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2008年12月08日
カテゴリ：その他の万年筆
Ｆニブなので細い線で文字が書ける。そのためノートがすっきりした感じになる。さすがにグリーンインクに１００均ノートなので裏ぬけはするのだが、ＦニブのためＢと比べるとインクフローはそれほどでもない。従って、サリサリとした書き味となっている。
ペン先はハート穴もなく、割り切りも短いような気がする。もともとウォーターマンのペン先は硬いことで知られる。おまけにスチール製なので、しなりはほとんどないが、棒の先で書いているような感じではなく、そこはやはり万年筆らしいしなりが少しは感じられる。軽量小型なので、鉛筆のように書くのだが、筆圧はかけなくてもきちんと書けるので、ボールペンとは違う万年筆らしい書き味である。 首軸の部分が透明になっているので、インクがよく見える。首軸に溜まっているインクが書いているうちにどんどん減っていくのを見るのは何とも楽しいものだ。透明の首軸は内側がインクで汚れてしまうのでメーカーがそれを嫌ったという話を聞いたことがある。汚れさえ気にしなければ中の変化を楽しむという使い方もあるだろう。デモンストレータが人気なのもそこに原因があるのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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