カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『恋愛道』 デル・フエゴス
「The Longest Day」 The Del Fuegos (84) アメリカはボストン出身のデル・フエゴスのデビュー・アルバム登場 最高にイカしたロックン・ロールはアニマルズ、ローリング・ストーンズのようにちょっと不良っぽくって女の子をしびれさせる! A面 1. あの娘にそわそわ - Nervous and Shakey 2. バックシート・ナッシング - Backseat Nothing 3. 俺こそおまえの求める男 - I Should Be the One 4. ミッシング・ユー - Missing You 5. エニシング・ユー・ウォント - Anything You Want 6. ニュースをやるころには - When the News Is On B面 1. ロンゲスト・デイ - Longest Day 2. あいつとドライヴ - Out for a Ride 3. メアリー、そのままでいておくれ - Mary Don't Change 4. 忘れないで - Have You Forgotten 5. コール・マイ・ネーム - Call My Name 此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ 清沢哲夫さんの著書『無常断章』にある「道」という有名な詩であるが、恋愛の道もまさにこの通りだよね。ということで、今回はデル・フエゴス(The Del Fuegos)が84年にリリースしたデビュー・アルバム「恋愛道(The Longest Day)」。ガラにもなく詩を綴ってしまうほどに素敵な邦題で、個人的には非常に高評価なのであるが、このアルバムにこの邦題はちと高尚な気がしないでもないような…。 TKOの「顔に唾をかけろ!(In Your Face)」はジャケットのエロ写真のせいで買い辛かっただろうが、この「恋愛道」っていうのも逆にタイトルが清らか過ぎて、青少年はレジに持っていくのが恥ずかしかったかも。せっかくネットで密かに購入できる時代になったのだから、恥ずかしい邦題こそ復活させるべきだろう。 デル・フエゴス(The Del Fuegos)は米国・ボストン出身のダン・ゼインズ(Dan Zanes)が弟・ウォーレン(Warren Zanes)らと80年に結成したガレージ・ロック・バンドであったが、残念なことに日本では日の目を見ずに終わった。米国ではこの後も3~4枚アルバムをリリースし、89年に解散したそうな。ダン兄ちゃんはその後ファミリー・ミュージック・アルバムを数多く発売し、07年にはグラミー賞のBest Musical Album for Children部門を見事受賞した。 彼等は80年代半ばにビール(Miller Beer)のCMに出演していたようで、米国人にとっては懐かCMのバンドらしい。日本でいうところの…何だろ?「ネスカフェ ゴールドブレンド」の違いが分かる男みたいな?「フィニッシュコーワ」の歌手の小金沢くんみたいな?いや、全然違うか(><) まぁ音楽的には60~70年代のロックという感じで悪くはないと思う。11年に再結成し、翌12年2月には20数年ぶりに8曲入のEP「Silver Star」をリリースしたものの、その1枚だけで終ったようだけど。 そんなデル・フエゴスに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ あの娘にそわそわ ニュースをやるころには ミラー・ビールCM 米国人には懐かしいらしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.09 09:43:55
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