テーマ:☆詩を書きましょう☆(8464)
カテゴリ:詩
雪 しんしんと降り積もる雪 お前は何を隠そうとしているのだろう 色とりどりのスレート屋根も 葉を落とし裸になった樹も 椿の緑の葉も でこぼこした歩道の石も 白一色に染めてしまう
その空しさ 下に何があるかわからない怖さ これからどんな形に 変貌していくかわからない苛立たしさ
夕方玄関をひょいと開けてみたときはもう 雪は小降りになっていた 明日の朝一瞬の光に晒されれば 大方の雪は形を失い 隠していたものが 姿を現すことだろう
******************* 夕方5時頃玄関の戸を開けたときは、樹に積もった雪は風にふるい落とされていましたが、垣根の桟にはしっかりと15センチくらい雪が積もっていました。 近頃珍しい大雪です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|