ぐらいですが新シリーズになってからのDOCOMOの携帯はとにかく高い。出たての機種に関しては6万円は当たり前、ちょっと古くなったものでも5万円が相場と言った感じでどれも大きな差はありません。ではデザイン性はとどうかというと、不況でなかなか思い切ったことが出来ないのか、もともと保守的なデザインが多いDOCOMOなのですが更にそれに磨きがかかっていて、ほとんどが白、黒。あったとしてシルバー、ピンクぐらいで今までカラフルな携帯を使ってきた僕としては消去法でいくとほとんどのものが第1段階で消えてしまいます。しかし、背に腹が変えられる状況ではなかったのでとりあえずその中でも気に入ったものに機種変更してきました。ということで、今僕のメールを打つスピードは格段に落ちています。なので返信することすら億劫になって若干滞ってます。まだカメラは使ってもいないし、もちろん新しい機能なんて使ってもいません。もし僕にメールを送って、なかなか返事がこないと思ってもあまりカリカリせず、気長にお持ちください。そのうち慣れて返信スピードも速くなってくるでしょう。それまでしばしお待ちください。ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いします。KUMA

  2009年09月19日

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• 痛みと甘み

  天気の良く気分の良い日、久しぶりに散歩していたら、道端にイガイガの栗が落ちていた。その道端の隣、柵の向こう側‥「栗狩り５００円」という手書きの看板が栗の木にぶら下がっている。この木の栗か‥イガイガが割れ、中にたわわで、立派に実った美味しそうな栗が剥き出ていた。お、と、手で拾い上げ、痛っ‥と、ちょっと刺されたが、大きな栗一つを取り出した。んんー‥これ、持ってったらドロボーだろか‥でも辺りに、散々柵外にイガイガ栗々が落ちている。‥もしか、撒き餌かな？あ、御試食だな。そうだ‥きっとそうなんだ。もっと餌が欲しかったら、本格的に狩らせて貰えば良いのだ。そして義人は、栗を入手した！煮てやろうか焼いてやろうかまず石を焼いてそこで焼いてやろうか１つだけれど、この大きな一栗で甘い秋を堪能させて戴こう。んー‥いけない事なんだろか‥？-みずのしま-

  2009年09月18日

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• 

  正しい誤算

  1020円入れてコーヒーを買ったら、釣り銭が吐き出される音が「ガシャ、ガシャ」と裁断無く鳴って、九回目でようやく止まった。全部百円玉で出てきたかぁ、と釣り銭口からお釣りを掻き出すと、こ、これは。500円玉が一枚と、50円玉八枚。そのパターンがあったか……。しかし、自動販売機に百円玉無しの表示は出ていない。最近の煙草の自動販売機なんかは、カメラで人となりを判断するものもあるとか。この自販機、まさか私と知っての狼藉か。いやはや、まさか、それはない。ただ百円玉が無かっただけであろうし、それに、金銭であることに変わりなし、まさに等価値なのだ。そうなのではあるが、やはりどうしても、この「5」の氾濫。五円がない事が気に掛かるのだ。もとより、自動販売機には御縁の無い話であるのだが。幼少の頃、隣駅の塾に通うための駅構内で、８０円で二本買えるヤクルトが飲みたくて、財布の中の全財産ちょうどが８０円。勢い勇んで全部入れたが、７０円。５円玉二枚だけが、私の下方でちゃりんと鳴った、あの音が、今でも忘れられないのだ。

  2009年09月17日

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• 『ヤマダの夜歩き』競技　新記録達成！

  もはや、恒例ともなった、『ヤマダの夜歩き』だが、今回は今までの記録を更新したそうです。水島のブログを見てご存知の方もいらっしゃるでしょうが今回は『６駅　３時間』という記録。先日の１２日のヤマダのブログで『決して呑んでものまれるな』と書いてあった通り次の日、二日酔いおびただしいヤマダでしたが１３日には容赦なく『呑まずにはいられない会』が待っていました。そこはゲロっとしてても参加しなくてはならないのです。だって、主催はヤマダだから。体調悪しで、セボンコ（方言：腰が曲がっている体勢）なヤマダに対してみんな温かく、世の中には「迎え酒」という荒治療があるらしくえらく勧められましたがこんなにビール一杯に時間をかけたことはありません。だいたい３～５分で中ジョッキを空けてしまうヤマダが３０～５０分くらいかかりましたからね。しっかし、さすが「迎え酒」という言葉が存在するだけのことあってゲロっとしてたヤマダが次からケロッと呑み始めちゃうのですからね。困っちゃいますよね。席の隣に座った男も良くないのです。ボトルで頼んだ焼酎をどんどん注いでくるのです。しかも、それを平気に呑むんだわ、ヤマダが。結果。６駅寝過ごし降車。終電なし。酒の勢いにより歩き始める。歩いたことのない道迷いに迷って線路の上を「スタンドバイミーやでー」なんてウキウキして歩いて「後ろから電車がーっ！！」って想像して逃げ出したり、コンビニで道聞いたり、気づくと午前２時、酔いも冷め、肉体に疲労を感じはじめ歩き始めたことを後悔し始める。すると標識「○○まで　７ｋｍ」？ってことは大体、人の徒歩のスピードは４ｋｍ/hとされてる。じゃあと、二時間弱か！？午前４時到着！？こりゃ、歩みをゆるめたら、死。と思ってたら、標識が！！どのくらい進んだ！？って思ったら「○○まで　８ｋｍ」増えてんじゃん！！遠回りか？湾曲してんのか？この道？でも、お兄さんが教えてくれた道を信じて歩くと以前の『ヤマダの夜歩き』コースになっていた。ほんと、左手を車道に突き出し親指を上げやろうかと思う。しかし、行き先ボード？を掲げているわけでないから停まるわけないだろう。下手して、タクシーでも停まったら「あ、いや、あ、間違えました」なんて言えるか！？？あタクシーで帰ろうかな。けど、そんな身分じゃないしなーんてことを思っていると目の前に一台のタクシーが。運転手が降りてきて「乗っていくかい？お金？そんなのいいよ」なんてことは一言もなく「○○へはこの道で正しいの？」と「はい。」と、僕。結果、僕の足だけで三時間、止まったら、もう二度と動くことが出来ないと自分を奮い立たせ家に到着。途中、最寄の駅を通るとき時計の針は午前４時を指していた。向こうから何か長い棒状のものを持った人がやってきた。「お！駅員さんか？こんなに朝も早くからお仕事ご苦労さまです」なんて思ってすれ違うときそれは紛れもない酔っ払いサラリーマン。工事現場の三角コーンと三角コーンを繋いでるトラ柄のポールを手に千鳥足の酔っ払い。「あぁはなりたくない」と思うが僕も同じか。と。次の日、水島の前では廃人に。その次の日、休みをいいことに１６時間眠る。あぁ、身体大切にしなくては。。。。ヤマ

  2009年09月16日

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• CMの話。

  先日コカ・コーラの歴代のCMを集めたDVDの第2弾が発売されました。第1弾はコカ・コーラ発売当初の1962年から80年代までのCMを集めたもので、今回の第2弾は80年代から99年までのCMを集めたものでこの2枚のDVDで20世紀のコカ・コーラCMを網羅しているというものです。CMという商品を宣伝し、販売を促進するための媒体であるものを集めてDVDにして、それ自体が商品になるということはCMが只の広告というものでなく、1つの文化、芸術といっても良いぐらいのクオリティを持っているということで、同じ商品を何十年も通して色々な捕らえ方、切り取り方をしているこのCM集はある角度からの日本を写した歴史書にも成り得るのではないでしょうか。昨年亡くなった市川準監督の映画作品DVDーBOXも先日発売されたのですが、その中にも映画作品と並んで彼が手掛けたCM集も入っています。有名な「禁煙パイポ」のCMや「タンスにゴン」「ニッセンの『みてるだけ～』」などなどこちらも各年代を代表しそれぞれの世相を反映したCMが入っています。CMというのはその当時の流行や、有名人、人気者はもちろん経済状況や時には政治状況まで反映していてもしかすると日本の進んで来た道を振り返るときにとても良い材料なのかもしれません。ここのところのDVDやブルーレイの録画機器にはCMカット機能なる便利なものがついているものがありますがもし永久保存するつもりならば、なおさらCMはカットせず、後日そのCMと共にその当時のCMも楽しみながらタイムスリップ感を味わうのも一興かもしれません。今後も是非コカ・コーラ以外のCM集のDVDも発売されることを願いたいものです。僕個人的には資生堂さんや日立の企業CMやポカリスエット、POCKYのCM集を見てみたいです。 KUMA

  2009年09月15日

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• 大丈夫

  もはや恒例‥昨日「秋の北海道物産展」に行ってきた。勿論、やまのみず物産クラブのメンバー山田と。新宿小田急デパートの１１階催事場‥エレベーターが開くと途端に鼻腔を突き抜く、魚介や、スィートらの匂い‥人々の群々‥始まってる。てっきり、ＫＫＴの僕（勝手に 観光 大使の僕）を待っててくれてるものかと‥そんな筈は無いか‥９／１～１５の会期で、昨日１４日に行ったのだから。まぁ、２～３日は待ってくれてたとは、思う。明日の最終日を前にごった返しているかと思いきや、かの生ホニャララメルなど、列ばずとも買える状態。そこで僕達男２人、生ホニャララメルソフトクリームを食べる。「いやぁ、チチだなぁ‥」なんつって感嘆漏らしながら、濃い乳とホニャララメルのハーモニィに舌鼓舌鼓‥ポンポン鼓叩きながら、会場を見渡す。やはり、前回訪れた時より活気が薄い気がする。不況の影響だろか？お‥北海道離れか‥？と、山田が酷な事を‥違うモンっ！今だけダモンっ！台風の目なんだろうモンっ！！行列出来てる所は出来てるし‥その行列出来てる我が釧路のパン屋さんで、山田がメロンパンとカレーパンを買っていた。山田がパンを食べるのか‥あまり結び付かないなぁ‥愛妹への土産かな‥なんて思いながら、今回は早々撤退し（活気って大事だなぁ）安酒場へと‥。連日酒盛りに勤しみ、しかもその為、昨晩終電で地元駅を寝過ごし、深夜３時間かけ６駅分を歩いて帰った山田は「今日は俺いないものと思って呑んでや」とくたくたの表情で細々と話し、チビチビ呑んでいた。また今度にしようかと尋ねたが、「いや大丈夫‥。」と呑んでいるのだから、呑ん兵衛とは体内に幾つもの『非常用大丈夫』を持っている人なんだろなぁと思った。その後、こ１時間程カラオケで喉を自慢しあった。大丈夫みたいだ。ただ、帰りの電車、山田は完全に電池の切れかけた携帯電話の如く、くつんくつんになっている。勿論、携帯電話の電池は切れている。こんな状態だった山田が果たして、無事地元に着けたのか‥それだけが心配である。ムネ、大丈夫？この次は、北海道展も山田も元気だと、イイナァ～。‐みずのしま‐

