ボールペンをペン立てに立てるときは必ずペン先が下に来るようにしている。基本的にボールペンは重力を利用してインクをペン先に送っているので、パワータンクやフィッシャー以外の普通のボールペンはペン先を下にしておかないとインクが出なくなるような気がするからだ。これでインクが出なくなったという経験はないので、あまり意味はないのかもしれない。まあ、気分の問題ということか。
ペン皿の場合は問題ないが、ペン立てに立てる場合はクリップを上にしてしまう。ノック式ボールペンの場合は問題ないのだが、キャップ式でクリップを上にしてしまうと、ペン先が上を向くので都合が悪い。ハイブリッドなどのキャップ式ゲルインクなどはキャップを下にして入れているが、収まりが悪くなるので最近はノック式ばかり意識して買っている。
唯一の例外はパイロットのVコーンである。これだけはキャップ式にもかかわらずキャップを上にして立てている。これもまったく気分的なことなのだが、水性顔料インクなので、ペン先を下向きにしているとインクが漏れそうな気がするのだ。もちろんそんなことはないのだろうが、インクが万年筆インクに似ているので、タンクの中の空気が膨張したらインクが漏れるのではと心配してしまう。それで、このペンだけは上向きにしている。
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