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Pastime Paradise

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2022.04.30
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ワイズ・ガイに与う』 ワー!
 「A Word to the Wise Guy」 The Mighty Wah! (84)
 ブリティッシュ・ポップ・シーンの風雲児、
ピート・ワイリー率いるワー!待望の日本デビュー!

A面
 1. 教書(一) - Yuh Learn I
 2. ウィークエンド - Weekends
 3. エバーウォナ - Everwanna
 4. 17歳の青春 - The Lost Generation
 5. 教書(二) - Yuh Learn II
 6. アイ・ノウ・ゼア・ウォズ・サムシング - I Know There Was Something...
B面
 1. 教書(三) - Yuh Learn III
 2. ボディ&ソウル - In The Bleak / Body 'N' Soul / Midwinter
 3. パパ・クラック - Papa Crack (God's Lonely Man)
 4. ホワッツ・ハプニング・ヒア - What's Happening Here
 5. 教書(四) - Yuh Learn IV
 6. 君にカム・バック - Come Back (The Story Of The Reds)
 ワー!ヒート(Wah! Heat)からワー!(Wah!)に、そしてマイティ・ワー!(The Mighty Wah!)へとバンド名を進化(?)させてきた彼等が、84年にマイティ・ワー!名義で初めてリリースしたアルバムが「ワイズ・ガイに与う(A Word to the Wise Guy)」なのであるが、残念なことに日本ではワー!のまま発売されてしまった…まぁ全く支障はなかったけれども。
 (元々この記事は「Pastime Paradise Annex ―昭和の懐かし邦題アルバム館―」という当駄BLOGの別館に13年4月に綴っていたものを別館解体中につき移動させたのだが、9年間ずっとアルバム原題を「A World to the Wise Guy」と誤記していたことに今更気付いた ショック アナガアッタラハイリタイ

 この当時のメンバーはというと、ヴォーカルとギターのピート・ワイリー(Pete Wylie)を中心に、ベースのワシントン(Washington)、ドラムのクリス・ジョイス(Chris Joyce)、キーボードにジェイ・ノートン(Jay Naughton)&チャーリー・グリフィス(Charlie Griffiths)、コーラスのジョシー・ジョーンズ(Josie Jones)…とかなのかな?まぁほとんど知らないけど。←知らずに書くなよ!

 マイティ・ワー!というバンドについてはよく知らないが、英国・リバプール生まれのこのピート・ワイリーという男、後にエコー&ザ・バニーメン(Echo & The Bunnymen)を結成するイアン・マッカロク(Ian McCulloch)や、同じくティアドロップ・エクスプローズ(The Teardrop Explodes)のジュリアン・コープ(Julian Cope)らと77年にクルーシャル・スリー(The Crucial Three)を結成。
 その後、この男とジュリアンはこれまた後にデッド・オア・アライヴ(Dead or Alive)を結成するピート・バーンズ(Pete Burns)&フィル・ハースト(Phil Hurst)と共にミステリー・ガールズ(The Mystery Girls)を結成。
 でもってその後はスピットファイア・ボーイズ(The Spitfire Boys)なるバンドに加わるも、数回のリハーサルに参加しただけで終わる。このバンドには後にスージー&ザ・バンシーズ(Siouxsie and the Banshees)のメンバーとなるバッジー(Budgie)ことピーター・クラーク(Peter Clarke)や、同じくフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes to Hollywood)のポール・ラザフォード(Paul Ratherford)らがいたという。
 更にその後、バッジーらと共にノヴァ・モブ(The Nova Mob)を結成、でもって次はバッジーやポール・ラザフォードらとオピューム・イーターズ(The Opium Eaters)を結成、そんでもってお次はクラッシュ・コース(Crash Course)というバンドを結成。そして遂に79年にワー!ヒートへと到るのであった。 
 ピート・ワイリーのバンド遍歴を書き連ねるだけで、70年代末のリバプールにおけるポスト・パンクが語れそうである。

 さて、ピート率いるマイティ・ワー!のこのアルバムからは “君にカム・バック(Come Back (The Story Of The Reds))” が英国でギリギリTop20に入り、アルバム自体もそこそこヒットした。
 01年にはこのアルバムのCDが再発売され、当初より8曲増えて全20曲となっている。うさぎ野郎たち(エコバニ)やヘアカット100(Haircut 100)などがお好きな方には結構合うかも!?

 そんなマイティ・ワー!に興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪
 17歳の青春
 ウィークエンド
 君にカム・バック





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Last updated  2022.04.30 21:22:40
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