  2009年09月14日

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• ノン・のんべえ

  ぼかぁー酒が飲めないわけで。でも実際は、飲めないわけでもなく、飲める酒もあるわけだから、正しくは酒を飲まないわけだ。そもそも、「飲めない」酒なんてものは、洗濯機みたいな固形だー、とか、飲んだら体中の穴が塞がる劇薬だー、とか、そんなでもない限り、「飲めない」ものは飲料としておかしいのであるから、「飲めない」のではなく、「飲んでも美味しいと思わない。むしろ不味い」が正しい。不味くて飲めないんじゃなく、不味いから飲まないのだ。主にビールや日本酒、ワインがそれに相当する。カシスなんとかとか、カンパリなんとかなら勿論飲める訳だが、酒飲みに言わせればあんなものはジュースみたいなものらしいから、ならば僕はジュースを飲む訳だ。酒席において酒を飲まない輩がいると、おそらく酒飲みからすれば「なんだこいつ空気読め。空気を読んでお酒を飲め」なんて、やや韻を踏みつつ罵倒する対象になるのだろう。しかし結局僕は酒席でも酒を飲まない。一年に一度飲めば良い方だ。理由は色々あるけれど、その一つは、酩酊して理性を失う自分を許せそうもないのである。また、「酒が飲めないなんて人生の半分を損している」と本当に言う人が昔居たが、「酒が人生の半分も占めてるなんて、なんと悲しい人生なのか」と本気で思った事がある。今でもちょっと思う。これは酒を飲む楽しさを知らない人間の言う台詞なので、どうかお酒好きの方は気を悪くしないで欲しいのだが。しかし同時に、「美味しく飲めたらさぞや楽しかろう」と思うこともあるのだ。乾杯、とやるそれがジンジャーエールやカルピスでは、様にならないと思うのだ。ただやはりどうしても、自分も他人も何も気にせず飲むなんて事だけは、出来ないだろうなあ。おそらくはこれからも色々と揺れながら、ノンアルコールをぐびぐびとやって、お茶を濁す、いや、酒を濁すのだろう。

  2009年09月13日

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• 酒

  人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。いや俺は何故。『決して呑んでものまれるな』いのちあってのものだね。久しぶりの再会楽しく上手に呑めないものかね、俺は。この前親友と「もう俺らもいい歳なんだっけ、大人の飲み方したいね」そう話していたけどやっぱり昨日も酒にのまれた。ノマノマぃえ。今日の久しぶりの再会。楽しく呑みたい。けど今は呑みたくないほど気持ち悪い。あぁ。ヤマ

  2009年09月12日

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• 映画の話。

  ここのところ、日本映画が洋画に比べ動員数を伸ばし続けています。したがって毎週のように新しい作品が封切られていますがその宣伝のためのテレビ出演が露骨過ぎて少々げんなりしています。まず、公演一週間前ぐらいからCMが大量に流されて製作や後援、スポンサーについているテレビ局での特があり封切り直前の金曜日にはその局の報道番組から情報バラエティー番組などを出演者がハシゴしてせいぜい5分程度の告知をして回る。といった流れが定番化しすぎてしまってどの作品も封切り前に観た気分になってしまって上映が始まった頃にはもうちょっと嫌気がさしてしまいます。以前、試写会を見た後の人々のコメントをコラージュしたCMがどうも好きになれないという事を書いたのですが、こういった宣伝の仕方は以前のハリウッド映画のそれとたいした差を感じないので、もしかしたらこの先の日本映画も今のハリウッド映画と同じく衰退の一途を辿ってしまうのではないだろうかと危惧してしまうのです。僕は基本的に日本映画が好きで、洋画と比べて８：２ぐらいの比率で見ていますので是非日本映画には繁栄を続けてほしいのですが、こういう宣伝によって作品の価値を下げてしまうことだけは避けてほしいと願う今日この頃です。 KUMA

  2009年09月11日

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• シェイシェイシェイ

  舞台「カナリヤ亡く夜」が無事、千秋楽を迎え、数日経った。有難うございました！毎度ながら来て戴けた皆々様には、感謝してもしきれない気持ちで一杯になる。ん‥「感謝しきれない」とはいかがだろか‥？いや、何度だって心からの御礼を言いたい気持ちはやまやまだけれど‥謙遜し過ぎも逆に失礼な話だ。そんなにヘコヘコしなくたって‥恩着されがましいよ‥と。頼まれたから、「来た」ていうのじゃ、全く味気無い。「来る事」と「感謝する事」は同じ位でありたい。つまりは、「来たからには」それ相当それ以上の芝居を提供しなきゃならないのだ。「逆に有難う！」と言って貰える事程、嬉しい事はない。いや、なにはともあれ‥本当に有難い限りなのでございます。さて、６月からずぅっと芝居の稽古だった為、「２００９年義人の夏」はいつの間にか過ぎ去っていた。虫の音も変わってしまった‥。いかん！！夏生まれが廃る！！！２００９年義人の夏を取り戻す活動が、始動である。まず、海か？！次、ＢＢＱか？！！更に、お祭りか‥どっかでやってねぃか？！！！ヤバイ、９月も中旬だ！残暑よ、もちょっと頑張って‥‐みずのしま‐

  2009年09月10日

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  とにもかくにも

  佃煮メスチソとヌルハチシャベルとスコップ麦茶ババアコンプレックス新潟角煮演劇論以上が、山田邸で行われたパーティーで上がった話題である。一体何を話していたのか、冷静になった今となってはまるで思い出せない。事の発端はこうであったらしい。「先日プレゼントした圧力鍋、どうせ使ってないんでしょ」横山真弓嬢からの圧力を受け、何とか「普段から使用している」という体を取り繕いたい山田は、「使ってますし、角煮作ってますし」と豪語。その証拠を見せるために、本日の「角煮パーティー」が催されたようだ。「角煮一品ってどうなんだ」と考えた山田は、『居酒屋のお通し』みたいに大量の佃煮をこしらえ、蛸と水菜のサラダを盛り付け、薄めの味噌汁と濃い目の炒め物を作り、野間にはコーヒーを、水島にはビールを、熊脇にはライフガードを、真弓嬢には赤ワインをそれぞれ用意し、更にはお菓子を買い込んで、冷凍庫では氷を大量に凍らせた。相当な気合が入っていた。それに引き換え野間なんかは、先日のブログにも書いたとおり「何かしらの理由で怒られるのかもしれない！」と本当に怯えていたので、次々と現れる料理に、ただただ感嘆の声を漏らすばかりだった。昔沖縄で、買ったばかりのTシャツに角煮の汁が飛んでからと言うもの、角煮が嫌いで嫌いで、すり潰して形が見えないようにしないと角煮を食べれらなかった野間が、山田の調理した角煮はぺろりと平らげた。味噌汁なんて、おわんを持っただけでもう美味いと分かった。真弓嬢も赤ワインをぺろりと舐め、角煮やその他もろもろの料理に舌鼓を打ち、それなりにご満悦であったご様子。「山田、圧力鍋を使っていない説」はデマであった、という事でおさまっただろうか。何にせよ、久しぶりに集まる機会を与えてくれた真弓嬢と、切欠を与える事となった「圧力鍋を使用していない風」だった山田には、満腔の感謝を持って「ありがとう」と言いたい。山田のサラダ、佃煮と真弓嬢のサブウェイポテト（残り物）真実の角煮

  2009年09月09日

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• 

  趣味

  これ僕の手これ僕のメガネとヘッドフォンこれ僕の財布これ今日の僕のメモ。そう、このメモをこそこそ書いた、スーパーで。だって、明日ウチでパーティーが催されるんだもの。パーティってほどでもないが僕が手料理を。だから、今日は明日使う食材をチェックしに４社のスーパーをはしごして、見て回った。ペンとメモ紙を手にして。ヘッドフォンにメガネ。脇には財布を抱えて調べて回った。店員の目が気になる。「あいつ、ウチの価格を調べてやがる！　どこのスーパーのやつだ！？」という視線を痛いほど感じながら４社見て回った。途中水島ヨシくんに電話すると「もう、５００円あげるからひとつのところにしたら」と言われた。先日も、本番前の彼の家に「トイレが我慢できなかった」という理由でお泊りさせてもらうことにした。そのときも、こころ広く僕を迎えてくれたヨシくんに「あー今日スーパーいくつもりだったんだ」と喚いた。「なんで？」と聞く彼に「今日ポイント５倍なんよ！　１００円で１ポイントつくんだけど今日は５倍だよ！　１０００円１０ポイントのところ１０００円で５０ポイントだよ！」とギャーギャーいう僕に「１ポイントいくらで使えるの？」と彼は優しくきく。「１ポイント１円で使える」を聞くや否や彼は「５００円やるからもうスーパー行きたいって言わないで」と吐いた。『良いものをお値打ち価格で』をモットーに山田はこれからもがんばってまいります。あー明日久しぶりにみんなに会えるのが楽しみでやんす。ヤマ

  2009年09月08日

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• 地震の話。

  ここのところ東京では頻繁に地震がおきています。震度も１や２だけでなく４などのときもあり結構な揺れです。先日、静岡で震度５強の地震がありましたが、東海地方では半世紀以上前から「東海地震」が起こるとずっと言われ続けてきていたのでもともと耐震を踏まえて建てられた建物が多かったようで幸い大きな被害はなかったようです。しかし東京はおそらく耐震のことは考えてつくってあるとは思うのですがそれにしても高いビルはあるわ、線路は縦横無尽に走ってるわで地震に強い街である気はしません。先日震度３の地震が起きたとき、仕事でビルの３階にある劇場の中にいたのですが、高さがあるだけにより揺れを感じ、エレベーター内に入っていた人が数人いたので慌てて外に出るように言いました。これがもっと高い階にいたり、動いているエレベーターの中にいたらなんて思うと、ちょっとぞっとしてしまいます。只でさえ、家の中にいるときの地震でも何をするでもなくせいぜいNHKを点けて震度を確認するぐらいしかしない僕が更に恐怖のオプションが付いた状況での地震ではきっと何も出来ずにおろおろしてしまうんだろうということが容易に想像できてしまいます。これだけ続けば、震度５以上の地震がきても不思議はないのですが、どうも人間は、というか僕は楽観主義なのかご都合主義なのか、自分にはそういう災害は降り注がないだろうとどこかで思っていたりする節もあります。そういう慢心が大災害を生んでしまうのかもしれませんが…。そんな中、この前一緒に仕事をした役者さんが、常に家に非常食や非常水を置いていて、家族で緊急時に落ち合う場所も決めてあるので何が起こっても大丈夫ですと言っているのを聞いて思いました。僕はポジティブだから、そういう準備をしないのではなくてネガティブだから、そういうことを気にし出したらキリがなく、夜も気になって眠れなくなってしまうのだ。その役者さんはポジティブだから、どんな状況になってもポジティブに生き抜く自信があるからそういう対策が平気でできるんだ。と勝手に脳内で納得してしまいました。だからと言って何も対策をしないことが正しいとは思わないし、その役者さんが偉いことに変わりはないのですが…。願わくば、どうか地震は震度３ぐらいを小分けに起こしてもらって大きいものは海のどこか深いところでひっそりと起きていただきたい。ほんと、お願いします。地球さん。 KUMA

