カテゴリ:アニメ・漫画
数年前あたりから「ONE PIECE」人気が異常なくらい高まっている。
以前は私も大ファンで、ゾロと揃いの3連ピアスを特注するくらい夢中だったが、Dr.ヒルルクの死とともにすっかり熱が冷めてしまった。今、ゴーイングメリー号には一体誰が乗っているんだろう?…えッ?船、変わってるの? とまぁ世間の話題には全くついていけないので、今回は元祖海賊…いや、バイキングアニメである「小さなバイキングビッケ」について。 74年春~75年秋まで放送されていた「ビッケ」は、Wikiさんによると、スウェーデンの作家であるルーネル・ヨンソン(Runer Jonsson)の児童文学「小さなバイキング(Vicke Viking)」が原作なのだそうな。うひゃあ、放送終了から35年も経って初めて知った。 主人公のビッケはフラーケ族の族長であるちょっと間抜けなハルバルとしっかり者イルバの一人息子。例えれば一休さんを軟弱にして子供らしさをプラスしたような感じ!? ちなみにハルバル父さんは、私の中ではドリフのリーダー・いかりや長介さんとなぜかイメージがダブるのだが…(^^ゞ でもって他のバイキング達はというと、OPの歌詞にあるとおり ♪ ゴルムにファクセにスノーレチューレ 詩人のウルメにウローブじいさん~ ゴルムは「カ~ンゲキ~」が口癖、ファクセはデッカイ奴で、スノーレはちっちゃい奴、チューレはアゴ勇さんのような…。で、確かこちらのアゴさんは足が速かったような記憶が ウルメはいつもハーブをポロンポロン奏でながら歌ってた詩人(兼コック)で、ウローブじいさんはまんまお爺さん(^^ゞ 海を旅する冒険モノといえば、同じ75年に放送された「ガンバの冒険」を思い出す。 こちらは元気と勇気だけが取り柄のような頑張り屋のガンバを始め、親分肌のヨイショに賢いガクシャ、食いしん坊のボーボに医者ネズミのシジン、泣き虫忠太にクールで皮肉屋のイカサマ。 「ビッケ」にしろ「ガンバ」にしろ、この手の話はメンバー一人一人の個性が際立つほど面白いものだ。その点では「ONE PIECE」も今は知らないが、以前は十分面白かった。 ただ、ルフィのシャンクスが腕を食われる話や、ゾロの亡きライバル・くいなの話はまだいいとして、その後もナミのベルメールさんの話(号泣)、サンジのゼフが足を食う話、でもってチョッパーのDr.ヒルルクの毒キノコの話(号泣)…お涙頂戴のしつこいこと、やりすぎでしょ(^^ゞ 楽しくなければTVじゃない(by フジテレビ)!←いや、それもどうかと… 「ONE PIECE」の作者である尾田さんは、子供の頃に「ビッケ」を見て海賊の活躍する話に興味を持ったとか。 「ONE PIECE」や「パイレーツ・オブ・カリビアン(PIRATES OF CARIBBEAN)」もいいけど、子供にはやっぱり「ビッケ」のようなのほほ~んとした作品を見せてあげたいな(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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