カテゴリ:アニメ・漫画
週刊少年マガジンで90年~00年に連載されていた加瀬あつしさんのヤンキー漫画「カメレオン」。どうやら面白いらしいということは聞いていて、10年ほど前に古本屋でバイトしていた際にちょっとだけ覗き読み(?)したことはあったものの、記憶に残るほどではなかった。
それが昨年、仕事関係の方(40代男性)とヤンキー漫画話をしたときに、私は西森博之さんの「天使な小生意気」や「今日から俺は!!」と、阿部秀司さんの「エリートヤンキー三郎」が大好きだと伝えたところ、先方さんは「カメレオン」が一番好きとのことだった。そんなに面白いのなら読んでみよう、今後の話の種にもなるし――と、今年になってネットで全47巻購入して読んでいた矢先に、先方さんがまさかの異動 それまで既に数巻は読んでいたものの、52歳のおばはんが読むには正直なところ、余りにも下ネタだらけでキツかったので読む手が止まっていたのだが、先方さんに読了した感想を伝えなきゃ…と半ば義務感に支えられて(先方さんは全く望んでおらず、単に独りよがり)再び読み進めていくうちに魅力的なキャラクターが増えていき、中盤からは夢中で読んだ。評判どおりに面白かった。教えてくれてありがとう、Kさん。 …とまぁ、こういう経緯で読んでみた次第だが、「カメレオン」のあらすじは以下のとおり。 中学時代に学校中の不良からイジメの標的とされていた矢沢栄作は、高校進学を機に不良デビューを果たす。バラ色の高校生活を夢見る矢沢だったが、お調子者の性格や運の悪さが災いし、次々と有名な不良との諍いに巻き込まれることになる。しかし矢沢は数々の危機をハッタリと悪運と悪知恵で切り抜け、次第に多くの不良達を惹きつけるカリスマへと変貌していく。(Wikiさんより) 個人的にはこの主人公に全く好感が持てなかったのだが、周りのヤンキー君達はよかった。 主人公は成田南高校に通っていたが、私は松戸の愚連隊「松戸苦愛(マツドクラブ)」のトップ・松岡英治くんが一番のお気に入り。連載時の読者人気投票で2回とも主人公を差し置いて1位に輝いた人気キャラの松岡くんは、下ネタだらけのこの漫画の中で、下品な描写が この漫画、途中まではヤンキー連中のイザコザ話で楽しく読めたが、妖乱やら黄泉やらのあたりはパワーダウンの感が否めない。最後の東大受験編に至っては、矢沢くんが苦手なため読むのがキツかった…。 加瀬さんの「カメレオン」と西森さんの「今日から俺は!!」は同時代に連載されており、どちらも千葉県が舞台である。いつの日か、今更ながら聖地巡礼してみたいような気もするが、行ってどうする!? という気もする。 昨年5月には松戸市で「カメレオン30周年記念展 in 松戸」なるイベントが開催されたという。 おおッ、松戸といえば松岡くんのホームグラウンド!嗚呼、こういう機会に行ってみたかったなぁ。ついでに「今日俺」の津谷(谷津)駅とかにも寄ってみたりして。 あ、そういえば「エリートヤンキー三郎」の徳丸学園も千葉県内屈指の不良校だったっけ。 思い起こせば木多康昭さんの「幕張」も幕張南高校が舞台だから、やっぱり千葉だよね。“さきっちょクロマティ” こと叶親くんがお気に入りだったなぁ。 ――よくよく考えたら千葉県って高校ギャグ漫画の楽園だよね 向かって右から松岡くん、矢沢くん、結城直人くん。 矢沢くんが身長130~140cmの設定なので松岡くんは長身に見えるけど、実は彼も小柄。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.24 21:02:54
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