  2009年09月07日

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• ただいま

  ただ今、１：４０である。隣に山田が居る。寝れない‥明日は、客演芝居の楽日である。明日来てくれるお客様には最高級の芝居を楽しんで戴きたい。隣に山田が居る。寝れない‥。‐みずのしま‐

  2009年09月06日

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• 

  交差する線

  電車に乗っていた時のこと。扉の横を陣取ったおばあさんが、何やら小さく切り取られた紙を取り出した。クロスワードだ。私はおばあさんのすぐ後ろに立っていたので、そのクロスワードの問題までよく見えた。おばあさんは早速１番の問題から取り掛かった。『タテのかぎ』１：朝の反対なるほど。まずは軽くジャブと言った、問題製作者の顔が浮かぶ。おばあさんは可愛らしい文字で、１番の数字が振られた左上のマスから「ゆ う が た」と横に並べた。それはタテのかぎだよ！ヨコじゃないよ！頭の中の問題製作者も慌てている。心の中で叫んだ。おばあさんは一向に気が付かない様子で、２番目の問題に取り掛かっていく。こういうとき「それはタテのかぎですよ」って言っていいのだろうか。いや、後ろから自分の回答を眺められていたら、気持ち悪がるだろう。私は「タテのかぎ、タテのかぎ」とおばあさんに念を送った。問題製作者も手を合わせて祈っている。私の念が届いた漢字ではなかったが、他の問題に取り掛かっていたおばあさんは自分の間違いに気付き、１番から下にも「ゆうがた」と書いた。ああ、よかった。ほっと胸を撫で下ろして、私と問題製作者は電車を降りることが出来た。閑話休題。「山田邸でパーティーがあるので、来てください」と、親交の深い横山真弓女史からメールが来た。ややもすれば普通のメールだが、絶世の性格の悪さと面倒くささの極北に位置する僕は、このメールにもあれこれと考え事を巡す。お誘いを断る事に定評のある野間に愛想をつかしたのではないか。これはもしや、真弓女史のお情けなのではないか。別にそんな深い意味は全くないのか。思考の交差。我ながら超面倒くさい男だ。いっその事メンドク斎となって、「メンドク斎流 面倒くさい思考術」という道場でも開けばいい。頭の中の問題製作者に回答を求めたが、「ゆうがた」としか言わない。役に立たない奴だ。一つのメールから深みに嵌る、これぞ「メンドク斎流 面倒くさい思考術」！弟子求む。パーティー、行っていいのかな？『夕闇に浮かぶ京北線と志木線の交差』

  2009年09月05日

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• 人のいうこと

  「やま、最近丸くなった？」と、唐突に言われた。そう言われれば、最近『越後が生んだ白豚』の再来のようなそうでないような。体重で言えば１キロくらいしか変わってないんだが人様に気づかれるとは…。油断はでけませんぞ。でも、その人は何故僕にそんなことを告げたのだろう。その人は「まぁ、俺には言われたくないだろうけど」と言いながら、自分のメタボリック気味のお腹を摩りながら言った。これは、「警告」だったのか「やまぁ～ぅっぷ　油断してると、こぉおなるどぉおー　ごっつあん。」ということか？そう受けとらえると、いいけど、とらえ方によっては、不愉快になる。でも、僕が、良かれと思って「髪切った？かわいいじゃん」とか「いい香り。いつもと香水違う？」とかは「彼は気づいてくれなかったけど　何でよりによってコイツに気づかれんだよ！」とか「消えてしまった彼を思い出してしまうから　あの香水つけるのやめた　ことを思い出してしまった　あぁ、なんでコイツに思い出させられなきゃいけないんだよ！」「腹立つ」と何かの地雷だったりするかもしれない。すべては、とらえかたしだいだ。ヤマ

  2009年09月04日

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  郷土愛の話。

  今日は阿佐ヶ谷に水島氏が出演する舞台を見に行きました。もしかしたらやまのみずの山か野か見に来てるかななんて思いながら劇場に入ったのですが、二人の姿はなく今日が初日の舞台なので計らずして僕がメンバーで一番に今回の舞台を見ることとなりました。ゆえに今日は詳しくは書きませんが、先月の舞台とはまた違った感じで駆け回っている水島氏を見ることができました。そんな彼に何か差し入れを買っていこうと劇場の阿佐ヶ谷の商店街をぶらぶら探しているとある一軒のおもちゃ屋を発見。そこは昔ながらのおもちゃ屋で、プラモデルやエアガン、バットやボール、お人形などが狭い店内に張り巡らされていて僕が行ったときにはおばちゃんとおばあちゃんの狭間ぐらいの方が一人店番をしていました。やってくる子供に「いっつもおねえちゃんと来るね」とか「弟は何年生なの？」などの問いかけをし、それに子供も気がねなく答えていたので、おそらくここらでは知られた人なんだろうななどと思いながら水島にぴったりの差し入れがあったのでおばちゃんおばあちゃんに頼み、ラッピングもしてもらって劇場に向かいました。その差し入れがこれ。日本地図パズルです。豪華４枚組みのパズルの決め手は彼の郷土愛。つまりは４枚組みの一番上にパッケージングされていた大きな北海道の地図パズルを見て、これは彼に喜んでもらえて、誰とも被ることはないだろうと即決したのでした。きっと彼は今夜、これを眺めながら、初日を終えた安堵感を噛み締めることでしょう。そして枕元に置いて朝を迎えることでしょう。もしかすると早速自分の実家辺りに印を付けるているかもしれません。ともかくこれを見て少しでも彼の疲れを取ることはないにせよ見ている間ほどは忘れることが出来れば上出来だななどと考えて勝手にご満悦な夜なのでした。 ＫＵＭＡ

  2009年09月03日

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• 初日！

  いよいよ「カナリヤ亡く夜」が、本番を迎える。劇場で２日間仕込んでいる間中、ずっと、「あぁ‥この広さ、パンプルムスみたいだなぁ‥」と、思い返していた。「パンプルムス」というのは、やまのみずの第１杯目公演『さじは投げられた』を上演した記念すべき新宿の劇場である。２００５年１２月、芝居では到底得られないだろう‥たくさんの笑い声を戴いて、この「やまのみず」の活動は間違っていないんだ‥と初めて実感出来た１杯目「さじは投げられた」。その「やまのみず」ならではのスタイルを上手～く絶妙に抱え、生み出してくれた劇場だった、のに‥１杯目を終えて暫くしたら閉館してしまった。残念だった‥が、やまのみずは新たに劇場新宿バイタスにてスタイルを模索し‥東京ビッグサイト・宇田川カフェにて奮闘し、結婚式にて変革してきた。これから、どう成っていくか、手前みそながら楽しみであるのです。今回の客演で、久しぶりの小劇場が濃密で面白い空間だなと再確認しました。またこういう劇場で、面白い「やまのみず」やりたいものです！とにかく今は、今日の初日頑張ります！劇団ナイスコンプレックス公演『カナリヤ亡く夜（再演）』作 キムラ真演出 藤田慶輔○日時９月３日（木）１９時 ４日（金）１９時 ５日（土）１４時・１９時 ６日（日）１４時・１９時 ７日（祝・月）１３時☆・１８時○チケット代平日昼割引☆ ２３００円（９／７・１３時の回）前売 ２８００円当日 ３０００円○場所阿佐ヶ谷アルシェ東京都杉並区阿佐谷南1‐36‐15 レオビルB1（JR中央線 「阿佐ヶ谷駅」徒歩4分／地下鉄丸の内線 「南阿佐ヶ谷駅」徒歩６分）ナイスコンプレックスＨＰ（携帯）http://www.naikon.jp/mobile/next_m.html（パソコン）http://www.naikon.jp/next.html疾走感と人間ドラマに定評のある劇団の、旗揚げ作品・再演に再び呼んで戴きました。この作品は「少年犯罪」がテーマでして、決して愉快な話ではありません。ですが、あってはいけないけれど、有り得てしまう‥そんな不遇の事態に関係してしまった人間達の、痛みと温かみを描いた作品です。是非、３０歳水島義人の輝き、観にいらして下さいませ！‐みずのしま‐

  2009年09月02日

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• のうみそこねこね

  知り合いの女性の妹さんと戦った。そして負けた。負けたのである。大会一回戦突破、二回戦辞退のこの僕が、だ。確かに、前評判でその妹さんは強いという噂は耳にしていたのだ。友人曰く「神」と称されていた。だが、僕より一回りも年下の若い女の子だ。実践から身を引いていたとはいえ、大会一回戦突破、二回戦辞退の僕。大会の名前ははっきりと覚えていないが、東京ビッグサイトで行われたのだから、それはもちろん公式のぷよぷよ大会であろう。そう、これは「ぷよぷよ」の話だ。あの当時の実力だったならば、僕は二回戦もそこそこ戦えたのではないかと思っている。一回戦は余裕だったのだ。なぜ二回戦辞退なのかと言えば、一回戦は会場端に何台もブラウン管を並べての、小さな試合の連続だったのだが、二回戦からは会場中央に設置された巨大なモニターを使用するらしいとの事だった。僕はそれがどうにも恥ずかしかった。何を臆しているのか、と今では思うが、いわゆるシャイだったのだ。共に出場した二人の友人が一回戦で敗退していた事実も拍車をかけ、僕は誰に告げるでもなく会場を後にした。無論、当時の僕は友人達の中でも群を抜いていたし、先に書いたように、一回戦は驚くくらい余裕で勝ち抜いていたのだ。二回戦もそこそこ戦えたと言うのも、過言でない事は分かってもらえるだろう。当時の力は発揮できるはずも無いが、それでも相手は、こう言っては何だけれど小娘一人。死角は無い。目を瞑れば、僕の先手必勝の五連鎖で悔しい涙を浮かべる妹さんの顔が目に浮かぶ。そして数分後。涙目になっていたのは勿論この僕だった。ストレートで二戦とも負けた。始まった瞬間、僕はすでに彼女の強さを感じとっていた。この感覚は、幾らか「ぷよぷよ道」を歩まなければ分からないだろう。おそらく彼女も僕の力を察していたのではないかと思う。互いが互いの命を奪える力量を持っているという事に。妹さんの冷酷無比な連鎖に、僕は成すすべも無く、ただおじゃまぷよが重なっていく様を見届けた。やがて積み上がったぷよ達は地面に吸い込まれ、「まけ」とかわいく大きな文字が画面に躍る。僕の敗因は、ぷよぷよを怠けていた事と、若い女の子だと思って侮っていた事。それはつまり、今回の自民党の敗戦にも繋がることなのだが、それはまた別の機会に述べることにしよう。台風の接近で吹きすさぶ雨風を受け家に戻った私は、wiiのバーチャルコンソールで「ぷよぷよ通」を購入した。中学生時代は何回も１コインクリアをしたのだ。結果は、数回のコンティニューで何とかクリア。錆付いている。僕は再びこの刃を研がなければならないと、九月の青空に誓ったのだった。

