Pastime Paradise

　あいたたた…。昨日から急に腰が痛み出し、もしや、また地獄の尿管結石か!? とヒヤヒヤしたが、あれほどの激痛ではなくて一安心。しかし痛みが治まらないので（薬で今は治まってるけど）、今日は1月2日以来8ヶ月ぶりの完全OFF日にして家でゴロンと横になっている。
　何をする気も起こらないので、久々に「刑事スタスキー＆ハッチ（STARSKY & HUTCH）」の1stシーズンDVD BOXを鑑賞中。

　このスタハチのDVD BOX、海外では4thシーズンまでちゃんと出ているのに、なぜか日本版は1stシーズンのみしか販売されなかった。そんなに不人気とも思えないんだけどなぁ。
　仕方なく2ndシーズン以降は米国版を購入したものの、英語が不得手な私には字幕なしじゃ話がさっぱり分かんなかったりして…
　ま、ハッチ役のデビッド・ソウル（David Soul）が見られればそれだけで幸せなんだけどね

　さて、1年半ぶりのスタハチまつり、今回ご紹介するのは、1stシーズン第14話「恐怖の人質！真夜中のレストランジャック（SHOOTOUT）」。コンビ愛は相変わらず全開だ！


　嵐の夜。取調室ではスタさんとハッチが怪しげな宗教家の取調べを行っていた。終わったらイタリア料理の店に行こうと誘うスタさんにハッチは素気無い返事をしながらも、二人は絶妙なコンビネーションで見事に男を自白させる。

　一方、ホテルの一室では二人の男…トムとジョーイが電話を待っていた。この二人は今夜、イタリアンレストランでマフィアのボス・モンテを消そうとしていた。
　そのレストランで働くテレサからの電話でモンテが夜12時に予約したことを確認し、二人はレストランへ向かう。
　そこへたまたまスタさんとハッチが来店し、指名手配中のジョーイがいち早くスタハチに気付いた。スタハチの方も彼等に気付いたと勘違いした二人はジュークボックスに向かったハッチに銃を向ける。その様子をトイレから出てきたスタさんが目にし、飛び掛ろうとしたスタさんはジョーイに肩を撃たれてしまった。
　「動くな！」と言うトムに
　「相棒のそばへ行く。撃つなら撃て！」と言い切ったハッチは、急いでスタさんの元へ。
スタさんに「俺がついてる」と優しい言葉を掛け、手当てをしながら傷口を確認すると、銃弾が肩に入り込んでいる。ハッチが病院に連れて行こうとすると、トムは事務室に寝かせておくよう指示。
　やむなくスタさんを抱きかかえて奥の部屋にあるソファに寝かせるや、エラく甲斐甲斐しく世話をするハッチ（＾＾ゞ　うひゃあ、スタさんになりてぇ～

　二人の男の口からモンテの名を耳にしたハッチがテレサを問いただすと、彼女は弟をモンテに殺されたため、復讐を手伝う約束をしているとのこと。おまけに協力を拒むと、母親を事故に見せかけて殺すと脅されていた。
　店にいる二人の男は殺し屋で、モンテを消した後で店内にいる客全員を殺すはずだ、君は抗争に巻き込まれたんだ、とテレサを諭すハッチ。如何に危険かをテレサに懇々と言い聞かせたハッチは、彼女にスタさんの看病を頼んで店内に戻る。

　テレサに呼ばれてスタさんの元へ戻ったハッチは、作戦を立てる。
壁時計と時間を合わせた自分の時計をスタさんに手渡すと、二人の気を一瞬逸らせるためにピッチャー（水差し）を派手に壁に投げつけるよう言い、また店に戻っていった。
　約束の時間になり、スタさんは気力を振り絞ってピッチャーを投げつけたが、運悪く新たな客が来店したため、ハッチの計画は不発に終わる。そして、床に倒れていたスタさんをまたしても愛情たっぷりに介抱するハッチ。嗚呼、私も抱きしめて…

　モンテ来店まであと10分。自分の銃が手元にないハッチはテレサに銃の在処を尋ねると、銃はバーの下の棚にあるが、やっかいなことに銃倉はレジの中にあるとのこと。
　二人の男の監視の目が光る中、ハッチは喉が渇いたと勝手にビールをグラスに注いだ。テレサがお金を払うよう言い、ハッチはレジを開けて支払いをしながら手早く銃倉を袖に隠す。
　そしてハッチはテレサにスタさんのためにスープを運ぶよう頼み、彼女も棚からナプキンを取りながら、お盆とナプキンに隠して銃を取り出すことに成功。二人はスタさんのいる部屋に戻り、テレサはハッチに銃を手渡す。
　何とか銃を手にしたハッチは、テレサにグラスか食器でも落として数秒間トムとジョーイの気を引くよう依頼し、部屋を出た。
　間もなくモンテの車が姿を見せ、テレサは盆を落として二人の男の注意を引く。その一瞬の隙にハッチは見事トムとジョーイを撃った。
　店内に異変を感じたモンテの車はそのまま逃走、ハッチ（とスタさん、そしてテレサや他の客達）は何とか危機を乗り切ることが出来たのであった。