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やすふじ230AF

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2010.04.21
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カテゴリ:ちょっといい話
 この本は4つの短編から構成されるのであるが
どの小説もインパクトの大きい珠玉の作品集で
あると思う。特に表題と同じ小説については僕に
とってインパクトが大きかった。

 主人公の気弱な性格、学生時代の恋人との別れなど
私の人生とかぶるところが多々あって冒頭からどん
どんと小説の中に引き込まれていった。主人公の正平は
将来を約束していた彼女から詐欺まがいの裏切りを
受けて別れるのだがその後その行為は彼の将来を
真剣に考えた結果であったことが分かってくる。

 この小説の中にポイントとなる「先生」が主人公に
いろいろ教示的な言葉を与えるのであるがその一つ
一つの言葉が重く読者に語りかけてきて人を真剣に
愛することの意味を深く考えざるを得なかった。

 久々に小説を読みながら自分の人生について考え
させられるひとときだった。ラストシーンの主人公
の言葉と元恋人の反応には思わず目頭が熱くなった。

 蛇足であるが僕は以前から恋愛小説は苦手だった。
どうも小説の中の主人公はごくごく簡単にヒロインと
恋仲になってしまうきらいがあり、現実はそう簡単
にいかないじゃないかと反感を覚えてしまうからで
ある。ところが最近になって恋愛に対する主人公の
考え方の潔さ、思惑通りにいかない関係などリアリティ
を持った小説が多いことに気づいて以前ほどのアレ
ルギーは薄らいできたようだ。





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最終更新日  2010.04.21 09:43:18
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