|
カテゴリ:マネージメント・ベンチャー
技術革新の進化する速さが速くなり過ぎ、
技術の専門分野が細分化・複合化することによって、 企業一社がすべての技術開発や事業化のステージに 対応することが無理になっている。 さらに、 企業が保有する知的財産のストックも底をつき始めている。 企業が事業戦略を立て、 事業展開をある事業領域だけに絞り込んだ場合に、 革新的な分野であればあるほど、 知的財産や技術シーズの不足が表面化してしまう。 この不足をうまく補うのが産学連携というアライアンスになる。 企業と大学がアライアンスを組むことによって、 企業は得意な分野での事業化に特化でき、生産に専念できる。 研究開発から事業化までの事業起こしの スピードも上がるというメリットが生じる。 大学人は企業の状況を理解したうえで、 研究ステージだけでなく、開発ステージまで踏み込んだ 共同研究・開発の姿勢を示すことが必要になる。 企業人も大学人もお互いの本質的な機能をよく理解したうえで、 共同研究・開発を行うことで企業と大学のWIN-WINの関係になる。 このように、企業人と大学人はお互いの強みと弱みを認識したうえで 対応することが重要であり、 これが中・長期的な産学連携関係を築くポイントになる。 産学連携推進を妨げる勘違い -大学と企業が連携するには ということで日経BP社の記事に 出川 通氏が書いている。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.01 14:56:11
コメント(0) | コメントを書く |
|