  2009年09月01日

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• 夏の終わり

  「急がなきゃ、急がなきゃ、夏が終わっちゃうよー」僕は急かされる様に、家を出た、半そで半ズボンで。今日は、８月３１日。２００９年の８月３１日。もう二度と来ない今年の夏、今日。僕は、２００９年の夏を取り戻したくてハーフパンツそして、夏とばかりにアロハシャツで家を出た雨の中、台風迫るこの日に。さすがに寒かった、今日の気候。そして待ちゆく人の目線も寒かった。長袖はもちっろんウインドブレーカーを着ている人まで。あーさむ。でも、今年の夏はまだ終わって欲しくない。あぁ、２００９年夏は、何をしたかなぁ。あ僕、こっち（東京）に出てきて１０年が経つのだけど未だ東京の花火に行ったことがない。なんか、タイミングが合わなかったっというかそういうムードにならなかったというか。でも、今年！２００９年はある人と「花火いこうよー　浴衣着て　手なんか繋いで」って盛り上がって花火間近になって「○○花火どうする？」ってメールしてみると「行く予定はないけど」「え？話したっけ」と、出足鼻挫かれ払い。があったりある人から「□□花火付き合ってくれない？」って誘われたからその日空けていると「ごめーん、誘っといてなんだけど、行けなくなっちゃったー　ごめーん、もしかして予定空けててくれたー？」と。と。東京の友達と「じゃぁ、花火しよっか？　線香花火でもやって感慨深く夏をしめよう」と言って外に出てコンビニを５件花火はどこにも売っていなかったり新潟で友達の子どもを喜ばせるために打ち上げ花火を盛大にあげると遠くの民家から歓声が上がるが肝心の友達の子からは泣き声が。でも、地元では家族で祭りに行きナイヤガラをみたりよかった、良かった。花火、ばかりではないが、花火は、あんなにも盛大なのにすぐに消えてしまう。そうだからあんなに人を魅了してしまうのだるう。最近、花火にも空にも山にも海にも感銘を受ける。それを「絵とか写真に切り取りたいんだよ」って友達に話すと「お前いつから、心に残るものをカタチに残そうとするようになったんだ」といわれた。いい空気いい景色いい瞬間それらが僕を輝かせてくれる。ずっと大切にしたいね昨日も今日も明日も。ヤマ

  2009年08月31日

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• 誠治の話。

  「乱」「審判」などとおどろおどろしい文字が飛び交う今夜、日本の政治が大きく変わる日だあったことにおそらく間違いではなかったようです。もちろん今夜行われた衆議院選挙のことですが、思った以上の野党民主党の圧勝。自民党は前代未聞の大惨敗を喫してしまいました。現役閣僚でさえも落選してしまうほどの大変革。政権交代ですから、首相はもちろん交代、閣僚も総入れ替え、比喩的な表現ではなくリセットされたと言って過言でないでしょう。リセットと聞くと何だか耳触りはいいですが、政治においてはゼロからのスタートというのは少し、いやかなり不安を孕んでいるように感じます。もちろん明日からも生活は今までどおり続き、今日まで言われていた問題、例えば「新型インフルエンザ」や「消えた年金」「インド洋の給油」なども引き続き居座っています。それを議論し、決断をする母体が全く変わる訳ですから、たった一日の出来事ではありますが、これは日本にとって大きな大きな一日であるのです。とはいえ、それを望み、選んだのは他ならぬ国民なのですから明日からの日本がどのように進んでいくのか、どういった決断をし、どういった変化をしていくのかを責任を持って見届けていかなくてはいけません。この選挙制度が続く限り、民主党も１つのミスで一気に政権から引き摺り下ろされかねないという危機感で、自民党は只の野党に成り下がらず、いつ与党に戻っても良いような準備をもってこれから始まる新しい政治に臨んでほしいと思います。僕も小さいながらも貴重な１票を投じた者として襟を正して明日からを過ごしていきたいと思います。 ＫＵＭＡ

  2009年08月30日

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• 

  ヤモな夜

  見えますか‥？ここですよ‥いや、いませんよ‥ワタシハ‥（静）と、床に紛れてます。昨日、稽古から帰宅し、玄関の電気を点けたら、サササーッとね‥一瞬、ＧＯＫＩかと思いＧＩＫＵっとしましたが‥やもさん、でしたね。いや、それは、それでビックリです。瞳つぶらで、なんともカワイイんですが‥手で掴める程の度胸が無く、モタモタしてたら、食器棚の奥深くへ‥いやあ、どうしましょ‥「家守」ともいいますし、ヤモリ住む家は縁起が良いらしいですが、家の中に同居となると、縁起踏んでしまいそうです。うまく天井裏に登って、見守っていてくれると良いのですがね‥。芝居の本番前に珍事ながら‥ゲンが良い。なんとなく気分の良い‥初秋の夜、であ～る。-みずのしま-

  2009年08月29日

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• カテゴライズム

  僕は鉄塔が好きですが、世の中に鉄塔好きはそれほどいませんね。鉄塔が好きな人たちのコミュニティーを見つけましたが、「鋼材は等辺山形鋼以外は認めない」「僕はＶ吊りが好き」「私は送電鉄塔よりも電波塔派」などと、細部で噛み合いません。それでも一人だけ、鉄塔の趣味が合う人がいましたが、普段聴く音楽も、好きな映画のジャンルも、１日に食べる食事の回数も違います。「鉄塔好き」というカテゴリーで括られる僕らですが、重なる部分は一点だけだったりするもんなんです。カテゴライズム。悪い事ばっかりじゃ、ないですけどね。

  2009年08月28日

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• 『誰が置いたんだよ。』の話

  前回は、第91回全国高校野球選手権大会決勝戦に新潟県代表　日本文理高等学校が勝ち進んだため、『誰が置いたんだよ』を変更して、お届けしましたが、いやー日本文理、すごい！すごかった！決勝戦当日、テレビの観れる環境にはいなかったので時計の針が午後１時を指すと僕の頭に「あーーーーーーーーーーーー　あーーーーーーーーーーーーーーーーー」とサイレンがこだましました。グラウンドに立ち打者をにらみ付け腰低く守る。あの頃の自分にダブらせて手に汗握る。一時間が経ち試合の行方が気になり母親にメールをしてみた。「６回の裏２：２　どちらもすごい　優勝して欲しいね」と返信が来た。緊迫した試合が目に浮かぶ。後攻はどちらかと聞くと「中京」と来るや否や「裏満塁　１アウト　ピンチ」わーここを乗り越えればと思うや否や「２アウト」おーあとアウトひとつと思うと「２点入れられた」なにー？「６点また入りました」とあとアウトひとつからこんなにも大量点。それからも母親は僕にメールを送ってくれ日本文理もなんとか反撃しますが８回の裏にも得点を許し１０：４「最後９回６点返せなければ終わり」と。僕は、思いました。僕がメールで母親に聞くまで緊迫した試合が一転ワンサイドゲーム。痛烈に責任を感じます。僕中心に世界が回っているとは思いませんがあの時、途中結果を聞かず辛抱して結果を待っていたら…結果は違ったんじゃないか…この大量点は、僕の所為ではないか…と、自分を責め、何かしなきゃと思い「ありがとう　俺には結果だけでいいから　ゆっくり見て祈って」と母親に送って静かに結果を待つことに。それから何分が経ったのだろう。もう終わった時刻か隣にいた知人も結果が気になり、ワンセグを取り出し付けてくれた。するとまだ試合途中しかもツーアウト１．３塁１０：６追い上げている。まだあきらめちゃいない。『野球はツーアウトから』とよく言うが、信じられない。ネクストバッターズサークルには日本文理エースの伊藤選手。彼は今どんな心境でいるのだろう。「来い！俺に回せ！打ってやる！」と思っているのだろうか僕ならあ、僕の心境はいいですねでも、強気でいけるものなのかそれとも、無心でいるのかでも、今のバッターがアウトになれば試合終了なのだ。すると変わったばかりのピッチャー力が入ったかファーボールを出してしまう。夏の甲子園決勝戦９回の裏１０：６ツーアウト満塁で日本文理エースの伊藤選手に打順が回る。一発出れば同点。しかし、アウトになればそこで試合終了。中京のピッチャーファーボールのあと制球乱れてノーストライクツーボールここは、一球待つが、セオリーなのかと思った瞬間伊藤選手は低めストレートを迷いなく打ち返した。二塁ランナーも三塁を回り生還。二点タイムリー。続く代打の石塚選手一球目から迷いなく外角高めの変化球をたたきつけた打球は三遊間を抜けタイムリーヒット。１０：９信じられない。あんだけの点差があったら気持ちが折れ戦えないだろう。しかし、彼らは違った。ツーアウトを取られてもあきらめずあきらめず戦っている。まだ終わっちゃいない。しびれた。ドラマだ。次の打者は女房役のキャッチャー若林選手ツーアウト１・３塁ヒット一本で同点だ！しかし、アウトひとつで一球目ボールのあと二球目高めのストレートを思いっきり引っ張った。サード正面。スリーアウト。試合終了。結果日本文理の怒涛の追い上げ届かず１０：９中京大中京高校が夏を制した。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーー「粘って５点返して　後　一歩及ばず　負けました　最後まで　ひるまず　立派でした」ヤマ

  2009年08月27日

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• 深夜の話。

  東京に出てきてから約１０年。こちらに来て長崎と変わったことは数有りますが、変わったことランキングでもかなり上位に入ってくるのが夜の時間の使い方です。長崎の深夜といえば夜１１時頃から始まります。１１時頃にはもう終バスがなくなり、辺りは静まり、テレビも午前１時頃には終了します。それに伴い、長崎にいた頃の深夜の楽しみといえば主には本を読むか、ラジオを聴くか、そういったことでした。しかしこちらに来てからは終電が最寄り駅に着くのは深夜１時過ぎ。テレビは朝までエンドレスで放送しており、街もコンビニの明かりが煌々と光っており静かとは言えません。それゆえ長崎で３時と言えば、午後三時のことだと当たり前のように変換していたのが、東京だと一概に午後３時だとは言いがたく、午前３時の可能性も否定できないぐらい深夜まで生活時間になってしまっている気がします。なのでこちらでは２５時、２７時といった２４時間刻みでの表現をすることが多くなりました。現に仕事でも２５時撤収や２９時終了予定などの表記を目にすることも少なくありません。しかし長崎と比べ東京は夜が短く、すぐに空が白んできてしまい深夜としての内容は溢れるほどあるのに時間が全く足りてない感じがしてどうも勿体無く感じてしまいます。逆に長崎の夜は長く、上京前にはよく「もっとこの時間を有効に使えないものか」と考えていたものです。今では長崎も以前ほど早くテレビも終わらず、コンビニの数も増えて、僕がいた頃とは変化してきているでしょうが果たして今の長崎の若者は２７時などという表現をしているのでしょうか？そうであってほしいような、ほしくないような、そんなことを考える東京の２５時過ぎブログを書く僕なのでした。 ＫＵＭＡ

