夜は11時頃には眠くなる
朝キンキンに冷え切った空気が
日差しを浴びて少しずつ暖かくなっていく


眠れるうちは大丈夫
朝憂鬱じゃないから大丈夫
自分にそう言い聞かせて
ウツの自分を否定する


夕方になると疲れが溜まり
元気な自分を演じるのも辛くなる

彼が帰ってくる頃には
もう何もかもがイヤになっている


毎日それの繰り返し
それはわかっているけど

今この時間だけは
柔らかな日差しを浴びて
ウトウトと陽だまりの幸せを抱きしめる