カテゴリ:デザイン
制服について考えてみる。制服といっても「萌え」の話ではないから安心して欲しい。 制服の定義とはある集団に属する人(生徒・警察官)が着るように定められた服装(広辞苑) のこと。社会的心理としては「規律正しさ」「団結心・集団への忠誠心」「社会階層を目立たなくする、経済的軽減」などが上げられるんだって。 これはよい!とてもいいことだ!僕は決して 「制服なんて個性を埋没させる悪しき習慣だよ!ケッ!おれは縛られね~よ!」 なんてことは言わない。僕はパンク精神は持っているが、それはあくまで「服装」ではなく「思想」のことなのである。それに社会に反発するほど抑えられてもいないし、世の中の仕組みも何となくだが分かっているつもりだ。 ただ制服というものに物申したいことがある! それは日本における約7~8割の制服のデザインが「ダサイ」ということだ。インテリな言葉使いではないが声を大にして言おう 「デザインがダサイんだよ!」 学校制服の始まりは1879年に学習院が男子学生に対して海軍制服をモデルに制服を作ってからだそうだ。 だから「軍=規律正しい」というのは一般認識だから理解できる。これは許す。しかし制服を着て働く職種の「制服デザイン」はまずい。これは大半がダサイ。郵便局員、バスの運転手、警備員・・・ 誤解を招くと嫌なのではっきりというが、職種を否定しているのではない。僕は他人の生業を否定する人間は大嫌いだ。 そうではない、規律が正しく見えて、清潔感があり、社会的にみても好感がもてる服装であればいいわけでしょ! だったらもうちょっと、どうにかならんのか? 日本には世界的アパレルデザイナーがたくさんいるんだから、彼らにまかせればいいんじゃないか?私立の高校なんかはそういう傾向があるみたいだけどね。 街に出れば、老若男女を問わず制服をきた人を必ず見かける。この制服のデザインがもうちょっと変わってくればきっと明るい社会になるんじゃないかな? そこで僕は提案することにした! 「少子化が進み、若者の就職率が減っているという職種の経営者様は聞いてください。 社長様。もういいです。あなたが制服のデザインに口を出すことはやめてください。 あなたの会社を、活気のある若者であふれるようにするのは簡単なことなのです。 かっこいい制服をつくって、社員が街を歩けばいいだけなのです。あなたの会社の職種は関係ありません。福利厚生も関係ありません。給料も若いうちは関係ありません。 あなたの会社の制服のデザインが若者達に響けば、皆あなたの会社に集まります。だって彼らのなかには「制服の良し悪し」で進学を決めてしまう人だっているんですよ! ほとんどの若者が「かっこいいか、かっこわるいか」で生きているんですよ。少なくとも 「俺、制服がかっこ悪い会社に絞って就職活動してるんだよね~」 なんてことはありえません。でも 「あそこの会社の制服って超カッコよくね~?」 てことは話題になります。間違えなく、絶対に話題になります。新規雇用にかかるコストぐらい社長様なら、僕のような小僧より知ってでしょう! それでは最近の良い例を言います。 小型国際貨物を配送するUPSの配達員の制服を見てください。かっこいいですよ。なぜか配達員も男前が多いですよ!」 まぁ賛否両論は覚悟の上の提案なのだが。 あっ、そうだ。セーラー服のデザインは変えないで欲しい。あれは欧米の女子高生も憧れているらしいからね。個人的にもセーラー服デザインは良いと思う。 もう一度言うが「萌え」ではないよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.14 14:52:29
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