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テーマ:落語は生が一番!(4)
カテゴリ:聴、読、沁。
ちょっとナメてました。
これが「ブームなのか!!」って感じなのかぁ。 いやね、前売券が1週間前には売り切れ。当日券も立ち見になるやどうやの話。 実は3年ぶりくらいに伺えることが出来たんす。 『文華の日』(毎年この日、もう8回目、そして毎回上方演芸資料館「ワッハ上方」5Fワッハホール) mixi自コミュで募っていたので、人数確定後(いや、自分の横着もあって遅れたんですが)文華さんにご本人に「チケット、受付に置いといてよ」とメール入れたら「前売売り切れ、当日券も立見になるかも」なんて返信が来て、焦りました。 なんとか、バラバラですが6人全員座って観れました。 ご参加いただきました(順不同) たむ氏! テッちゃん! くみちょー! みゆきさん! そして岡山から登場のさま! 皆さまにはご心配をおかけしましたっ! さて、演目。 『いらち俥』 桂 文 華 「俥」とは“ニンベン”に“クルマ”と書く如く、「人力車」の事。 「過ぎたるは及ばざるが如し」ゆっくりされる車屋も困るが、“いらち(せわしい)”車屋も程ほどでないと肝を冷やす。 そしてその“いらちな車夫”、文華さん、見事です! 『手水廻し』 笑福亭 由 瓶 田舎者の勘違い噺。『勘定板』よりキレイですわな。 素朴な人柄がよく表されていたと思います。 『たちぎれ線香』 桂 文 華 落語には結構ある放蕩若旦那モノの中でも“ウルっ”とくるちょっと出色な噺。 江戸噺には人情モノ多いですが、オイラは上方噺でこの噺と『一文笛』がドキッとして、ウルっとくるから好きなんす。 今回の会で、実はボクが一番聴きたかったのがこの噺。 ネタ下ろし(初演)を聴いていたので、どこまで練られたのか楽しみでした。 序盤の若旦那と丁稚のやりとり、色々入れられるトコをすっきり流して、シャープな切れ味を高めてました。クライマックスでトチったのはご愛嬌で。 中入り 『ウクレレ落語』 林 家 笑 丸 聴くの、2回目でした。ほぼ同じネタでしたが、同じトコで爆笑してました。 一度引っ込んで、「『もうちょっとつないでくれ』と言われました・・・」と戻って来られて披露した“後ろ紙切り”も面白かったですよ。 噺家さんはそれぞれ、前座(見習い)時代があって、“諸芸”というものを覚えさせられます。 まぁ、落語に通じる諸芸=楽器(篠笛、お三味や太鼓など)、地唄・端唄・浄瑠璃、踊り(日舞や地唄舞など)か、または寄席やお座敷で役に立つ諸芸=南京玉すだれ(昔、文華さんに小学校に来ていただいて、児童と一緒にやっていただきました)、手妻(手品のコトです)、踊り(こっちは安来節やかっぽれなど)。『紙切り』はこれで有名な落語家さんもいます。しかし、ウクレレ・・・。今度ぁ、噺も聴いてみたいでっせ!笑丸さん! 『親子酒』 桂 文 華 「トンビの子はトンビ」のようなお噺。酒飲み親父が酒飲み息子に意見する面白さ。 まぁ、“地”がだいぶ入っております。由瓶さんがご自分の話のマクラでさんざん文華さんの酒グセの悪さをネタにしてましたんで、相乗効果で笑い増量かな。 ボクは“地”を知ってましたんで、単純に爆笑していました。ハイ。 さて、お誘いした連れ5人と、これまた道具屋筋の裏手の感じのエエカフェでお茶、そこでもみんなとの話(というかある方のキャラが)が面白くって笑い通し。 その後、くみ&みゆ(コンビかい!)と別れ、しげ氏加入で飯&飲み。 美味しい和食と楽しい話。どちらも満腹。 11時過ぎには解散。そら昼から遊んでいますからねぇ。 独りで馴染みの80年代バーに向かう道で、またやってしもうた。 今度はテッちゃんも巻き込んで、道頓堀TSUTAYAの地下で中古DVD漁り。 ええ、観てなかってん。 もっかい、観たかってん。 これ、観てないなぁ。 うわぁ!こんなん、DVDになってたんやぁ!! ・・・、聴かないで下されっ! 5本購入で6,000円チョイなり。 また、レビュー挙げますっ! って、ぎょうさんあるなぁ、宿題。。。(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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