テーマ:政治・社会問題(3031)
カテゴリ:政治・社会
今日は一斉に米山新潟県知事誕生のニュースが報じられました。 激戦の様子を以前しんぶん赤旗からご紹介しましたので、同じくしんぶん赤旗10月17日付(web)を紹介します。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 新潟知事選 統一候補・米山氏が勝利自公破る 市民と野党の共闘実る「原発再稼働ノー」流れ大きく
「やったー。勝ったぞー」。16日投開票の新潟県知事選で、市民と共産、自由(旧生活)、社民、新社会、緑の5党が擁立した米山隆一氏(49)が、自民・公明党推薦の森民夫氏(67)=前長岡市長=を大接戦の末に破り初当選を果たしました。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が大争点の選挙戦。最終盤に官邸、自民党本部、電力業界を中心とする財界の激烈な締め付けをはね返した、市民と野党による歴史的な大勝利です。
午後9時、当選確実の報が流れた新潟市中央区の米山事務所。詰めかけた市民や支援者から「ばんざーい、ばんざーい」と大歓声が起こるとともに、「よーねやま、よーねやま」コールに包まれました。いたるところで支援者が抱き合ったり、握手を交わすなど喜びを表しました。 事務所に姿を現した米山氏は「県民みなさんの勝利です。オール新潟の勝利です」とあいさつし、原発再稼働ストップ、TPPから新潟の農業を守るといった、選挙中に掲げた公約実現のために、みなさんの力を借りながら全力で頑張ると決意表明しました。 選対本部長の森裕子参院議員は「再稼働を絶対許さない県民の意思が示されたものだ」と強調すると、大きな拍手に包まれました。日本共産党の藤野保史衆院議員も事務所に駆けつけました。 NHKの出口調査によると、柏崎刈羽原発の再稼働に対し「反対」と答えた人が73%に上り、そのうち6割台が米山候補を支持しました。 米山氏を擁立した確認団体「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」(市民と5野党で構成)の佐々木寛共同代表の音頭で万歳三唱し、同共同代表の磯貝潤子さんが米山氏に花束を渡しました。 佐々木氏は「本当に奇跡が起きた。新しい新潟が始まる」とのべました。 森陣営は、終盤に「横一線」との情勢が報じられる中、党幹部や国会議員を大量動員して「県庁に赤旗が立つ」などの卑劣な攻撃や、再稼働問題で「米山氏と違いはない」などと争点回避に躍起でしたが、市民の理解は得られませんでした。 米山氏は、新潟県魚沼市出身。東京大学医学部卒で医師、弁護士。2005年、09年、12年の衆院選新潟5区から立候補。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 森陣営は終盤は共産党攻撃、「米山氏が勝つと県庁に赤旗が立つ」という常套手段の攻撃を仕掛けましたが、県民は動じず、「原発再稼働反対」「TPPから農業を守る」の政策を掲げた米山氏が勝利しました。 市民と野党の共同で、政治を変えられる、という確信になりました。これからも野党共闘で巨大な自公民政権を打破して行ってもらいたいと思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治・社会] カテゴリの最新記事
|
|