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カテゴリ:映画
前回「インディ・ジョーンズ」を見に行った時に予告編を見て気になっていたので、休日を利用して見に行った。開演時間ぎりぎりに行ったので少しバタバタしたが、最初から見ることができた。
内容はリタイアしてすっかり平和で退屈な生活を送っているオコーネル夫妻から始まる。前作と前々作に絡ませたところもあり、ニヤリとしてしまう部分もあった。また相変わらずSFXは派手で、さすがと唸らせるものがあった。 1作目、2作目とこのシリーズの根底に流れているテーマは「愛」であり、それは今回も変わらない。1作目は「ミイラ男」のリメイクで、セティ1世や旧約聖書の内容をうまく取り入れていた。前回は「スコーピオンキング」、今回は「秦の始皇帝」といった実在の人物を持ってきて、物語に絡めている。今回「秦の始皇帝」とはっきりと名前が出ることはなかったが、この人物は冷酷非情でわがままに描かれており、「始皇帝=悪」という構図が前提となっている。そして冒頭の回想シーンから完全な善悪二元論になってしまっている。自分が歴史をかじっているので、このあたりは安直な設定であるように感じられた。 それでも迫力のSFXにはわくわくさせられたし、始皇帝の墓を発掘する部分では、ちょっと「レイダース」を髣髴とさせる部分があって面白かった。単純に見るには十分楽しめる映画だった。 映画の始まる前に予告編がいくつかあったのだが、アンジェリーナ・ジョリーが出演している「ウォンテッド」が面白そうだった。アンジェリーナ・ジョリーは主演ではないようだが、なかなかいい味を出している。次回はこれを見てみようかな。 この記事を書いてしばらく後に書店に行って「ハムナプトラ3」の文庫版を立ち読みしたところ、ジェット・リーが演じていたのは「秦の始皇帝」ではなく、2代目秦皇帝という設定だったらしい。こういう部分はやはり本を見るかパンフレットを買うかしないと分からない部分だ。確かに2代目は悪名高いので、設定的にはつじつまが合う。一応訂正。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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