テーマ:政治・社会問題(2977)
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どうもまぶたが腫れるし、体がだるいしと思っていましたら、風邪をひいていたのでした。7月24日(土)の夜熱を測って36°7’あるのが分かってびっくり。38°近い熱が出たのは、一昨年の暮れインフルエンザにかかって以来のことでした。 すぐ寝てしまい、それからブログも書かずに失礼してしまいました。今は36°2’位に下がりましたので、大丈夫と思います。でも25日の朝測りましたら、35°3’でした。その時の気持ちよさと言ったら・・・。もしかして平熱は35°台?かもしれないと思ったものでした。そうすると36°2’はまだ高い、用心しなくては、と思います。 ところで今日は平和行進市川の出発の日でした。北海道から東北を経て東京から広島長崎へ続く平和行進です。
この前書いた「折り鶴」という詩は千羽鶴にして各地で集め、広島長崎に運ぶためのものでした。飛ばすと詩には書きましたが係りの方にお渡しし、その方が束ねて、糸を通し市川全体で千羽鶴にして合流するものです。 そしてついでに説明を付け加えれば、病床で千羽の鶴を折って亡くなってしまったのは、佐々木碵子(さだこ)さん。このエピソードが元で千羽鶴を捧げるようになりました。この話を聴いたオバマ大統領が感激して自ら鶴を折ったということでした。 次のエピソードは広島だと思いましたが、二人の幼い姉妹が原爆の火に焼かれて亡くなったのを悲しんだ母親が、二人に振袖を着せ、高く積み上げた薪の上に載せ、荼毘にふし、周囲の人たちが涙にくれ、振袖姉妹として語り伝えられたということです。 3番目は息も絶え絶えに血まみれになった人たちが逃げ込んだ地下室の中で、「子供が生まれる」という声が聞こえ、私が産婆です、と名乗り出た人が無事に赤ん坊を取り上げたと思ったら、そのお産婆さんは息たえた。という「生ましめんかな」と言う栗原貞子さんの詩があるのです。 ご存知でない方もいらっしゃるでしょうにこのエピソードを使って書いてしまい、分かりにくかったことと、ここに改めてエピソードを書きました。 そんな訳でもう一度その詩「折り鶴」を載せさせていただきます。 折り鶴 byドレミ・どれみ
毎年 夏が近づくと折り鶴を折る 昔は細い指で器用さを誇り 綺麗な鶴を折っていたが 年を取るにつれ 形もくづれ 折り目も怪しく 少しよろけた鶴を折る
でも思いは変わらない
千羽折れば病が治ると信じて 千羽の鶴を折って逝ってしまった少女のもとへ 最後の餞(はなむけ)にと 振袖を着せられ荼毘に付された姉妹たちのもとへ 最後の力を振り絞り命と引き換えに 赤子を取り上げたお産婆さんのもとへ 鶴よ 飛んでいっておくれ 手の平にそっと載せ 祈るようにふっと息をかける
赤 青 黄色 ピンク オレンジの鶴たちよ めくらめく陽の光りの中に飛んでいっておくれ 広島 長崎の青い空の下へ
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