2477334 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

山都屋にゃん太郎のノート

山都屋にゃん太郎のノート

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

お気に入りブログ

蕪蒸の美味しい季節 New! しぐれ茶屋おりくさん

プチッと福山、土産編 New! プチおたくさん

文房四宝 scorpion 2さん
海外出張者の憂鬱 hidek10208さん
秋田庄内いろいろ日記 zunsanzunsanさん

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:今年の初ゴーヤ(07/11) precios de cialis y viagracheap cialis …
http://buycialisky.com/@ Re:パーカージョッター(05/22) cialis official webpageviagra without p…
http://buycialisky.com/@ Re:ゴーヤーを強引に(05/13) generic cialis without prescriptionhow …
http://buycialisky.com/@ Re:ゴーヤの実(06/29) generic cialis canada pharmacybuy ciali…
http://buycialisky.com/@ Re:「黄門さまと犬公方」山室恭子(文春新書)(09/06) cialis switzerlandlevitra or cialiscial…

カテゴリ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2010年02月11日
XML
カテゴリ:国産万年筆
 昨年に注文した品。日興エボナイト製造所が万年筆の制作を始めたのを知って、しばらくホームページで様子を見ていた。エボナイトといえば黒や赤などの単色しか見たことがなかったし、漆を塗って色を付けるものだと思っていた。ところが、ここの軸は綺麗なマーブル模様である。混ぜる色によって様々な種類がある。
 その中で特に目を引いたのが、黒地に黄色の「江月」。見たとたん「ほしいっ!」。ネーミングがいいっ!なるほど川面に写った月明かりとはとても風流。気がついたらクリックしていた。
 基本的に受注生産なので、出来上がりまで待つことになる。この手の万年筆の出来上がりを待つのはmasahiro万年筆で慣れているので、のんびり待つことにした。
 笑暮屋さんから今年に入ってペン付けの段階に入ったことをメールで教えてくれた。それからしばらくして発送ということになった。

江月01

 中身はこんな感じで入っている。きちんと桐箱に入ってくる。スポイトがついているのがインキ止め式である証拠だ。

江月02

 中身はペンが入っている桐箱とスポイト、インキ止め式の取り扱いについて書かれているプリントが1枚。

江月03

 桐箱には「萌芽」江月 懐中サイズ インキ止め式 F と書かれている。

江月04

 桐箱は蝶番がついていて、なかなか凝った作りだ。このまま筆箱にしたい気分。

江月05

 中にはちゃんと店主からのごあいさつ文が。

江月06

江月15

 インキ止め式は長期保管するときに水を入れた方がいいらしい。実際ペン軸を外して中を見たら水が入っていた。今度から他のエボナイト製万年筆を保管するときは水を入れるようにしよう。

江月07

 これが萌芽「江月」。クリップはついていない。不用意に置くと、転がっていきそうである。以前、落としてペン先を曲げてしまった経験があるので、取り扱いにはちょっとした注意が必要だ。長さ12.8センチ。

江月08

 キャップは軸尻に差すことができる。筆記時は15.6センチ。

江月09

 ペン先は14金。20ミリ。

江月10

 ペン芯はどこかで見た形だと思ったら、昭和万年筆と同じ形状だった。エボナイト製だろうか。

江月11

 試しにシェーファーレガシーと並べてみた。あまり長さは変わらない。当たり前だが、軸はレガシーの方が太い。

江月12

 昭和万年筆と並べてみた。キャップを閉じたときは長さは変わらない。

江月13

 キャップを軸尻につけると江月が弱冠長くなる。軸の太さは江月の方が1~2ミリ太いのではないか。ペン芯の形状が同じなので、首軸も同じ形に見える。

江月14

 桐箱の裏にはこんな紙が貼ってある。「江月」の名前の由来である。原典は七言絶句の漢詩のようだ。

江月16

 ペン芯の後端は穴が開いている。これも昭和万年筆と同じ。ひょっとして、ペン付けをしたのは川窪万年筆店ではないかと勘ぐってしまった。
 これでインキ止め式万年筆は3本目である。全てエボナイト製である。なんとなくまだもったいないような気がして、このまま桐箱に入れている。そのうち慣れてきたら、外に連れ出すことになるだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年02月11日 10時24分03秒
コメント(10) | コメントを書く
[国産万年筆] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X