  2009年08月26日

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• 第二の弾！

  なんか気になって撮影した。北参道付近を歩いていたら、見付けた「ガソリンスタンド」‥と、そこに併設された感じで佇むプレハブな「アロエと馬油」を扱うお店。ガソリン‥と馬油‥なんか、似てるなぁ‥。実際、何の関連もないけれど‥ニュアンスが。まぁ「車」が、「馬」としたらね‥そのオイルって事で‥何か、伝わりますか、この模糊とした感じ？あ、そういえば４年程前、実家の母から貰った「馬油」をお肌に良いからと毎日塗っていたものだ。あ、そういえば幼少の頃、実家で「アロエ」を育てていて、火傷をしては‥怪我をしては、アロエの葉（？）をもぎ、葉液を傷に塗っていたものだ。これだ。そうだ、「アロエ」と「馬油」には、何かしら実家の愛を感じるのだ。気にしちゃうさ、そりゃ。という事で、秋の虫の音色付き始めてる昨今ですが、やまのみず水島義人は熱を帯びてきてます。２００９年、舞台復帰第二弾の本番が来週に迫り、火に油を注ぐ様に‥馬に油を注ぐ様に‥励んでおります。７月横浜さんの芝居とは全く違う人間ドラマです。どうか、観に来て下さい。劇団ナイスコンプレックス公演『カナリヤ亡く夜（再演）』作 キムラ真演出 藤田慶輔○日時９月３日（木）１９時 ４日（金）１９時 ５日（土）１４時・１９時 ６日（日）１４時・１９時 ７日（祝・月）１３時☆・１８時○チケット代平日昼割引☆ ２３００円（９／７・１３時の回）前売 ２８００円当日 ３０００円○場所阿佐ヶ谷アルシェ東京都杉並区阿佐谷南1‐36‐15 レオビルB1（JR中央線 「阿佐ヶ谷駅」徒歩4分／地下鉄丸の内線 「南阿佐ヶ谷駅」徒歩６分）ナイスコンプレックスＨＰ（携帯）http://www.naikon.jp/mobile/next_m.html（パソコン）http://www.naikon.jp/next.html疾走感と人間ドラマに定評のある劇団の、旗揚げ作品・再演に再び呼んで戴きました。この作品は「少年犯罪」がテーマでして、決して愉快な話ではありません。ですが、あってはいけないけれど、有り得てしまう‥そんな不遇の事態に関係してしまった人間達の、痛みと温かみを描いた作品です。今作品は２年前、年甲斐もなく２７歳の僕が高校生をやった芝居の再演なのですが‥演出も台本もキャストも一新され‥何故か、僕も役が変わりました。今回僕は、ビタミン的な役割を担っているのですが、人としての心の模様と温度を感じさせられたらと思います。遂に三十路を迎え、故に脂も加味され、更に果敢になった僕と、更に深い人間ドラマに仕上がった舞台を観にいらして下さい！‐みずのしま‐

  2009年08月25日

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  ある夏の鉄塔

  年季の入った原動機付自転車が、どどた、どた、と不規則な呼吸をして、夏の大通りや午後の小径を通り抜けていきます。俄雨があがると、夏の日差しはいよいよ活気付き、細いアスファルトの道の先には逃げ水が、ぼんやりとこちらを伺っているようです。住宅地の間に小さく切り取られた田圃の先に、京北線94号鉄塔が堂々と屹立しています。私は原動機付自転車を路肩に停めて、ぼんやりとその鉄塔を眺めました。俄雨の上がった空には、灰色の鋼管が良く映えます。料理長の帽子のような鉄塔の頭頂部辺りを、小さな鳥が飛んでいきました。額の汗が目に流れ、私は思わず顔を落としました。すると、私と鉄塔の間くらいに、木々に囲まれた小さな赤い建物があることに気が付きました。――なんだろう。不思議に思った私は、原動機付自転車の鍵を抜くと、その小さな建物へ近づいてみました。鉄塔とその建物の間には小さな公園と駐車場があります。私と建物の間には緑色の田圃が広がっているので、その赤い建物と木々は、取り残された島のように孤立していました。申し訳程度に残された木々に囲われていたのは、小さなお社でした。屈まなければ潜れないけれど、立派な鳥居も立っています。お社の前には二匹の、これまた小さな狛狐。祀られてから随分と時を経ているようで、狛狐は痩せています。けれど、社の方は最近塗り替えられたのか、綺麗な赤色に染まっています。狛犬や灯篭の灰色、木々の薄茶色の中で、その赤色は怪しく光っているようでした。蝉がわんわんと鳴いています。けれど社の周りはどこか静謐で、怖いくらいでした。私は社に深々と頭を下げ、距離を取り、一息つくと、鉄塔とその社に囲まれた木々とを一枚の写真に収めようとしました。夢中で写真を撮っていると、遠くからとぼとぼと、一人の老婆が近づいてきました。白と黒の混ざった小さな犬を連れています。どちらかと言えば、連れられていると言った方が的確でしょうか。老婆はにこにこと笑いながら、私に話しかけてきました。「写真撮ってるの？」――あ、はい。良いなあと思って。「そうかいそうかい」私から声を掛けることは絶対にありませんが、折角こうして機会を与えてくれたので、私は聞いてみる事にしました。――このお稲荷様は、昔からあるんですか？「そうねえ。三年くらい（おそらく昭和三年）からあるかね。　この辺りは、区画整理とかで、今は道になっちゃってるけど」――じゃあ、今はお社の周りだけの木が、ここ辺りにも生えていたんですか？「ああそう」――あの鉄塔は昔からあったわけじゃないですよね？「あれはなあ、あれもやっぱり三年くらいからあるんじゃないかな。　あの鉄塔は東久留米の方から続いてんだよ。知ってる？　東京の。　ほら、あそこに秋ヶ瀬橋ってあるでしょ。あれが三年くらいに出来たの。　それと同じくらいから立ってる筈だよ」――ハアー。古いんですねえ。わざわざどうもありがとうございます。話も一区切り付きそうだったので、別れの意味も込めて私は頭を下げました。「いやいや、ありがとうね」老婆は何故か私に礼を言うと、犬に押されるようにして、田圃の横をとぼとぼと歩いていくのでした。私は悪いと思いながらも、老婆の事を忘れたくなかったので、その後姿を写真に収めずにはいられませんでした。再び鉄塔と社に目を向けました。鉄塔の向こうには薄茶色の大きなマンションが建っています。今からおよそ八十年前、この辺りはどんな景色だったのでしょう。自分の立っている場所が、私が生まれるよりもずっと以前からあるのは当たり前ですが、その時の私にはそれがとても不思議に思えたのです。後で調べたところによると、鉄塔京北線の歴史は古く、昭和五年に建てられたようです。ただ、その姿を今も残している鉄塔は少なく、殆どが建て替えられているようです。この94号鉄塔は昭和61年に建て替えられたようです。老婆の言っていたことは、殆ど間違っていなかったのです。私はそんな事にも少し感動してしまいました。あの老婆はどうして私に「ありがとう」と言ったのでしょう。自分の住んでいる場所を、私が好きだと言ったから？私が老婆の話を感心しながら聞いたから？あの老婆が赤く小さな社の主だったから、と言うのは、些か幻想的過ぎるでしょうか。あの鉄塔と社が、いつまでもあれば良いなと、誰に忘れられる事無くあれば良いなと、今はそればかり思うのでした。

  2009年08月24日

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• 誰が置いたんだよ！

  ２～３日家を空けていた妹が帰って来るなり、テーブルの上にあるIKEAのカタログを指して言った。「兄ちゃんIKEA行ったん？」そう言われた僕は驚いて言い返した。「おめーが行って貰ってきたんじゃねんだ？」すると妹は「え？アタシ貰ってないけど、兄ちゃんじゃねん？」「俺じゃねいや」ーーー―－－ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーブログの途中ではありますがここで、臨時ニュースをお伝えします。23日甲子園球場にて行われた第91回全国高校野球選手権大会準決勝において新潟県代表日本文理高等学校が岐阜県代表県立岐阜商業高等学校を２－１で破り新潟県として初の甲子園決勝戦に駒を進めることになりました。この知らせは、僕に鳥肌を立てさせた。この知らせをくれたのは、時折書き込みをしてくれるしょうへいへいさんからだった。彼とは高校時代、共に白球を追いかけ苦楽を共にしたかけがえのない親友だ。「文理やべー　決勝行っちゃうか！？」のメールに僕は続報を頼んだ。「あと２人！」「あと１人！」僕の鼓動は高まった。同じ新潟県民が戦っている僕にはなしえなかった甲子園の舞台で新潟人未到の決勝への切符を手にしようとしている。新潟県野球といえば毎年一回戦ボーイだった。それは、雪国の土地柄冬はグランドにおいての実戦練習が出来ないため全国レベルではないとされていた。でも日本文理のみんなが全国の頂上決戦までのぼり詰めた。雪国だからそんなのは、ただの言い訳なんだ。僕は、思った。「誰だってスターになれる。　あきらめたり、投げ出したら　そこで終わるだけだ。」新潟県代表日本文理高校野球部に教えられた。母が言った。「一方が勝てば　一方が負けるんだね。」日本文理の監督が言った。「結果を恐れるな。　結果がだめでもしょうがないじゃないか　思いっきりいったんだから。」野球をやっていたにもかかわらず甲子園にあまり関心がなかった僕だが今年は、とてもこころに来ることがおおい。それは、同じ新潟県民ががんばっているからか、でも、同じと言っても顔を知っているわけでもなけりゃ母校でもない。でも自分のことのように心震わせ一喜一憂する。この魂。日本代表を応援するような。とにかく新潟県の高校野球が決勝に進むなんて考えられなかったのです。うれしいのです。鳥肌ものなのです。僕としょうへいへいさんのやりとり「日本文理と戦ったことあったっけ」「ないよ」「文理って強かったっけ？」「どうだろ　文理は昔から強気」「戦ってないのになんで強気ってわかんの？」「私はなんでも知っている」きっといま新潟は盛り上がっている。さぁあした、どうなるか「一方が勝てば　一方が負けるんだね。」だ。さぁ、思い切っていこう。しまっていこーぜぇ！！！ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「誰が置いたんだよ！」の時間でしたが、臨時ニュースをお伝えしました。「誰が置いたんだよ！」は、後日あっぷいたします。では、明日からまたがんばっていきましょう。ヤマ　

