カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『馬の耳に念仏』 フェイセズ
「A Nod Is as Good as a Wink... to a Blind Horse」 Faces (71) イギリスが生んだ、世界最大のヴォーカリスト、ロッド・スチュワート率いるフェイセズの71年に発表した快心作!! A面 1. ジュディの農場 - Miss Judy's Farm 2. 荒っぽい奴 - You're So Rude 3. 愛はここに - Love Lives Here 4. ラスト・オーダー - Last Orders Please 5. ステイ・ウィズ・ミー - Stay with Me B面 1. 崩れおちるもの - Debris 2. メンフィス - Memphis, Tennessee 3. ひどいもんだよ - Too Bad 4. 君に必要なもの - That's All You Need 「馬の耳に念仏(A Nod Is as good as a Wink... to a Blind Horse)」は英国のロック・バンド、フェイセズ(Faces)が71年にリリースした彼等の3rdアルバムだ。 原題である “A Nod Is as good as a Wink... to a Blind Horse” は “盲馬にはうなずいても目配せしても同じこと” という意味で、日本の諺では「馬の耳に念仏」という。何ちゅう邦題やねん!と思いきや、原題どおりなのである。 パカラッパカラッ このアルバム、タイトルの邦題は今もそのままだが、曲目の方は “ひどいもんだよ(Too Bad)” 以外、全て味気ないカタカナタイトルになっていて残念なかぎり。 フェイセズのメンバーはというと、ヴォーカルのロッド・スチュワート(Rod Stewart)を初め、ギターのロン・ウッド(Ron Wood)、ベースのロニー・レーン(Ronnie Lane)、ピアノのイアン・マクレガン(Ian McLagan)、そしてドラムスのケニー・ジョーンズ(Kenney Jones)の5人。 バンドは4枚のアルバムを残し、75年には早々と解散。その後ロッドはソロで大成功を収め、ロン・ウッドはローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)に加入。ロニー・レーンは97年に51歳の若さで病没しており、イアン・マクレガンも14年に69歳で亡くなっている。 70年代のロッドを知らないせいか彼には全く惹かれないのだが、モテモテ男、或いはセクシー野郎というイメージだけは持っている。ヴァン・ヘイレン(Van Halen)のデイヴ・リー・ロス(David Lee Roth)にも似たようなイメージがある。 また、俳優でセクシー野郎といえば、「トランザム7000(Smokey and the Bandit)」や米国・香港合作のオールスター・キャスト映画「キャノンボール(The Cannonball Run)」などに主演したバート・レイノルズ(Burt Reynolds)がそうだった。外人さんが好むセクシー野郎って、皆さん何だか濃いよね… 肝心のアルバムについては、元々バンドに興味がないこともあってあまり印象に残らず。 “ステイ・ウィズ・ミー(Stay With Me)” は英国で6位、米国でも17位とそこそこヒットしたらしい。アルバムを聴いた時には特に可も不可もなく…と思っていたが、ライヴ映像を見てみるとなかなか格好いいではないか! 70年代当時(今は60歳代くらい)のお姉様方がロッドに惹かれた気持も十分分かる気がした。 そんなフェイセズに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ ジュディの農場 ステイ・ウィズ・ミー ひどいもんだよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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