カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『ギター殺人事件 AC/DC流血ライブ』 AC/DC
「If You Want Blood You've Got It」 AC/DC (78) 想像を絶するクライマックスの連続。ああ!! またアンガスのギターが叫び、のたうちまわる!! AC/DC狂気のステージを完璧に再現、全ハード・ロック・ファンを直撃するベスト・ライヴ!! A面 1. リフ・ラフ - Riff Raff 2. 地獄は楽しい所だぜ - Hell Ain't A Bad Place to Be 3. バッド・ボーイ・ブギ - Bad Boy Boogie 4. ジャック - The Jack 5. 素敵な問題児 - Problem Child B面 1. ホール・ロッタ・ロジー - Whole Lotta Rosie 2. 地獄のロックンロール - Rock N' Roll Damnation 3. ハイ・ボルテージ - High Voltage 4. ロック魂 - Let There Be Rock 5. 俺らはロッカー - Rocker トホホ邦題界(?)ではすっかりお馴染みの「ギター殺人事件 AC/DC流血ライブ(If You Want Blood You've Got It)」は、オーストラリアを代表するHR/HMバンド・AC/DCが78年にリリースした彼等の初ライヴ・アルバムである。 78年4月30日にスコットランド(英国)・グラスゴーのアポロ・シアターで開催されたライヴを収録したもので、1曲目の “リフ・ラフ” からパワー全開!ライヴの迫力がビシビシ伝わってくる名盤だ。 この頃のメンバーはヴォーカルがボン・スコット(Bon Scott)、リード・ギターは半ズボン姿がトレードマークのアンガス・ヤング(Angus Young)。リズム・ギターがアンガスの実兄であるマルコム・ヤング(Malcolm Young)で、ベースはクリフ・ウィリアムズ(Cliff Williams)、ドラムスがフィル・ラッド(Phil Rudd)の計5人。ちなみにヤング兄弟はグラスゴー生まれである(オーストラリアへは63年に引っ越したらしい)。あ、そういえばボン・スコットもスコットランド生まれの豪州育ちだ。 そのボン・スコットが80年2月に33歳の若さで急逝したため、このアルバムはボン唯一のライヴ・アルバムになってしまった。 まぁ確かにこのジャケットを見る限りだと、「流血ライブ」という邦題もしっくりくるわな。お腹にSGが突き刺さり、血に染まるアンガス。 でもって何故「ギター殺人事件」なのかというと、裏ジャケで… アンガス、死んでるやん! Σ(゚д゚;) 画像が小さくて分かりにくいが、ギター(SG)が背中に貫通しているのだ。おおぉ、恐ろしや~、って一体何なんだこのジャケットは!? 14年、マルコム兄ちゃんが認知症を患って脱退、17年に64歳で逝去した。 20年には17作目のスタジオアルバム「パワーアップ(Power Up)」をリリース。ボン・スコットの後任ヴォーカルとして加入するも聴力障害で16年にバンドを離れたブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)、14年に覚醒剤所持やら殺人教唆および脅迫罪容疑で逮捕されて活動を停止していたフィル、相次ぐメンバー交代で活動意欲を失くして引退表明していたクリフも復帰したこの最新アルバムは、世界21ヶ国でチャート1位を記録した。ちなみにマルコム兄ちゃん亡き後のリズム・ギターは、ヤング兄弟の甥であるスティーヴィー・ヤング(Stevie Young)がつとめている。 そんなAC/DCに興味を持たれた方は…、と普段なら2、3曲ほど御紹介して終わるところなのだが、このアルバムはぜひとも最初から最後まで通して聴いていただきたい。 なので時間がある方はゆっくり御鑑賞くだされ♪ ギター殺人事件 AC/DC流血ライブ (Full Album) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.11 04:18:26
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