  2009年08月23日

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  ローソンの話。

  最近、仕事場の隣にある１００円ローソンによく行きます。ローソンが展開している１００円ショップ的コンビニですが、普通のローソンで定価で売っているものも１００円で売っているので、買うほうとしてはお得感があります。しかし逆にそれに慣れてしまうと、地元に戻ってきて普通のローソンに入ったときどうも損をしている気にもなります。おそらく普通のローソンに比べると１００円ローソンの数のほうが圧倒的に少ないでしょうから、どちらかというとお得感を味わう人のほうが多いので良いのかもしれませんが、普通のローソン好きな人にとってはこの１００円ローソンはあまり良いものとは言えません。なぜならローソンの代名詞である「からあげくん」が売っていません。これはローソンという名前を掲げるお店として、ファンとしては許しがたいことです。もちろん１００円で「からあげくん」を提供できないことはわかります。しかしそこは「１００円」の部分をとるか、「ローソン」の部分をとるかの問題で、別に１００円と謳っている中に１００円商品以外のものがあってもその商品に価値があれば、文句は言わないよ。というのがローソンファン、というか「からあげくん」ファンの意見。とはいえ、１００円の恩恵をここ数日如実に受けている僕は１００円ローソンの素晴らしさを見つけました。それはフィンガーチョコを置いているところ。人差し指ほどの長さと太さのチョコレートを銀やたまに金の紙で包んだものです。僕はチョコレート菓子の中で、この「フィンガーチョコ」がかなりの上位に入るものでこれが定価１５０円ぐらいなのに、１００円で買えるという素晴らしさについつい寄ると買ってしまいます。これは定価でも普通のローソンには置いていなくてスーパーやディスカウントストアに行かないと手に入らなかったものなのでこれが手軽に手に入るというのは嬉しい限りです。明日で今の仕事場とはお別れなので、１００円ローソンにも行かなくなってしまいますが、明日も寄って「フィンガーチョコ」を片手に他にも１００円ローソンの良い点を探してみよう思います。 ＫＵＭＡ

  2009年08月22日

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• つながり

  そのまんま帰ってきた‥ブーメラン‥僕のメールがそんな様に、僕の手元に舞い戻る。芝居告知のメールがこの度、アドレスが変わっているらしい３人に届かなかった。なにしろ２年振りの芝居らしい芝居の告知で‥この間連絡を取らなかった人はたくさんいるのである。かなりの緊張をしながら「送信！」する。届かないとすぐに舞い戻ってくるのだ‥。今回、芝居の公演だけじゃなく、やまのみずの公演も欠かさず来てくれていた人‥そんな身近に思っていた人のメアドが、僕に通知される事なく、変わっていた。ショックだった‥あぁ‥そうなんだな‥ブランクって、大きいんだなぁ‥いつでも、いつまでも、僕の活動を待っていてくれると思っているなんて‥おごり高ぶり過ぎだ。山田とも話した。「そうだね‥芝居誘う事に躍起になるけど、わざわざ来てくれた人にやはり芝居が終わってもきちんと『感謝』を伝えるべきだし、一人一人ずっと大切に繋いでいきたいよね‥」と、そんな。媚びる訳ではない。やはり表現者として、割に合う‥それ以上のモノを提供するべくして、お誘いしているので。だけれど、わざわざ時間とお金を投入して「来てくれる」行為に、支えられて生きている事を忘れちゃいけない。そうやって僕は１０年間、舞台に上がらせて貰えてきたのだ。それから‥住所の解る人に、手紙を書き、チラシを同封して送った。ペースとして、４時間かけて７人に書いた‥告知作業としては、時間がかかり過ぎではある。だけど、その人を思いながら筆を進め‥封筒の空気を抜きながら封をし‥切手を貼りポストに投函する。そうすると、やはり気持ちが届くのだ‥。お手紙で返信してくれた人がいた。２人も‥泣きそうになる程、嬉しかった。割と近所に住んでいるのに、なかなか会えない友人と久しぶりの手紙。「久しぶりだから、楽しみ」という、有難い期待を込めてくれた。来てくれる。そして、ある種「駄目元」で送った３年位ものブランクのある人から温かいお手紙。近況を教えてくれたり‥有難い事に、スケジュールを合わせて来てくれるという。もうなんだか、チケットが売れる、という事象がどうでもよく感じられる‥手紙で再び繋がれた事が、とても嬉しいのだ。でも良い芝居を見て貰い、僕の躍動を感じて貰いたい事には変わりない。良い芝居を創るぞ！住所が解らなかったり、時間の都合でやむを得ずメールにしてしまう事がある。というか、そちらがほとんどである‥だけれど僕は、一人一人を思い浮かべ、言葉を浮かべて文字にする。ずっと繋がってくれている事に感謝をしながら、でも、ドキドキ緊張しながら「送信！」する。決しておごり高ぶってはいけない。大切にするべき事物が、段々と見えてき始めた。‐みずのしま‐

  2009年08月21日

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• ライクだクレープ

  先々月くらい前、最寄駅の側でワゴンのクレープ屋がお店を開いていた。クリーム色をしたワゴンの中で、三十後半くらいの男性がクレープを焼いていた。僕はさして甘い物好きという訳ではないけれど、時折異常にクレープが食べたくなる瞬間がある。その時はちょうどその瞬間だったので、バナナチョコクレープ（基本的に僕はこれしか頼まない）を買った。そのまま家に持って帰って食べられるのは都合が良い。どう都合がいいかと言うと、いくらクレープが食べたくても、いい歳をした男が昼日中に一人でクレープを食べている図というのはどうにも格好が付かないから、普段は買えないでいるのだ。やまのみずの稽古場のある建物の地下が僕の好きなクレープ屋だったので、稽古前に買って、稽古場で食べたなんて事もあった。その建物はいわゆるファッションビルだったから、店に入るのも注文するのも品物を待つのも恥ずかしかったものだ。店の名前は「Crazy Crepes」と言うのだけれど、僕はそこのクレープの皮が好きだ。チェーン展開して全国到る所にあるらしいけれど、あまり見かけない。時折ふっと食べたくなる。学生時代過ごしていた町は、一時期クレープ屋が犇めき合っていた。駅前、商店街、商店街の終わりにも、と、４、５軒はクレープ屋があったように思う。その中で、今でもあるのか分からないが、おばさん二人が経営していると思しきクレープ屋があった。焼いた皮が端にどっさりと積まれていて、食べる側からすると、そんなに嬉しい光景じゃない。食べた事が無いので味の方も分からない。ひょっとしたら美味しいのかもしれない。一人のおばさんがクレープの皮を焼き、もう一人のおばさんが皮を積むんじゃないかと、勝手に仕事を分業制と想像した僕は、心の中で「焼きババア」「置きババア」と呼んでいた。失礼な話だ。さて、話は戻ってワゴンのクレープ屋だが、買った日と、その次の日に店を開いているのを見て以来、ここ一ヶ月ほど姿を見ない。売れなかったから場所を変えたのだろうか。閉店したのだろうか。僕のクレープ欲を満たすためにも、ぜひとも帰ってきて欲しいものだ。味は、特別美味しい！　という訳では、なかったのだけれど。値段もそれなりだったしね。

  2009年08月20日

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• 今日、手相占いで最悪なことを言われた、夢を見た。

  今日、帰りの電車に乗り、座って眠りについていると立っている乗客に耳の穴に指を突っ込まれたような気がする。実際は、指が伸びてくる寸前で目を覚まして彼の指は僕の耳をかするように過ぎた。いや、かすった。それから、今のはいったいなんだったのか夢か誠かと気になって、眠気はすっ飛んだ。家に帰ると耳が痒い。彼に触られたから痒くなったのか。と疑う心を持ってしまった。いや、疑うかゆみが出た。でもすぐにあまりにも蚊にちゅうちゅ吸われてる僕を可哀想に思い手を差し伸べてくれたのだろうと思うことにした。ヤマ

  2009年08月19日

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• 世界陸上の話。

  先日、世界陸上でジャマイカのボルト選手が１００ｍで９秒５８の世界新記録を出したところを見ました。今までの世界記録が９秒６９でその記録も昨年の北京オリンピックでボルト選手が打ち出したものでした。今回の世界陸上１００ｍは予選から見ることが出来たのですがボルト選手の予選はまるでウォーミングアップのようで５０ｍぐらいから力を抜いて走ったり、隣のレーンを走る選手と談笑しながら走ったりと、よく言えばとてもリラックスしているようで悪く言えばちょっとなめて走っている感じでした。しかしそれでも余裕で決勝まで駒を進めタイソン・ゲイ、アサハ・パウエルといった同じく順調に勝ち進んだライバルと共にスタートラインに立ちました。そしていざ号砲がなると、その強豪揃いの中を素人目に見ても一人異次元の走りをするボルト。結果自分の記録を０．１秒以上縮めてしまう圧勝でした。今までも何度か世界記録更新の走りを見てきましたがこんなに大幅に、明らかに更新をする瞬間を僕は見たことがありません。ネットにはボルトが１００ｍの歴史を一気に４０年進めた。と書いてありましたが、確かにそんな感じがするほどの今までの１００ｍとは別の競技のようでした。今、水泳界でも世界記録更新ラッシュが起きていますが、その大きな要因は水着の素材や作り方の進歩にあります。しかし１００ｍに関しては特にユニフォームがどうだとか、スパイクの技術が飛躍的に進歩したという話は聞きませんし、現にボルト選手だけが一人進化している感じなのでやはり彼の走りが原因なのでしょう。彼は９秒４０ぐらいまでは記録することは可能と言われているようですが、実際そうだとしてそれを破る選手が出てくるのはいったいいつ頃なのでしょうか？もしかしたら僕が生きているうちには現われないことも充分ありえるんじゃないかなぁと思わせてくれるぐらい今回のボルト選手の走りはすごいものでした。あと１つ今回の世界陸上で気になっているのは織田裕二さんのテンションの低さです。低さ、というかある意味普通のテンションなのですが、今までの世界陸上の彼とはまるで別人のよう。やはり某ものまねタレントがかなりいじっていたのが原因なのでしょうか？ちょっと物足りない気がしている夏の夜なのでした。 ＫＵＭＡ

  2009年08月18日

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• 縁必

  お見それします‥稽古場にしている区民集会所・会議室にて見付けた、忘れ物の鉛筆。集会所という場所柄、きっとお年を召された方の物かと推測される。物を大事にする、とはこういう事だな‥と、身につまされる思いだ。まぁしかし、書くのも大変だけれど、削るのも大変。ナイフだろうか？先っちょが丸くなってきてる。ん、限界を感じての置き去り‥だろうか‥？いや、まだまだいける筈。キャップにくっつけて‥指にくっつけて‥まだまだ書ける筈。忘れた方も悔しくて堪らない筈。人との絆も、これくらい大切に、ありたいなあ。忘れた方の手元に戻る事を切に願う。‐みずのしま‐

