富士の麓便り

毎週金曜日の夜に出発して週末は富士の麓の山荘で過ごし、
日曜日の夜おそく街のアパートに戻ってくる。
距離は片道車で約2時間ほどだ。
そんな生活もすでに6年目になる。
はじめはうれしくて友達や親戚を呼んだりしたので、
疲れを感じることもあったが
6年目ともなると来客も落ち着いてきたし、
ふたつの家を管理するのも手を抜くことを覚えた。

2住生活でアパートの家賃がかかるといっても
今では借金をせずに家が持てた気楽さの方が勝っている。
約140坪の土地に30坪の家、築10年の中古の山荘で
今まで貯めた二人の貯金を合わせれば現金で買える値段だった。
街では140坪なんて「夢のまた夢」の広さだ。
吹き抜けのある居間に板張りの内装と外装。
地元の不動産屋さんに案内された時から
いっぺんで気に入ってしまい
買おうと決めるまであまり時間はかからなかった。

ただ最大の欠点は
寒冷地なのに家が寒冷地仕様ではないことで、
これには後々真冬に泣かされることになった。
つれあいは「なんでも自分達でやる」という主義。
屋根と外装の塗装がやっと終わった今、
断熱材を補強するなど
「凍死しないで住める家」をめざし（ToT)
ぼちぼち手を入れていかなくてはならない。


八ヶ岳も気になるエリア
（高速代がもったいないからやめたけど・・）

コピーライター田舎へ下ル
八ヶ岳の森から