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カテゴリ:週末山暮らし
魚釣りをやったことがないので つりのどこが面白いのかわからなかった。 やっている人に「何が面白いの?」 と失礼なことを聞いたことがある。 その人はこう答えた。 「たぶん 人間には獲物をとって食べるという基本的な欲求があり、 それが満足されるからきっと面白いんだと思う」 う~~~ん。なんとなくわかるような気がする! これって無意識のうちに「もし~がなかったら」という 遊びにもなるのではないかと思う。 たとえば魚屋に行けば魚はいっぱい売ってるけど、 もし魚屋がなくて今晩のおかずを海や川で釣れたなら、 家族に食べさせ尊敬され、それはそれは誇らしいことだろう。 家庭菜園だって、スーパーに行けば野菜は安く売ってるけど、 もしスーパーがなかったら自分で作った野菜は もっともっと家族に喜ばれ味も格別だろう。 つりが趣味の人に失礼なことを聞いておきながら、 薪割に関しても同じような楽しさがあると思った。 冬の暖房だってなにも苦労して 大汗をかいて夏の暑い日に薪割りをしなくても、 スイッチひとつでファンヒーターが動き出す。 でもそれじゃあ面白くないのだ。 この丸太1本運ぶと2日間暖かく過ごせる。 2本だと4日間、なんてばかなことを考えながら 泥だらけになり丸太を運ぶ。 そしてビールがうまいこと、お風呂が気持ちいいこと! 「もし~がなかったら遊び」は 人間本来の元気を取り戻せる遊びだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.03 13:39:04
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