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2022.06.23
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カテゴリ:アニメ・漫画
4月から始まったアニメ「パリピ孔明」の最終話が先日放送された。嗚呼、第2期はないのかなぁ…。意外と感動的で、最後は思わず泣いてしまった。
 「パリピ孔明」は四葉夕卜さん原作、小川亮さん作画の漫画をアニメ化したもので、「三国志」好きには心惹かれるタイトルに釣られて怖いもの見たさでYouTubeにアップされていたボイスコミックを視聴してみたところ、想像以上に面白かったため、アニメも全話見てしまった。主要キャラクターはみんな好感が持てるし、所々に散りばめられた三国志ネタも嬉しいし、作中で流れる音楽もよかった♪

 五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか――(コミックDAYSさんより)
 
 というストーリーなのだが、孔明は転生した現代においても綸巾を戴き、手には羽扇を持ったままの姿でありながら、すっかり現代社会に馴染んで英子の軍師(マネージャー)として知謀をめぐらす。
 人気シンガー・ミア西表に英子が当て馬にされた際には石兵八陣(劉備軍を追ってきた陸遜軍を撤退させた陣)を用いたり、サマーソニア(日本最大規模の夏の大型フェス)出演権獲得のため期間内に10万イイネを獲得しなければならないという企画ではまるで草船借箭の計(呉の軍師・周瑜から3日で10万本の矢を用意するように命じられた孔明が取った奇策)のような奇策を講じたりもしている。
 しかし孔明の奇策によって英子はステップアップしていくが、最終的にはやはり英子の歌の力でコツコツと成功を収めていくのである。ちなみに孔明の妻の名は黄月英という名だと言われているが、何せ1,800年も前のことなので奥さんの名は定かではない。だが月見英子という名前はこの言い伝えから取られているのだろう。

 英子の仲間となるラッパー・KABE太人くんや、英子と孔明が働くBBラウンジのオーナーで三国志オタクの小林さん、KABEくんのライバルであるストリート出身のカリスマラッパー・赤兎馬カンフー等もみんないいキャラなのだが、個人的にこのアニメで孔明に次いでお気に入りなのが、10万イイネ企画において英子のライバルとなった女の子3人組グループ・AZALEA(アザリエ)のベーシスト兼ヴォーカルの “ななみん” こと久遠七海
 高校の同級生でバンドを組み、プロを目指して上京するも芽が出ず、アルバイトで糊口を凌ぐ毎日を送っていた七海たち。大手事務所のプロデューサーにスカウトされ、彼の指示によりそれまでのハードロック系バンドから一変し、露出度の高いコスチュームやステージパフォーマンス優先のアイドルグループとして人気を得る。しかし七海は理想と現実の乖離に苦しみ、本当に歌いたかった歌を路上で歌っていたところで英子と出会い、親しくなっていく。そして10万イイネ企画の決戦前に七海は英子に自分がAZALEAの一員であることを告白し、ついに二人は渋谷109前で対決の日を迎える――。
 英子が見ている前で七海は偽りの自分を演じながら、心の中で「見ないで!見ないで!見ないで!これは私じゃない!」と叫びつつアイドルに徹する姿に涙腺決壊。だが、英子にとっても七海たちにとっても嬉しい結末が待っていて、本当に素晴らしいアニメだった。
 全12話中、5-6話はKABEくんの話なのでちょっと中だるみするかもしれないが、その先には感動が待ち構えているので、是非とも全話見ていただきたい。作中の音楽も非常に良しグッド

 Underworld - AZALEA 
 ​Dreamer​ - Eiko





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Last updated  2022.06.23 19:57:47
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