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カテゴリ:読書
書店で綺麗な表誌だったので手に取ってみたら
なんと地元の岡山の人が書いた本だったので 1ページ目を開いてみたら私の住む「岡山市」と書かれていたので 迷うことなく購入した本ですが、これがこれが泣けました。 書かれた二宮さんの奥様が癌になってから亡くなるまでの闘病記でした。 発病から亡くなられるまでの1年と4ヶ月を一緒に過ごさせていただいた位に 思えるほどお二人の様子が手に取るように伝わってきた内容でした。 帯に「あと何日生きられるかという時も 愚痴ひとつ言わず私の身体を気遣う妻、 愛でる気持ちが強くなった」 と書かれていましたが、読んでいく中で私も こう言う女性になりたいと思いました。 手術後のICUで初めて口にした言葉がご主人や息子さんに向けて 「ごはん 食べた?」は奥さまの家族への深い思いが伝わってきました。 芝桜忌 これは余談ですが、本当に私の生活圏での話なんでんすよね… 出てくるR病院もよく行く病院だし、子供も入院した事もあるし 名前の出てくるスーパーも多分(絶対に)我が家の目の前のスーパーだし、 金甲山、貝殻山、深山公園と全部すぐ近所だし、 二宮さんのお住まいは多分、山を挟んで反対に位置するんだと思います。 それくらい身近な内容でした。 奥様のご冥福と二宮さんが奥様に再会できるまで 素敵な毎日が送られることを勝手ながら祈ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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