カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『モグラ帝国の逆襲』 レジデンツ
「The Big Bubble : Part Four of the Mole Trilogy」 The Residents (85) ミュージック・ヴィジュアル・パフォーマンス “モールショー” の第4集 A面 1. ごめんねモグちゃん - Sorry 2. ピョンとひとはね - Hop a Little 3. 行け行けモグラ - Go Where Ya Wanna Go 4. ほれみろ、はれほれ - Gotta Gotta Get 5. 燃えろや燃えろ、ドンドコドン - Cry for the Fire B面 1. 死んだらどうなる - Die-Stay-Go 2. 酢は砂糖より強し - Vinegar 3. ホ、ホ、ホタル来い - Firefly 4. ビッグ・バブルはスーパースター - The Big Bubble 5. 俺たちに明日はない - Fear for the Future 6. クーラ・ボッカはかく語りき - Kula Bocca Says So 残念ながら現在この邦題は姿を消し、「ザ・ビッグ・バブル」なんて無味乾燥としたタイトルで販売されているレジデンツ(The Residents)のこのアルバムは、モール3部作(モール・トリロジー)のパート4で、架空のバンド「ビッグ・バブル」によりモール・トリロジー伝説の断片が語られている。 …って何のこっちゃ?と思いますわな。 このモール・トリロジー、元々は6枚のアルバム、3つの物語、3つの組曲で構成される予定だったらしく、81年に序章ともいえる第1弾「マーク・オブ・ザ・モール(Mark of the Mole)」を発売し、翌82年には二つの種族の価値観や文化を表現した楽曲が交互に収められているという第2弾「ザ・チューンズ・オブ・トゥー・シティーズ(The Tunes of Two Cities)」をリリース。 でもって同82年秋には「インターミッション(Intermission: Extraneous Music from the Residents' Mole Show)」が、83年には「モール・ショー・ライブ・アット・ザ・ロキシー(The Mole Show Live at the Roxy)」、更に89年には「The Mole Show Live in Holland」も発売されたのだが、肝心の3部作は未完のままだったりする。 …ますます何言ってんの?って思いますわな。 巨大目玉マスクとタキシード姿がトレードマークのレジデンツは69年に結成された米国のベテラン・バンドでありながら正体は謎に包まれており、メンバーが誰なのかさえ不明なのである。 なので、この「モグラ帝国の逆襲」のジャケットに写っているおじさん達が歌っているわけではないのだ。じゃあこの人達、誰!? Σ(・ω・ノ)ノ! 15年にはそんな彼らの結成40周年を記念したツアーにドン・ハーディー(Don Hardy)監督が密着したという、ドキュメンタリー映画『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー(The Residents)』が公開された。 「実はジョージ・ハリスンがお面をかぶってたんだ」 「ほんとはボノとヴァン・ヘイレンらしいよ」 「バラしちゃいけないんだけどね」 と予告編では流れていたが、真実や如何に!? そんなレジデンツに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ――っと…その前に、Wikiさんによるとレジデンツの音楽的ジャンルは “アヴァンギャルド、実験音楽、マルチメディア・アート、アヴァン・ポップ、ノイズロック” となっている。そういう心積もりでどうぞ♪ ごめんねモグちゃん ピョンとひとはね 行け行けモグラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.17 10:35:07
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