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カテゴリ:Moleskine Pocket
過去にモレスキンに万年筆を使うためにかなりインクテストを繰り返した覚えがある。その時は「ブルーインクはすべて裏抜けする」という結果だった。そのために詰まる危険性があるのに古典的ブルーブラックが捨てられないのであり、セーラージェントルインクブラックを使っていたわけだ。ところが、最近になって、細字万年筆ではロイヤルブルーが使えるということがわかり、クルトゥールライトや昭和万年筆に入れて使っている。日常的に使っているのだが、今のところはまったく問題がない。ひょっとして、昔と今ではモレスキンの紙質に変化があるのではないかと思い、平成18年に使ったルールドと平成19年に使ったプレーンに昭和万年筆(アウロラブルー)でインクテストをしてみることにした。 一応、上の写真のように書くことにしてみた。 これは平成18年に使っていたルールドである。思った通り、インクが乗った部分はしっかりと裏抜けしている。細字なのでこの程度だが、Mくらいになると、もっとひどくなるはずだ。 こちらは平成19年に使ったプレーン。やはりこちらもしっかり裏抜けしている。 こちらは現在使っているものである。過去の2冊と同様のインクフローを確認して裏を見たが、これがまったく抜けてない。これならば、十分使える。どうやらモレスキンポケットに限っては紙に個体差があるようだ。ひょっとして、現在使っているのはこの前南米で買ったものではないかと思った。とりあえず、モレスキンも最近は紙質がよくなってきているのかわからないが、使う前にインクテストをしておく必要がありそうだ。 それにしても、モレスキンに万年筆を使えると、ものすごく書き込んでしまう。ロイヤルブルーというインクの色が気に入っているということもあるのだろう。モレスキンのこの紙質はぜひ維持してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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