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テーマ:スローライフ(924)
カテゴリ:薪と薪ストーブ
別荘地の中で伐採があると、丸太の嫁入り先が気になる。 でも嫁入り先はだいたい決まっていて こちらに住んでいる薪ストーブハードユーザーの数人だ。 薪を手にいれるには別荘管理人と 別荘地で仕事をしている地元の造園屋さんに声をかけておく。 主にその人達がハードユーザーの声を聞き、 「○○さんと分けてください」 「○○さんは今年はもういっぱいあるのでいらないそうです」 とか、言ってきてくださる。 なぜ、手間のかかることをしてくれるのかというと 伐採した木の処理にはお金がかかるからだ。 樹齢何年だかわからないが、 太い栗の木やクルミの木は家具や建築に使ったら さぞ素晴らしいことだろうときっと誰もが思うだろう。 しかし悲しいかな。 現実は輸入材の方が安くつくらしい。 太い木を運んで乾燥する手間や 昔ながらの棟梁が木の個性を活かして建てる和風建築よりも システム化された洋風の家の方が安く早く建つし、なによりも好まれる。 だから、トラックに乗せられチップにされてしまうより 私達が引き取って、 薪割りでは木の香りを嗅ぎ、時間をかけて乾燥させ 冬には最後の炎を眺めてあげたいと思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.05 10:06:26
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