トホホ
飲みすぎて寝過ごして三駅乗り過ごす。その三駅を歩いて帰る。侮るなかれ三駅を。所要時間。二時間強。途中でふと思い出す。「マク○ナル○ セットにして、Lサイズにすれば グラスが貰える!!」酔っ払いとは、お腹が空くものだ。『帰り道のラーメン』『手土産にお寿司』『もう一軒行こう』は良く耳に目にすることであろう。目標を持ち始めたら足取りが軽いことったら軽いこと。しっかし歩けども歩けども『マク○ナル○』は見当たらず。探し歩いているともう見慣れた景色。ここにマク○ナル○はない。わが町のマク○ナル○によってお土産で帰ろう。しかし夜更け妹も寝静まっているだろう。そう考えながらわが町のマク○ナル○に立ち寄り「グラス…」と聞くと「あぁ今日出払いました」との。三駅徒歩の疲れもどっとトホホ。悔しくなったヤマダは、足早に家に帰った。それは、自転車に乗り換えて国道沿いのマク○ナル○を攻めることを決めたからだ。勢い良く家のドアを開けると「おっす」妹がいた。寝静まっていると思われていた妹が歯を磨いていた。ヤマダは妹の希望も背負い国道沿いのマク○ナル○に自転車を走らせた。時03:02。結果。なし。ヤマダは、悪い夢だと思いまだ残る酒に導かれ眠ることにする。ヤマ