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2016.06.19
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テーマ:詩歌(48)
カテゴリ:

 今日は千葉詩人会議6月例会でした。前々から私がリレートークの当番に当たっていましたが、体調が悪く今日まで延ばしてもらいました。

 三好達治の詩の報告でしたが、1部14枚の資料を12部印刷してダブルクリップで留めて持っていきました。ガラガラとショッピングカートに入れて持ち歩きました。これだとあまり重みを感じないで済みます。

 そもそもの馴れ初めから話し始めました。と言ってもご本人との馴れ初めではなく詩との馴れ初めでした。

 高校の時新卒の国語の先生が、さらさらと黒板に三好達治の『甃のうへ』という詩を書かれて読まれ、みなさん詩を好きになってください、と言われたのがとても印象的で、でも三好達治という名前さえも忘れてしまい、それっきりこの詩を読むことはありませんでしたが、2,3年経ってこの詩が三好達治の詩であることが分かりました。まだ三好の詩をまとまって読んだことが無かったので、この機会に読んでみようという気になったという填末から話し始めました。

 話せば長くなるので、ここでは詩の紹介だけにさせていただきます。

 先ずその『甃のうへ』から。

 

  

     甃のうへ



   あはれ花びらながれ
   をみなごに花びらながれ
   をみなごしめやかに語らひあゆみ
   うららかの跫音あしおと空にながれ
   をりふしにひとみをあげて
   翳   かげりなきみ寺の春をすぎゆくなり
   み寺のいらかみどりにうるほひ
 廂       ひさし々に
   風鐸   ふうたくのすがたしづかなれば
   ひとりなる
   わが身の影をあゆまするいしのうへ
   [#改ページ]
     web『青空文庫』より

 

     この詩は教科書にも載ったようですので、よくご存知の方も多いことと思います。

     お寺の境内をしめやかに話しながら歩く乙女二人。桜の花びらが降り注ぐ。詩人は一人寂しく石の上に影を落としながら歩く、というイメージの美しいしですね。

 この続きは後日書きます。

   

       

 

 






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Last updated  2016.06.20 00:33:25
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