|
カテゴリ:Platinum
万年筆にとって危険なインクは2種類ある。1つは古典的ブルーブラック、もう一つは顔料インクである。共に、万年筆に使うときは詰まるかもしれないという危険がつきまとう。 ところが、これらの危険なインクはモレスキンにはすこぶる調子が良い。とにかく裏抜けしない。どのメーカーであっても、古典的ブルーブラックは裏抜けがない。同様に顔料インクも裏抜けしない。そこで、思い切ってプレッピーで使ってみることにした。プレッピーのブルーブラックはしばらく前からモレスキンに使っている。今回はブラックを顔料インクにしてみた。 カートリッジを洗浄して使うことにする。カートリッジ内では表面張力が働くので、注射器を使って中を洗浄。その後で早速インクを入れた。 ペンは首軸を外して洗浄した。最初は1日から2日ほど水につけておこうと考えていたが、水道の蛇口に押しつけて水を流したり、強く振ったりすると意外と簡単にインクは落ちた。 びっくりしたのは、ペン先をひねったらペン先ユニットが簡単に外れたことである。フェルトペンと部品を共用しているのでペン先のユニットは細い棒のようである。 因みに棒のようなものをよく見ると、インクの伝わる溝が掘ってある。毛細管現象を利用しているので、本当に細い溝だった。 一応、注射器でインクを入れてセットしたら、すぐに使えるようになった。しばらくはモレスキンとセットで使ってみるつもりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月26日 11時55分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[Platinum] カテゴリの最新記事
|