  2009年08月17日

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  鉄塔　京北線

  先日の土曜日。あまりにも天気がいいので、自転車を漕いで鉄塔京北線を巡る事にした。一番好きな「京北線１０２号」から、１０１、１００…と遡る。勿論、１号鉄塔を目指すわけじゃない。『鉄塔 武蔵野線』の主人公である小学生の見晴は、近所に立っていた鉄塔を見て、「１号鉄塔の先には原子力発電所があるに違いない」と思い、武蔵野線７５－１鉄塔からずっと遡る旅に出る。僕はもう知識もそれなりにあるので、京北線１号鉄塔の先にあるのは南川越変電所で、原子力発電所なんかない事も知っているし、パソコンを使えば、そこまでどういう道のりで、だいたいどれくらい時間が掛かるのかも分かる。だから見晴のように旅に出たりはしない。でも、どんな鉄塔があるのか、自転車をちょっと漕いで行ける範囲くらい見てみたくなったのだ。愛すべき１０２号鉄塔はロッテ浦和工場と、ロッテの二軍球場との間に立っている。子供の頃はこの辺りを通るとチョコレートの匂いがしたものだ。沼影市民プールで遊んだ帰り、濡れた髪もそのままで鼻をくんくんさせた事を思い出し、チョコの甘い香りが鼻先に蘇る。１０１号から９６号までは、ほぼ同形の料理長型Ｖ吊鉄塔が続く。僕はそこまでＶ吊が好きではなかったので、「まさか、このままずっとこうじゃないだろうな……」なんて訝しみながら、９６号の番号札を写真に収めるため（鉄塔の脚には○○線△△号と番号札がついている）鉄塔の足元へ近づいていった。するとフェンスが無い。人口の多い場所の鉄塔には、人が近づけないように柵で囲まれている事が多いのだけれど、この９６号鉄塔は膝丈くらいのガードレールがあるだけ。僕の胸は途端に跳ね出した。結界内に入れるからだ。鉄塔の四本の脚の間を結界と呼ぶ。これは『鉄塔 武蔵野線』の見晴が名付けた呼び方だ。僕は今まで、結界内に入った事は無かった。さすがに緊張する。いざ、結界内に入り、中央部まで歩き、上を見上げると、美しい幾何学模様。ここに鉄塔の英知が詰まっていると言っても、過言ではない筈。９６号は道路から外れたアパートの駐車場の脇にあるのだけれど、それでも人目を気にしながら、結界内に生えている草にまみれながら寝そべってみる。地面に寝そべったのは本当に久しぶり。夏の日差しを充分に吸収して背中を焼く。イヤホンからはボブディランの「ノッキン・オン・ヘブンズドア」。このままだと召されそうだったので、立ち上がる。名残惜しい９６号鉄塔に別れを告げて、再び自転車を漕ぎ漕ぎ、秋ヶ瀬公園へ。結局９２号鉄塔まで眺めた所で、本日の京北線巡りは終了。さすがに荒川土手を何度も自転車を押して上がるのには体力を使い、ヘトヘト。おまけに９２号鉄塔の周りが背の高い草叢で覆われていて、足元まで行けなかったし。ほんの数年前には、鉄塔なんてこれっぽちも興味が無くて、ただの風景の一部に過ぎなかったのだけど、急にそれらが意味を持ち始めてきた。灰色の鉄塔は、より具体的な等辺山形鋼の灰色になった。でも実際は、僕以外の人にとっては鉄塔は「ただの鉄塔」でしかなく、そんなに共感されない。そうなんだよなあ……。見晴が特殊すぎんだ。あれで小学生っていうんだから、今頃どうなってるのか。ともあれ、また近場の鉄塔でも巡ってみようかと思っている、そんな夏の一日であった。『ジャンパー線の大きな京北線９３号三角鉄塔と野球少年』

  2009年08月16日

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  そこから見えるもの

  新潟の空が、山が、大地がこんなに魅了するものだとは思ってもみなかった。いままで、随分気付かないでいたものだ。僕と言う人間も少しづつ変わっていっている。みんな少しづつ変わっていく中で相変わらず温かく熱く懐かしい仲間に恩師にそして家族に僕は支えられ生きている。今回の帰省はいつも以上に奮起し鼓舞させた。山田　宗和

  2009年08月15日

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• こだわりの話。

  「未来創造堂」という番組をご存知でしょうか？日本テレビ系列で２００６年から放送されているバラエティ番組で木梨憲武と日本テレビアナウンサーの西尾由佳理が司会で毎回ゲストが自分のこだわりについて話すという番組です。そのゲストのこだわりが面白く「白いご飯」「もつ煮」「カレー」といった食べ物から、「めがね」「ジーンズ」「文房具」といったもの。さらには「服のたたみ方」「靴のにおい」「洗剤のにおい」といったまさに自分の中のこだわりのものを紹介しているのですが、その内容もさることながら、面白いのはそのこだわりを話しているゲストの表情。いつもはクールな役の多い役者さんや、あまりトーク番組に出ていないゲストのときはその人の見たことのない面が垣間見れる感じでかなり興味深いです。いくつか例を挙げてみると、北野映画でお馴染みの役者、寺島進さん。彼のこだわりは「洗口液」リステリンとか、モンダミンとかああいったものですね。それを何種類も真剣に出演者全員で試しすすぎしている様はかなり滑稽ではあるものの子供のような反応で楽しんでるのが伝わって良かったです。また女優の志田未来さんはあまりトーク番組で見たことがなかったのですが、この番組で「ツナ缶」を紹介。ふたの開け方や油の切り方など、かなり細部にわたったこだわりを披露。その中でも一番好きだったツナ缶が９９円ショップで売っていたものだというところに親しみを覚えました。誰しも１つぐらいは自分流のこだわりがあるものでそのこだわりを人に話しているところというのは恥ずかしそうな、でもちょっと聞いて共感してほしいようななかなか良い表情をしています。みなさんも機会があれば是非一度見てみてください。タレントの別の顔が見られるかもしれませんよ。 ＫＵＭＡ

  2009年08月14日

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  旅路

  兄夫婦から小包が届いた。母からは何度も北の物産を送って戴くけれど‥兄夫婦から戴くモノとは‥一体‥？？送り状の品名に「ラーメン類」と記してある。おおっ！札幌に住む兄夫婦からラーメンとは‥まさに物産中の物産「札幌ラーメン」じゃないか！この夏は稽古の為、帰省も、旅行も、お祭りにすら縁の無い僕に、札幌観光を味合せてくれるなんて‥有難い‥では、かいふぅぅーーーう！！おおーーージェット気流に巻かれ僕は大空へ舞い上がり、北海道のとある食品工場へ舞い降りた！そして入手したのは‥そう道産子お馴染みのこの一品！！東洋水産「マルちゃん やきそば弁当」だーー！北海道限定（東北にもあるのかな‥？）のもので、北海道人ならば「○平ちゃん焼きそば」や「ＵＦ○」より食べているんじゃなかろか‥中華スープ付きなのが「～弁当」となってる理由だ‥多分。こっちじゃ地方の物産企画の時くらいでしか買えないので、嬉しい‥。おおおーーーっと、またまたジェットに乗り、降り立ったのが、函館の漁港、そこのある漁師のお宅‥日に焼けたとびっきりの笑顔で台所から顔を出したおばちゃんが「いやぁ内地からきたのかい？大変だったっしょ？よく来たねえ。今なまら旨いもんこさえてるから、ちょっとよばれてきなぁ」と、歓迎してくれた。良い匂いがする。しばらくして、「熱っいうちに食べなね」と、持って来てくれたのが「いかめし」だーーーー！！これは、ほんとに、大好物なのだ‥函館のなまら新鮮なイカに、ササニシキともち米を入れて、炊き上げた逸品！！イカの歯ごたえと米の甘み、味付け‥至福だ‥ほんとになまら旨い！‥ああああーええええーージェットがーーおばちゃんありがとーーーとおばちゃんへのお礼もままならずに舞い上がり、降り立ったのが‥「良かったらこれも持っていきなね」移動してないし！おばちゃんだし！‥ええええええ？？？？そうおばちゃんが土産にくれたのは焼そふとするめ‥驚いたのは、その、サイズ‥釣り下げてみた。なまらデカイ‥タバコと比較してみたが、何倍って言う気にもならん‥イーーーーーーーーーーーーーーーカ、って感じ‥？Ｇｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｇｌｅ、みたいな‥？おおおおおおおおーーーーーーーーっと、今度こそジェットがーーーおばちゃん達者でーーー「またおいで、函館にはまだまだ旨いも‥声が届かなくなった後も手を振ってくれてるのが分かる‥温かいなあ‥じーーんとしながら飛ばされて‥着いた所が‥ヒンヤリしている‥夏なのに‥鉄で出来た、狭い扉‥ほとんど日の射さない小さな窓、格子‥２畳の部屋の隅には薄っぺらい布団‥監獄である。小さな監視窓から、観光客に覗かれる‥「うそ‥あの人動いてるんですけど‥」修学旅行生だろうか‥聞いてみる‥ねえねえ、ここ何処かなぁ？「うわっ、喋ってるし！！リアルじゃね？まじ凄過ぎなんですけど」「ていうか‥網走り過ぎ？」「まじウケるしーそれーー！」行っちゃった‥アバシリ過ぎ‥そうか‥「網走監獄」か。んんー、自分も小学校の修学旅行で来たが‥まさか、入る事になるとは‥罪作りな男だ、仕方ないか‥臭い飯とやらを食べるしかないか‥そう自分の過去を省み、未来を閉ざしてると‥コツコツ‥と靴音を響かせ‥この独居房の前で止まる。監視窓が開き「おい、４１０番！飯だ！」看守らしき人が扉の下の小窓から「飯」を差し入れてくれた‥‥うおおおおおおお、毛がにラーメン！！！？？？これは、道産子ならばスーパー、土産屋などで必ず目にした事があるヤツだ！！臭い飯‥？潮の？海の匂いって事？「黙って食え！４１０番！！」看守らしき人は低い声で言う。箱を開けるとこういう麺とスープの２人前が３パック入っている。「お前みたいのは、そのラーメン６人前食べなきゃ１人前の人間、男になれんのだ！いいから、‥なまら旨いから、よばれなぁ‥」！！！？‥おばちゃん！！！？？「‥ち、ちがう！！いいから！！いいから食べなね！！！」微かなイカの香りを残しながら、看守らしき人は去っていった。‥お、ばちゃ‥ん‥どうやって‥完全に、面を喰らった。が、火の気のない此処じゃ、麺は食らえないのだった‥。そして、再びジェット気流が僕を、東京都世田谷区の我が家へと運んでくれた。僕は、兄夫婦にお礼のメールを送った。そうして姉さんから「北海道の味をどうぞ！！」「この前、入籍記念で函館旅行いってきたのでそのお土産です！！」というメールがきた。あ、そうかぁ、兄夫婦‥７年目かぁ‥。入籍７年記念で旅行‥忘れず、大切に、７年‥良い夫婦関係なんだなあ。美味しい物産と、さらに美味しいモノを戴き心温かくなった。そして兄から「カニらーめんはうまいべぁ～」という洒落と兄の好きな（多分、釧路動物園の？）ベアーの写真。そして、生前父が４０年以上働き、僕らを養ってくれた父の工場‥の写真。お盆だねえ。父も、祖父母も、ご先祖さんも、きっと皆帰ってるのに、また帰省出来なくてごめんね‥線香焚いて、手を合わせ、手を合わせ、毛がにラーメン食べます。心はいつでも北海道に飛ばします。足を付けた野菜に乗り帰るご先祖さん‥ラーメンとかイカに乗り帰る僕‥嗚呼、不真面目で御免なさい‥でも、生かしてくれて、有難う。-みずのしま-

