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カテゴリ:読書
梁石日さんの本は「闇の子供たち」以来、2冊目です。
「闇の子供たち」も悲しくて嫌な話だったけど この「断層海流」も悲しい話でした。 闇の世界と言うのか普通の主婦である私には 日常生活では見る事のないニュースの世界の話ですが 現実にもある話なんですよね… この「断層海流」はフィリピンから ダンサーと言う名目で不法入国したマリアが 来日したその日からパスポートを取り上げられ 狭い部屋~店との間の移動しか許されない状況で 来日初日から売春を強要され数ヶ月後に 寝入った客の背広のポケットから大金を盗んで逃亡する話と 日本人女性と結婚し帰化して事業で成功した 在日韓国人の木村の家庭の悲劇を描いていたけど 私はこのマリアと木村の話がどこかで交わるのかと 思って読んでいたけど、最後まで平行線だったのね… どこかで話が繋がっていて欲しかったと思ったのは私だけ??? 断層海流 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月02日 21時23分34秒
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