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2010年02月10日
カテゴリ：国産万年筆
手帳に記入するときに使おうと思って購入した細軸の昭和万年筆。字幅が少し太いように感じたので、最近は使わないことが多かった。いろいろと調べてみたら、ペン先が縦に太くなっていて、このままでは横画が太くなってしまうことがわかった。立てたり、極端に寝せたりすると、角が紙に当たって細くなるのだが、普通に持って書くとＭくらいの線になってしまう。これまでは裏返して書いたりしていたが、このままではずっと使わないと思ったので、思い切って研ぐことにした。
最初はペン先が直角になるように研ぐつもりだったが、紙に当たる角度を残した方がいいのではないかと思い、下の部分を削ることにした。   というわけで、上が研ぐ前、下が研いだ後である。ちょっと乱暴だが、なんとか研ぐことができた。砥石はナイフの仕上げ研ぎ用である。  紙に書いてみた。多少の引っ掛かり感はあるものの、書き味はそれほどひどくならずに線は細くなった。上が研ぐ前、下が研いだ後の筆跡である。インクは何を入れるか悩んだが、アウロラブルーを入れることにした。ちょうどジェットストリームブルーインクがこれと全く同じ色なので、使ってみようという気になった。これからは、ときどき鞄に入れておこうと思っている。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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