テーマ:音楽会(19)
カテゴリ:音楽
一昨日7月14日(木)、友達のコカリナコンサートへ行ってきました。場所は江東区総合区民センター レクホール 都営新宿線西大島から降りてすぐのところです。
コカリナはオカリナとは違います。オカリナは陶器で出来ていますが、コカリナは木で作られています。しかもこの合奏団がつかっている木は旧国立競技場を取り壊すときに伐採された木を使っているのです。あの学徒出陣式を見てきた木たちです。吹く人たちも戦争経験者、今年は71歳以上の人たちで構成されています。 私は小学校の時リコーダーを習っていないので、よくわかりませんが吹くのも難しいだろうと思います。みなさん白いブラウスを着て、3本のコカリナを首に下げていました。細いソプラノ、次の太さのアルト、一番太いバス?(だと思いましたが・・・)のコカリナです。リコーダーより短いでしょうか。 みなさんよくそろって美しい響きでした。ソプラノは甲高く、黒坂先生が吹く音色はとても強く、良く響きました。バスの響きは深い響きで音色に深みを与えました。 大体は黒坂先生の作曲した曲でしたが、ドボルザークの「新世界」やブラームスの「眠りの精」にも挑戦していました。 アイルランド民謡「サリーガーデン」武満徹の「死んだ男の残したものは」などはピアノ、コカリナの伴奏で専属歌手矢口周美さんが歌いました。ノンビブラートの綺麗な声でコカリナと良くマッチしていました。 OMOIDEという曲に、私の友人が詩を書いてくださいと先生に頼まれ、詩の朗読をしました。言葉がつくとイメージが加わり、しみじみとしたアンサンブルになりました。 黒坂作品をたくさん演奏したのですが、中でも「青春の森~神宮の森に捧げる~」は学徒出陣の足音が聞こえ、映像が目に浮かび、涙を抑えることができませんでした。 年齢を感じさせる深いコカリナの音色に魅せられた日となりました。
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