  2009年08月13日

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• 喜びの声が届いております

  宝くじあたった！300円！さすがサマージャンボ！この夏を象徴するかのよう！300円換金したらなにしよー。湖の畔に家でも建ててなー、亜麻色の髪の乙女を妻に迎えてなー、一男一女を儲けて、子供のためにその町でぷよぷよ大会でも開いて、自分で開いた大会で自分が優勝しちゃって、子供と町の人が思い切り引いちゃって、妻苦笑い。なーんて、出来るか！300円ぽっちで！アカギの時代ならいざ知らず！（※アカギの時代でも300円は3000円です）なにがサマーじゃ！　なにがジャンボじゃ！300円で何が出来る！300円で……。宝くじが1枚買えるんだ。知ってる。次は慎重に慎重を期して、一枚だけ買える宝くじ売り場に行ければ……。こうして野間はギャンブルの深淵へと沈んでいくのだった。気付けば泥沼……っ！どよ……どよ……（ざわざわに変わる擬音）サマージャンボばんじゃーい！∩( ・ω・)∩

  2009年08月12日

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• 「たぶん大丈夫。」

  「たぶん大丈夫。」そういうと「たぶん　んああ゛？？」と逆鱗に触れてしまうことだろう。だから、言わない。でも、こうブログに書いちゃあバレたも同然。いやバラしたバラしてみた。何故ならそれは「たぶん大丈夫。」だからだ。「たぶん大丈夫。」「ぁあ゛？」ってまた話が振り出しに戻って永遠のループ。いや、でも大丈夫。エアコンはちゃんと消したはず「はず　だぁあ゛？」僕は今日、東京から帰省したのだがエアコンを消した記憶にモヤが。部屋で帰省支度をしているとき「出掛けに消そうとして忘れるといけないから、今消そう！」と、消したような気がする。「ような　っつったか、今　えぇコノ？」でも大丈夫！電気、火の元、戸締まりは、完全無欠。逆にそれが完璧すぎるからエアコンに不安を感じるのだ。人間満足したらそこで終わりだ。だーから大丈夫だって！大丈夫、大丈夫☆心優しきクマノコがこんなブログを記したヤマダくんの家の電気メーターを見てくれて「大丈夫だよー！電気メーターぐるぐるしてなかったよー」とかメールしてくれるだろう。いや、彼は照れ屋だから電気メーターを見て、エアコンがついている回り方をしていない限り連絡をわざわざくれたりしないのかも、いや、もし万が一、万が一ですよ、ついて、ついて、エアコンがついていたならば窓のガラスなんかを一思いにぶち破って和が部屋からリモートコントローラーを探し出し「ＯＦＦ」してくれるだろう。いや、やっぱ、窓ガラス割っての進入はいややわぁ。もっと違う道を探そうね、クマワキ君。ヤマ

  2009年08月11日

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• 口内炎の話。

  みなさん、今まで生きてきて誰もが一度は「口内炎」に悩まされたことはあるのではないでしょうか。僕は今まさに口内炎に悩まされています。口内炎といっても、出来る場所は様々。ほっぺたの裏側だったり、唇の際の部分だったり、舌の上だったりと、それぞれ地味ながらも食事のときや、飲み物を飲むときに嫌な痛みで自己主張してきます。今回の僕の口内炎は舌の先端に出来ています。ほっぺたの裏などと比べると、何かを口に入れる際、必ず通過しなければならない部分であり、先端なだけに痛みも鈍痛というよりは鋭い痛みです。口内炎があると、少し食欲が落ちるのは確かですが、たといってお腹は有無を言わせず減ってしまいます。皆さんは口内炎を考慮して、あまりソースやしょうゆのかかった濃い味のものを避けて食べ物を選択するでしょうか？僕は、その全く逆で口内炎があるときでも、あまり気を使わず、味が濃いものでも食べるようにしています。別にドＭなわけではありません。いや、どちらかと言えばＭ寄りなのかもしれませんが、この場合そういった理由で食べているわけではなく、自分自身に危険を知らせるために食べているのです。つまり、・口内炎にソースが沁みる・脳が痛みを感じ、そこを何とか治そうとする・早く治そうと自然治癒力が高まる（気がする）という流れに持って行くために食べるのです。まあこれが功を奏しているのかはわかりませんが、自分の中ではこれが一番理にかなった自然の摂理のような気がしているので、周りで口内炎で悩んでいる友人がいたらこの方法を薦めているのですが、なかなかその後、「おかげさまで…」と言われたことは今のところありません。。ともかく痛みがあることは確かなので、まずは口内炎が出来る前にバランスの良い食事と生活をしたほうが良いのは明白ですね。 ＫＵＭＡ

  2009年08月10日

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• 紹興主

  昨日の野間に続き‥都合の合った山田と共に王子へ向かい、横山の真弓嬢さんの出ている芝居を観に行った。舞台セットが何とも夏らしくて、清々しい気持ちになる。お話は、まだこれから後２回本番があるので明かせないが、僕は好きである。日常的な喋り言葉（口語）で進む芝居が、好きである。昔より、何とも賑わしい祭的な芝居に出る事が多い僕にとって、最近の真弓さんがたびたび出演する「口語芝居」が、とても羨ましく思うのだ。芝居を堪能し、山田が最近テレビで見たから気になっている‥という「餃子の王将」に行きたいというので、王子駅周辺の王将を捜し、見つけ入る。きっとこれから夜公演前のご飯休憩を挟む真弓さんにも、「王将来ません？」「いや、来たらいい。」とメールしておいた。山田は、王将経験があまり無いらしく‥「初めて？」と聞くと「‥いや、一回‥？行ったかな‥？あの三茶（三軒茶屋）の王将‥多分‥」と、曖昧な感じである。こんなに美味しい庶民のお店、忘れる筈無い！と僕は思うのだが。「三茶の王将‥？三茶に王将あったっけ‥？んー‥あ、餃子の王将じゃなくて、三茶の王将なんじゃ‥？」と、何屋なのか‥いや、お店じゃないのかもしれない‥そんな珍答も飛び出すも、レバニラや餃子、焼飯‥などを頼み、生ビールで乾杯する。焼飯の大盛が、酷く崩れ欠けた状態で来た‥別にケチをつける訳じゃないが、なかなか驚く。ボッコリしてるので、その部分が欠如してる気がして、大盛なのになんか損した気分になる。そうして、ふと外を見やると、豪雨‥あ‥ぁ、２人とも傘ないし‥こりゃ真弓さん来る筈ないわな、依然お返事来ないし。諦めていたら、電話がかかってきた。「どの辺？一緒に共演してた娘も連れてっていい？」と‥。是非是非ー！こんな土砂降りの、焼飯土砂崩れなのに、来てくれるなんて、嬉しいぢゃないか‥少し迷いながらも、御両人到着。初めましてのキジィさんも、いや、初めての気がしない。愉しく会食し‥いや、なかなか大変な舞台らしく、その大変談を聞く。雨が激しい。夜公演戻れなかったらどうしよう‥なんつったりしながら、気楽な山田と僕は紹興酒を２本空け、良い気分で退店。２人も気分を少し転換してくれた様な気もする、だったら良い。帰宅し、お笑い芸人たちのドリームマッチを観、山田と久々、酒を注ぎ合い、芝居を語った。愉しい夜は刻々過ぎて行くなぁ。真弓さんとも、山田とも‥嗚呼共に芝居したい人が、僕にはたくさんいる。‐みずのしま‐

  2009年08月09日

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• ウチワの話

  「お前のやり方じゃ全然駄目」と、髪の長い老人が青年から団扇の束を掴み取り、自ら道行く人に配っていた。団扇配布の師匠なのだろうか。どんな団扇なのか気になったけれど、芝居の開演時間に遅れそうだったのでやめておいた。「こっちが柄持ってどうすんだよ。　それじゃお客さんがどこ持っていいか分からねえだろ。　柄を相手側に向けりゃ、人間自然と手が出るもんなんだよ。　ちょっと考えりゃ分かるだろうが。　そんなんだからテメエはいつまでたっても　半人前の団扇配りなんだ」　それと、団扇を配る時には表面を見せろって教えたろうが。　オメエは本当にセンスがねぇな」きっと、こんなやり取りがあったんじゃないかなあ、なんて考えながら電車に揺られた。そう言われた弟子が言うのだ。「僕は団扇配りですから、扇子は無くて当然です」おあとがよろしくなった所で、王子駅に着いた。団扇配りの奥義（扇）を得るため師を仰ぐ（煽ぐ）弟子の話でございやす。※団扇と扇子は一応違うものらしく、折りたためないものが団扇、折りたためるものが扇子と分けられているようです。このブログにも時折登場する横山真弓女史の芝居を観た。カナデコトビート第三回公演「サスラウビート」というお芝居だ。早口言葉みたいで舌を噛みそうだ。来週の月曜日まで王子小劇場で行われているという。これがなかなかどうして面白く、面白いがために辛くなった。どうして辛くなったのかは、芝居を観てもらえれば分かると思う。聞いた話では来週の月曜日まで王子小劇場で行われているという。夏空や　雲の隙間に　青い春思わず一句詠んでしまう。そんな芝居だった。聞けば来週の月曜日まで王子小劇場で行われているという話だが……本当だろうか。帰り道、やたらと浴衣を着た人が目立つ。浴衣を着た人たちは幸せそうだ。どうやら今日はどこもかしこも花火大会らしく、到る所で仲睦まじい男女が夜空に打ちあがろうとしているのだ。陰々鬱々とした気持ちで、ミンミンゼミならぬ陰々ゼミが頭の中で泣き喚くのを聞きながら、王子小劇場とは反対口にある王子神社にお参りをして、さっさと家に帰った。夏は始まったばかりだと言うが……本当だろうか。俄かには信じられない。まだ私の所では、梅雨が明けていないのだ。決して泣いてなどいない。『橋の上 玉や玉やの声ばかり なぜに鍵やといわぬ情なし』かーぎやー！私が叫ぼう。かーぎやー！

  2009年08月08日

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• 目に見えないし、手にとって触れられない。でも確かにあるんだ。もっと自由でいいと思うんだ。「感じるままに」とかいえば安く聞こえるだろ。でもいいんだよ、君は君で。

  なんていうかクラブ？っていうんですか？僕慣れてなくてまーどこに身をおいたらいいのかわっかりましぇん。煙草でもくゆらしていれば絵になるのでしょうがお酒なんてすぐにカラッと呑んでしまうし居場所も視線もふわっふわですわ。って、女性にもてなされるクラブと違いますよ。そっちも不慣れなヤマダですが今日はＤＪがまわす音が満ちたダンスフロアのクラブです。ソファー席ではいたたまれなかったけど、スピーカーの前音の中にいくともう瞑想ですねあんだけ人がいるのに深く孤独を感じます。それは、寂しいとか悲しいとかとは違って自分との対話をするような。みんなみんな闇に蠢くかたまりそれぞれが、横に縦に揺れている。ノっているったってみんな同じ揺れじゃないだれも隣りにならって揺れてんじゃない「あいつ楽しいんだろうな」と客観視するとどこまでも、冷めて音さえ聞こえなくなりそうだけどただ、ただ、音に身を任せれば音の中に入ればもう、最高！！今日は楽しかった！ありがとう！！ヤマ

  2009年08月07日

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