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カテゴリ:日記
念願かなって、恐竜展に行ってきました。午前中には行かなくてはと思い、11時30分ごろにはついたんですが、車がかなり多かったです。何とか駐車場は確保できました。1200円払って入場。この日は祭りだったようで、法被を来た若者がたくさん市内をうろうろしてました。台風も近づいてるし、人は少ないとみたんですが、ものすごく多かったです。
熊本市立博物館は結構古くて、展示もずいぶん長い間変わり映えしてません。それで、プラネタリウムに行く以外は、あまり足を運ぶことがないんですが、このときばかりは大盛況でした。10万人突破と書いてありましたので、入場料だけで1億円を越したんではないでしょうか。凄い人出です。 列の流れから外れて、のんびり展示物を見ていきました。なんと、写真は取り放題。スタッフに確認しましたが、ブログに上げても大丈夫とのこと。ありがたいことです。 入り口にあったのは、お決まりの恐竜の卵の化石。今から恐竜の世界に入っていきます。 今回の展示は、ジャック・ホーナー博士の新説に基づいているそうです。 最初に出てきたのはトリケラトプスの様々なサイズの頭骨です。「トロサウルスはトリケラトプスの大きな個体である」ということで、幼体から成体までのそれぞれの特徴を解説してありました。 次はヒパクロサウルスの幼体から成体の頭骨を比較して、鳴き声の違いを再生してありました。 因みにこれは展示してあった動くカモノハシ竜です(^v^)。 三つ目はパキケファロサウルス。石頭恐竜です。昔は雄同士、頭をぶつけていただろうと考えられていたんですが、頭骨は分厚いわりにショックを吸収するような構造になっていないらしく、頭をぶつけると大変なことになったようです。 最後はティラノサウルスの展示でした。「ナノティラヌスはティラノサウルスの幼体だった」ということで、幼体は歯も鋭く、肉を切り裂いて食べていただろうと考えられますが、成体は歯が丸く大きくなり、骨を噛み砕くのに適しているとのこと。また、ティラノサウルスは同じ地層でトリケラトプスと同様にとてもよくみられる恐竜らしく、食物連鎖の頂点にいるとすると数が多すぎるとのこと。どうやら死肉を食べるスカベンジャーだったという説が有力らしいです。 こちらは実物大の全身骨格。結構な迫力でした。 こちらは頭骨。2体ありました。やっぱり大きいです。 幼体や亜成体はあごの片側に16~7本くらい歯があるそうなんですが、成体になると12本に減り、その代わり歯が丸く大きくなって、骨を砕くのに適してくるとのこと。よく調べたものです(感心)。 これは、ティラノサウルスの歯型が残ったトリケラトプスの腰の骨。実際にハンティングをして食べたのか、死骸を食べたのかはわかりませんが、出てくるティラノサウルスの化石の数から判断して、死骸を食べたのではないかと考えられています。 (スカベンジャーは数が多く、食物連鎖の頂点にいる動物は数が少ないと考えられる。) こちらはトリケラトプスの死骸を食べているティラノサウルスの動く実物大模型です。動くので、ぶれてしまいました(笑)。 子どもづれがたくさん写真を撮ってました。 最初は人が多くてどうしたもんかと思いましたが、結構楽しめました。何と言っても写真が撮り放題だったので、すっかりカメラマンになってしまいました。もう1回行ってもいいかもしれませんね。来週の9月23日までやってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月17日 12時10分46秒
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