もうひとつの未来へ
もうすぐ2007年が終了。なんて、大方の日記に書かれているだろうから、おそらく読んで下さっている皆様方もやや食傷気味だと思われます。けれど、まあ、もう一口と思って我慢下さい。世間では年末らしく、今年一年間を振り返ったり、一番すばらしかった歌を決めたりしてます。さっき見たところによると、今年のレコード大賞は森口博子「もうひとつの未来~starry spirits~」だったそうです。良い歌ですからね。ちょっとピロウズの曲に似ていなくもないですが、そんなのは良くあることです。もちろん僕は買いました。コブクロの「蕾」ではないかとの話も耳にしますが、どうでしょう。ここはひとつ、森口博子で手を打ちませんか。最近やまのみずの面々に対し、やけに森口博子を推している野間です。思い返してみると、今年で買ったCDは森口博子のシングルCDとMr.childrenのアルバム「Home」だけな気がします。なんて言うと「CD不買流れの権化」的な印象をもたれそうですが、昔から自分はそこまでCDを買う人間ではないので、勘違いをなされないようお願いいたします。むしろ、好きなら買え!と言いたい気持ちでいっぱいです。「俺(アタシ)って~、NO MUSIC, NO LIFEだから~、お手持ちのipodに曲が満載」とか言っているやつに限ってCDを買わず、ダウンロードで済ましている…と思っているのは完全に自分の偏見です。自分がipod持ってないものだから、嫉妬してるだけです。でも何となくそんな気がしてしまうのは、ひょっとしたら自分以外にも一人二人いるかも。世界で五十億の中なら。本が好きなら古本じゃなくて新書で買え!買い支えろ!と声を小にして呟きます。東野圭吾の受け売りなのは秘密です。ちなみに「NO MUSIC, NO LIFE」という言葉は博報堂が考えたタワーレコードのキャッチコピーで、日本発~世界へ広まった言葉らしいですね。詳しいことは、詳しい人に聞いてください。本・雑誌が売れないという話も実しやかに囁かれておりまして、・月刊少年ジャンプ・コミックボンボン・コミックガンボ・「イミダス」・「知恵蔵」が今年で休刊するそうです。さすがに「知恵蔵」好きなら買い支えろ!毎年と言わず毎月買え!とは言えませんけれども、ああ…月間少年ジャンプ終わるのか…一回も買ったことないけど…。ああ…ボンボンってまだあったんだ…コロコロ派だったけど…。という、感慨深いと見せかけて実はあまり良くない感情が沸いてきます。年が経つにつれて、色々なものが生まれる影で、年を越せずにひっそりと幕を閉じるものも存在するのです。悲しいことですけれど、新たな年に向かうためには、必要なことなのかもしれません。もうひとつの未来(あす)へ、思いのまま走るよ。悲しみさえも越えてみせる、きっと。あ、上の詩はレコード大賞に輝いた森口博子の「もうひとつの未来~starry spirits~」です。もし「あ、いい歌詞だな」と思った方は、大晦日で休んでいるCD屋さんのシャッターをバンバン叩きましょう。購入の際は「レコード大賞を取った森口博子のCD下さい」とは言わないようにしましょう。何故かは、言えませんけれど。それでは皆様、よい大晦日を。今年あと一日、やまのみずにお付き合い下さいませ。記:野間(夢がモリモリ)大資