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カテゴリ:国産万年筆
来たーーーーーーーっ。
郵便局の不在通知があったので、すぐに電話して持ってきてもらった。(郵便局の配達員さん、ご苦労さまっ!) 郵便局のエクスパックで頼んだが、やけに薄いので、どんなふうに入っているのかと思ったら、「昭和万年筆」というラベルの貼ってあるシンプルな包装だった。 中には保証書とインキ止め万年筆の取扱説明書が一緒に入っていた。万年筆と一緒にスポイトが入っている。 大きさは意外とコンパクトで、長さが12.9センチ、軸の太さはおそらく10~11ミリだ。クルトゥールライトとペリカーノと比べても細さが際だっている。 筆記状態では、キャップを付けて15センチまで伸びる。材質はエボナイトの漆塗り仕上げで、自分は初めて見た。クラウンは少しさびが来ているが、渋い雰囲気が出ている。クリップには「special」の文字が入っている。 キャップは四条ネジになっていて、ちょっと回すだけですぐにとれる。インキ止めの軸じりのつまみは、回してみるまでわからなかったくらい継ぎ目が目立たない。 ペン先は合金製で、細字。"Special iridium 2 pointed pen"と書いてある。長さは20ミリ。幅は一番広いところで6ミリ。細身の作りだ。 ペン芯はいかにも昔の作り。昭和30年代のものだ。材質はエボナイトっぽいが、わからない。串溝はいかにも手作業で彫られたような感じだった。 インキ止めらしく、首軸は外れる。ちょうどキャップのネジ溝の上から外れる。首軸のネジにはたっぷり油が塗られていた。中にコルクが使われているらしいが、確認できなかった。 インクは何を入れるかまだ決めていないが、プライベートリザーブにするだろう。この万年筆をどう使うのかまだ決めていない。これが一番頭の痛いところだ。書き味については後日レポートしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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