カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『雪の世界』 ブルース・コバーン
「High Winds White Sky」 Bruce Cockburn (71) この美しさと素朴さに人はとりつかれるだろう A面 1. おはようブルース - Happy Good Morning Blues 2. 笑っていこう - Let Us Go Laughing 3. 愛の唄 - Love Song 4. ある日わたしは - One Day I Walk 5. 金色へびブルース - Golden Serpent Blues 6. 激しい風と白い空 - High Winds White Sky B面 1. 空をゆびさして - You Point to the Sky 2. 人生夫人 - Life's Mistress 3. ちりん/おおなべ - Ting / the Cauldron 4. 輝く山 - Shining Mountain 元BLOGでこれを綴った14年2月某日は、日本列島が大雪のニュースでもちきりだった。晴れの国・岡山(県南)でも何年ぶりだか思い出せないくらい久々に雪が積もり、積雪など滅多にないこの地域では、数センチ積もっただけでも朝から大わらわだった たまたまこの日はパートの面接があり、駅に向かおうにも駐車場から原付が出せず、タクシー会社に電話するも話し中ばかりで繋がらず、もうこの会社とは縁がなかったんだな…と諦めて断りの電話を入れたところ、面接担当者も休んでいたため別日に面接することになった。その後ありがたくパートに採用していただき、契約社員を経て現在は社員として働いているのだから、人生って何が起こるか全くわからないものである。 そんな思い出深い日に綴ったのが、カナダ人シンガーソングライター、ブルース・コバーン(Bruce Cockburn)の2ndアルバム「雪の世界(High Winds White Sky)」である。 窓から見える凛とした雪景色にアコースティックギターの温かな音色が実にしっくりきて、フォークミュージックも悪くないな…と思ったりして――なんてロマンティックな風情に浸って綴っているが、単に面接日を変更してもらえて、地獄にいたカンダタが天から垂れてきた蜘蛛の糸を見つけたときのような心境だったせいだろう。普段であれば全く興味の湧かないジャンルだったりする。 でもまぁ「雪の世界」というアルバムタイトルはジャケット見たままではあるが、なかなか趣があって綺麗なタイトルだ。全曲邦題付きなのも良し。 全体的には繊細で柔らかなギターと、ブルース・コバーンの穏やかな歌声が心に染み入るようなアルバムで、“ちりん/おおなべ(Ting / the Cauldron)” という、原題直訳ながらなかなかインパクトのある邦題のインスト曲と、これまた直訳(全曲そうなのだが)ながら若干異彩を放っているタイトルの “金色へびブルース(Golden Serpent Blues)” というジャズっぽいピアノ曲が印象的。 そんなブルース・コバーンに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ 激しい風と白い空 金色へびブルース ちりん/おおなべ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.12 22:07:01
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