カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー』 マーク・ボラン&T.レックス
「Zinc Alloy and the Hidden Riders of Tomorrow」 Marc Bolan & T. Rex (74) 強烈にバップするロックブギーと不条理きわめるその詩歌。何人の理解をもよせつけぬマーク・ボランのナルシスの世界!! ダニー・トンプスンとB.J.コールも参加 !! 可愛いボラン 素敵なボラン きれいなボラン 狂ったボラン、 ボラン、ボラン、 ボランがいっぱい !! マーク・ボランはやっぱ 星の王子様 A面 1. ビーナスの美少年 - Venus Loon 2. 悪魔のしもべはのろまが嫌い - Sound Pit 3. 熱く激しく爆発する唇 - Explosive Mouth 4. 銀河の国へ - Galaxy 5. 変革はお陽さまの如く - Change 6. 名もなき狂人 - Nameless Wildness 7. ティーンエイジ・ドリーム - Teenage Dream B面 1. いやな液体 - Liquid Gang 2. 懐かしのカースマイル - Carsmile Smith & the Old One 3. ジャイブで行こう/燃えるスペインの今宵 - You've Got to Jive to Stay Alive – Spanish Midnight 4. 星空のソウル - Interstellar Soul 5. 破滅への希望 - Painless Persuasion v. the Meathawk Immaculate 6. 僕たちの復讐者(ひどいもの) - The Avengers (Superbad) 7. 豹の歌/主演:くちなしの花となめくじ野郎 - The Leopards Featuring Gardenia and the Mighty Slug 僕は天秤座――いつも不安定に調和しているのです。(マーク・ボラン) 日本では映画「20世紀少年」のテーマ曲 “20センチュリー・ボーイ(20th Century Boy)” で知られているT.レックス(T.Rex)。85年にパワー・ステーション(The Power Station)がカヴァーした “ゲット・イット・オン(Get It On)” も彼等の代表曲の一つだ。 カルチャー・クラブ(Culture Club)のボーイ・ジョージ(Boy George)も影響を受けたというマーク・ボラン(Marc Bolan)率いるT.レックス、68年にデビューした当時はティラノザウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)というフォークロック・バンドだったが、70年にサウンドを一新しバンド名もT.レックスと改めてからは、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)と共にグラム・ロックを代表するスターになった。 今回取り上げた「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー(Zinc Alloy and the Hidden Riders of Tomorrow)」はティラノサウルス時代も含めると通算9枚目のアルバムである。 この頃のメンバーはヴォーカル&ギターがマーク・ボラン、パーカッションにミッキー・フィン(Mickey Finn)、ベースがスティーヴ・カーリー(Steve Currie)、そしてドラムスがビル・レジェンド(Bill Legend)。このうち3人は既に他界しているという…。 このアルバムでは女性コーラスが大きくフィーチャーされているが、メインコーラスを務めているグロリア・ジョーンズ(Gloria Jones)はマーク・ボランの愛人で、77年にボランが29歳の若さで自動車事故により他界した際に車を運転していたのが彼女であった。 さて肝心のアルバムの中身はというと、ボウイの「ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)」(72)と似たようなコンセプトなのだとか。 そのボウイの「ジギー・スターダスト」も “朝焼けの仮面ライダー” に負けず劣らずの邦題が当初は付けられていた。それは次回ということで。 それにしても帯文句のきれいなボラン、狂ったボランって… そんなマーク・ボラン&T.レックスに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ ティーンエイジ・ドリーム いやな液体 悪魔のしもべはのろまが嫌い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.03 00:11:09
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