テーマ:パピーウォーカー日記(345)
カテゴリ:ユナ日記
ユナの訓練見学をさせていただいてから、早1ヶ月が経とうとしています yasuponままの気持ちもずいぶん落ち着いたところで ユナの訓練の様子を書き残しておこうと思います 協会へ行くと、まずは担当の訓練士さんより ユナの日々の様子を聞かせてもらう事ができました。 ユナは、訓練当初からとても優秀で ずっとよいペースで訓練を続けてきたようですが ここにきて、少し伸び悩んでいる…とのことでした。 ユナは、歩くことがとても楽しいようで 「まるでスキップしているよう」に歩いているそうです。 あまり楽しすぎて、ついつい「お仕事」をしていることを 忘れてしまうことがあるのだとか… 盲導犬は、訓練を終えればすぐに完璧な盲導犬として 何でもできるわけではなく ユーザーさん(盲導犬使用者)のところへ行っても 日々、訓練の積み重ねなのだそうです。 ユーザーさんは盲導犬に頼りきりになっているのではなく 毎日訓練を続けながら、少しずつ成長し ユーザーさんと本当のパートナーとなっていくのだそうです。 故に、そのパートナー選びは とても大事な作業になるのだそうです。 「本来ならば、たくさんの盲導犬の中から ユーザーさんにあう犬を選ばなければならないのに 現在は圧倒的に盲導犬の数が少なく その盲導犬にあったユーザーさんを 探さなくてはならなくなってしまっています。 これでは、本末転倒なのですが…」 と、訓練士さんが言っていました。 そのくらい現在は盲導犬の数が足りず 盲導犬を待っている方が たくさんいらっしゃるということなのです。 ユナは、まだ少し頼りないところがあるので これからは、ユナを頼って頼って たくさん自信をつけ 「お仕事してるんだよ」という気持ちを 強く持たせていくことが大切だとおっしゃっていました。 この先、ユナの良い所を最大限に伸ばし 弱いところを補ってくれるようなユーザーさんに 出会えることが必要になります。 お互いに助け合い、支えあっていけるような 素敵なユーザーさんに出会えることを 願ってやみません。 そんなお話の後、 いよいよ訓練の見学です。 見学は、ユナに気付かれない様に 初めは窓越しの離れた場所からです。 リードをつけて訓練士さんとやってきたユナちゃん。 本当に、久しぶりに見るユナちゃん。 少しスリムになったかな。 目が合ったらどうしよう。 ドキドキ、ドキドキ 窓越しに見る訓練は「服従訓練」と呼ばれるもので 「スワレ」「マテ」「フセ」「コイ」「ヒール」など 基本的な動作の訓練です。 我が家にいたときも、基本的な事はほとんどできていましたが(親ばか) 唯一ちゃんとできなかったのが「コイ」 リードをはずすとなかなかすぐには戻ってこないこともあり ずいぶんとひどい目にあったものです そのユナちゃん、 ぴたりと訓練士さんについて歩き 「スワレ」「フセ」、リードをはなし「フセ」のまま「マテ」 そして、訓練士さんに呼ばれると わき目も振らずにまっすぐに訓練士さんの下に走っていきました。 そんな姿を見せられてだけで yasuponままは、ウルウルになってしまいました あんなにyasuponままを手こずらせていたやんちゃ娘が こんなに立派になって… すごぞ、ユナ かっこいいぞ、ユナ 感動に浸っているまもなく、外に移動し 今度は誘導訓練の様子を後ろからこっそり見学です。 続きは、次回へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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