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カテゴリ:読書
高3の次男が友達から「面白いよ」と借りてきて
次男が読み終えた後に「読んでみ。怖いで」と 貸してくれた本です。 いじめをテーマにした本でした。 主人公は高3で野球部を引退した光也と中学時代の同級生たち。 夏休み、中学2年生の時の同級生が次々と 不気味な予告文が届けられた後に襲われていく。 犯人の予想はそのその予告文から中2の時の いじめのターゲットにされていたトロ吉こと廣吉。 光也と同級生の有志は「北中防衛隊」を作って 同級生を襲撃から守るためとトロ吉を探すために動き始める。 といった内容だったけど かなり昔に九州であった事件を私は思い出しました。 同窓会のビールに毒物を混入して同級生を殺害しようとした事件。 いじめをした側は大人になっていくうちにいじめた事さえ 忘れ去ってしまうけど、いじめられた側は大人になってからも 苦しんでいることをいじめた側は忘れているんだよね。 私も小学4年~6年まで、その当時「村八分」と言われる 無視するというのか仲間外れにされるいじめを受けていた経験があるので この本の内容は痛いほどによくわかりました。 私も10年位前(35歳くらい)までは月になんどかいじめられる夢を見て 目が覚めたことがあります。 なぜ最近は見なくなったかというと、 35歳の時に母親に小学校でいじめにあってた事を告白したからだと思います。 いじめにあってた事は小学校の時は家族にも話せずにいたからね… 母親は「そんな事があったんだ。知らなかった。」と ショックを受けていたみたいです。 多分、今でもいじめにあっていながら誰にも言えずに苦しんでいる子供は たくさんいるんだろうね。 「誰かに気付いて欲しい」と思っていながら… と考えさせられた本でした。 この本はフィクションだと思うけどフィクションじゃ治まらない事を 今現在、いじめをしてる人は気付いて欲しいなと思います。 私も当時のいじめの中心人物は嫌いです。 1歳になる前から短大卒業までずっと一緒で「幼馴染だから」と いじめが終わった後も仲良しだと自分の中では思っていたけど と言うより思い込もうとしてたみたいだけど 大人になった今はどうでもいい人です いじめていた事を向こうは忘れているみたいだけどね 心がゆがんでいるかもしれないけどいじめにあうと言う事は そう言う事だと思うよ。 コールドゲーム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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