Pastime Paradise

　04年に「あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度」という本が出版され、話題になった日ペンの美子ちゃん。少女漫画雑誌を夢中になって読んでいた70年代、雑誌の裏表紙はいつも美子ちゃんの１Ｐマンガが載っていた。
　美子ちゃんは日本ペン習字研究会（日ペン）並びに同会のボールペン習字通信講座のイメージキャラクターで、彼女は当然ながら毎回マンガの中で日ペンの紹介をしていた。学生時代（いや今でもだが）、あまり字が上手くなかった私は美子ちゃんが自信満々に勧める日ペンに何度心動かされたことか…（＾＾ゞ
　美子ちゃんマンガは80年代以降も描き手を変えつつ継続され、雑誌掲載からは99年に撤退したそうだが、06年には5代目美子ちゃんが登場したようだ。

　そんな美子ちゃんは学文社という会社が運営している、日ペンを含む各種通信教育講座のイメージキャラクターでもあるのだが、国内で一体何種類くらい資格があるか御存知ですか？
…って、まぁ私も知らないけど　
　一口に資格といっても、司法試験や公認会計士試験のような難易度の高い国家資格から、合格して何のメリットがあるのかさえサッパリ分からないような怪しげな民間資格まで様々。一々数えるのがバカらしくなるくらいありそうだ。
そういえば一時ご当地検定などが話題になったりもしたっけ

　社会生活を送っている大概の方は複数の資格や免許を持っているだろう。
　おらの場合、小学生の頃に通っていた教室で書道（準初段）と珠算（3級）を取得した。
でもって高校が商業科だったため、３級以上を取っていないと卒業不可といわれた簿記検定（3級）、情報処理検定（3級）、英語検定（2級）を取得。但しいずれも全商（全国商業高校協会）主催の検定なので、社会的にはほとんど通用しない。あと、大学で中学・高校教諭一種免許（社会科）を取得したが、これも教職に就かなければ全く意味のないものだ。
　社会人になってからは仕事の関係で損害保険代理店資格（普通）と、生命保険募集人資格（だったかな？）を取得したけれど、これまたその職業から離れれば無意味であーる。
　結局、今でも役に立っているのは車と単車の運転免許ぐらいなものかしらん
　
　息子達に手もお金も掛からなくなったら、もう一度何かを学びたい（２年ほど前に大学の通信課程で学ぼうと資料まで取り寄せていたが、突発的事情により断念）。学生の頃は自分から進んで勉強したいなんて思ったこともなかったのに、全くおかしなものだ…（＾＾ゞ
　「資格の王道」というサイトによると、資格アクセスランキング上位３つは、1位：行政書士、2位：宅建（宅地建物取引主任者）、3位：社労士（社会保険労務士）らしい。いずれも国家資格で社会的信用度が高く、就職に役立ちそうな資格ばかり。難易度も高そうだけど。
　ん～、おらは中国語検定に心惹かれるなぁ。今は需要が高い中国語だが、息子達が一人前になる数年後にはどういう状況になっているだろう？