テーマ:徒然日記(23494)
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と言っても、大島監督や大鵬のことではありません。私の中の非常に個人的な巨星です。中央区でともに志を一にしていた旧友がなくなり昨日告別式でした。今、私の体にはぽっかり穴が開き、びゅうびゅう風が吹きこんでいます。 私が中央区に在職していたのは35年前ですから彼と離れてからだいぶ経つわけですが、何かに付け、気のあった友人とは集まることがあり、顔を合わせていました。 私の人生に影響を与えた人は何人かいますが、彼はその一人だと思います。年令は一つ下でしたが、何かに付け学ぶところが多かったです。一緒に研究会をやったり、議論したり・・・。 近年週に3回透析を受けていて、それだけでも大変で辛いことなのに自分が苦しいことはあまり人に話さない人でした。いつも笑顔を絶やさず、未来を見据えているような人でした。一昨昨年、彼に会ったのが最後でしたが「日本の夜明けをこの目で見るまでは死ねないよ」と柔らかくすらっと言っていたのが印象的で、まだまだ大丈夫だと思っていたのに・・・。 若い頃彼と友達2~3人と丹沢へ登ったことが印象に残っています。どういう天気予報だったのか、途中からざあざあ降りになり、それも普通の登山コースとは逆に登ったので、急な斜面が大変。2歩進んでは1歩滑り、苦労してやっと頂上に辿り付いた時の感動は、計り知れないものでした。 山を堪能しました。思えば人生もこんなものでは・・・、と。
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