カテゴリ:musician
中年太り ヘベレケにとって最近最も気になる言葉である。
が、欧米人のそれは半端じゃない。彼、ビリー・ジョエルもそうだ。 ヘベレケがビリー・ジョエルを初めて聴いたのは、中一の時だった。 テレビでグラミー賞の中継(録画?)番組をやってた。親か姉貴が見ていたのを一緒に見てたんだと思う、多分。 丁度、滝から流れ落ちてくる水流を飲み込むような勢いで洋楽を聴きまくってた頃だったから、誰が出てるとかじゃなく、とにかくああいう番組は見逃さなかったね。 で、見ていると画面に「My Life」という曲紹介のスーパーが出てきて「あれ???」、「In My Lifeじゃないの?」。 そう、ヘベレケにしてみると知ってる洋楽のほとんどがまだ「ビートルズ」の曲だったんで、誰かがビートルズの曲を演奏するのかと一瞬思ったんだ。 しかし、演奏が始まるとすぐ違う曲だと分かり、がっくりしたのもつかの間。 イントロのエレピが妙に気になって結局、一曲通してまじまじ聴いてしまったんだ。 「52nd Street」がグラミーで最優秀アルバムを受賞し、ビリー・ジョエルがステージで演奏した「My Life」を見たのだった。 なんかいい感じの曲だな、と思いながらも結局中学ではハードロックにのめり込んでしまい、正直ビリー・ジョエルでは「物足りない」という感じで、また月にLPを1枚買うのがやっとだったんで彼のアルバムを手にしたのは高校に入る直前だった。 でも、お約束の「ストレンジャー」のイントロの口笛は中一の頃からやってましたわ(w 高校では、中学時代の反動か、イッキに聴く音楽がポップス、ハードポップ、ストレートなロック、はたまたAORか、行くのかレゲエまで!というあたりに落ち着いてしまった(今思おうと凄い変遷!) 当然、ビリー・ジョエルはヘビーローテーションの一角を担ったわけだけど、今、当時を思い起こすと「ストレンジャー」「52st Street」「グラスハウス」「ナイロンカーテン」「イノセントマン」「ブリッジ」という10年近くにも渡る全盛期のビリー・ジョエルを生で体験出来たのは貴重なことだったのかな、と。 クオリティの高い作品をこれだけの期間発表し続けるミュージシャンは、最近いるのかな?ぎりぎりU2くらいか? 何年か前、エルトン ・ユアソング(w)・ジョンと共に来日公演をした時の映像をちらっとみたけど、あまりに変身したその姿に 「どこの部屋ですか?」と。 今は無きディレクTVの「M-BROS」という音楽チャンネルが、アメリカの音楽チャンネルVH-1の「ビハインドザミュージック」という番組を放送してて、 これはミュージシャンのドキュメンタリー番組なんだけど、ビリー・ジョエルも取り上げられてた。 当初の印税が入らない契約(本当に1ドルも入ってこなかったらしい!)、離婚、アルコールとの闘い、マネージメント問題に絡んで背負わされた多額の借金、、、栄光と挫折、 のような内容だったかな? 栄光の10年間(表側)をリアルタイムで体験した ーしかも一番音楽にのめり込んでいた時期ー ヘベレケにしてみると、この挫折(裏側)は信じがたい現実だった。 本人が語ってるだけに、ミュージシャン稼業の大変さ、難しさを感じたっけな。 余談だけど、「M-BROS」って良いチャンネルだったんだけどなぁ、MTVなんか足下にも及ばないよ、残念なことにディレクTVがスカパーに吸収される前だったか、すぐ後だったかに無くなったんだよねぇ、会社が。 「BEAT CLUB」もやってたし、ビデオに録ったよ、よく。先のビハインドザミュージックではオジー・オズボーンのも見たしなぁ。 話それましたが、ビリー・ジョエルというミュージシャンはアルバム毎にカラーが違うのにそれでもビリー・ジョエルらしさを失わない、 そういう意味で数少ないミュージシャンの一人といっていいのかな。 ヘベレケが一番馴染んだのは「グラスハウス」の「ユーメイビーライト」(「ガラスのニューヨーク」)。やっぱ、ロック色強いからかな。 「ガシャーン!」のあとのイントロの格好良さは今でも十分通用するでしょ! アルバムジャケットも無茶苦茶格好良かったし、丁度中二の頃で反抗期だったし、革ジャンとかにも敏感な年頃だったしね(w 前の2作からガラッと変わってロック色強くなったしね。 想い出深いのは「イノセントマン」の「ロンゲストタイム」。高三の時、音楽の授業の自由課題でやりましたよ、アカペラ、耳コピで。あ~懐かしい(w 最近の動向は知らないんだけど、いまでも良質な曲を作ってるのかな? ロシアでのライブ盤が最後に買ったアルバムだからもう何年も聴いてないなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[musician] カテゴリの最新記事
|
|