テーマ:徒然日記(23494)
カテゴリ:買い物
私は今まで、俳句のようなものをこのブログにも時々載せてきましたが、決して自慢できるものではありません。 いつでしたかTVで俳句の批評をやっていましたが、その中で「この作品はとてもよく見えるが、でもこれは俳句ではない。俳句というものはもっと余韻があったり、隠れた意味を噛み締めるもの」と言われているのに、愕然としました。私の俳句はまさにそういうものでしたから。 一応5・7・5に言葉が並んでいる。でもその言葉のとおりなのです。余韻もなければふんわり漂ってくるものがない。 「どうしたら本当に俳句らしい俳句が作れるだろう」と思っていたところ、近頃ブログのお友達になったjiq(自休)さん、素敵な俳人なのです。 さらりと写真に俳句を載せたり、コメントに俳句で綴ってくださったり。それはそれは粋な方です。 私も時には下手くそな俳句でお返ししたり、付句を詠んだりしましたが、いつも嫌ともおっしゃらずに、付き合ってくださいます。 一度、まずいところは、直してくださいといったのですが、それは決してなさらないので、「良い俳句の入門書を教えてください」とお願いしたところ、今までご自分が読まれたもののうち、良いものを再検索なさって確かめた上、10冊以上も紹介してくださいました。凄い!さすが自休さん。ブログは俳句だけでなく読書紹介や、読後感で溢れています。 それをみんな保存した上、まず最初に選んだのが「一億人の俳句入門」でした。一億人というといかにも誰でも納得するように書いてあるようですもの。 早速アマゾンに頼んで、今日到着しました。 わくわくします。やはり噛んで含めるような丁寧な説明です。よく知られている、芭蕉や蕪村の句を例に挙げてわかりやすく解いています。これは私向き、初心者向きです。 冒頭の「俳句をはじめる人へ」から少し引用しますと、 「俳句をはじめようとするとき、まず目の前に立ちはだかるのは俳句にまつわるいくつもの約束だろう。・・・初心どおり自由自在に俳句を詠むためのただ一つの道は、約束を鵜呑みにせず、約束が生まれた理由を知ることだろう。約束の理由を知っていれば、どんなときに守らなければならないか、逆に、どんなときに破っていいかがわかる。・・・」 なるほど、面白そうです。 外出時の電車の中、診察の待ち時間も、これがあると楽しく過ごせそうです。
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