テーマ:歌の楽しみ(251)
カテゴリ:音楽
市川新婦人コーラスの発表会で、第2部はソロの部とし、先生をメインに個人レッスンを受けている人が何人か独唱しようということになりました。 先生からも声をかけられたのですが、この頃体調も思わしくないので、ずっと個人レッスンはお休みにしていましたので、とても歌える状態ではないとお断りしていました。でもみんなから、簡単のでいいから気軽に歌えるものを歌ってみたら?と勧められ、ピアノも合唱団PのSさんに弾いてもらえば、ピアノ合わせにも組み入れてもらえる、というので、やっと重い腰を上げてうたうことにしました。 それには合唱団PのI先生の個人レッスンを受けたほうが良いというので、それにも参加。まあ、月に1回なのであまり負担にならないと思ったわけです。 曲目をどうしようかと迷いましたが、1度個人レッスンで仕上げたものにしようと思いました。一つは以前文京の女声コーラスの(故)N先生から教わった小林秀雄作曲の「瞳」、もう一つは私がE会に入ってS先生にご指導いただいた山田耕筰作曲の「からたちの花」。 1曲だけというので、歌ってみて上手く歌えそうな方を選ぶことにしました。 日本の歌と言われて選ぶのに苦労しました。そうですよね。一般向けには日本語の方がわかりやすいですものね。でも私が習ったのはイタリア歌曲が多く、その他ドイツリート、フランスのフォーレ作品の方がずっと多いのです。日本語の歌も結局習ったものというと2曲とも難しい歌になってしまいました。でもレッスンを受けていない歌を歌うよりはこの方が自信を持って歌えるのです。歌詞も覚えていますし・・・。 というわけでまた自分で荷物を背負うことになりました。 そしてその個人レッスンの日が2月9日でした。関東南部にみぞれが降った日です。 午後から空は薄暗くなり、みぞれが降り始めましたが、1回目からお休みするわけにも行かず、出かけましたよ。合唱団員のKさんが手続きの仕方を教えて下さるというので、7時にはじまるところ、Kさんと6時45分に文化会館4階で待ち合わせました。 でも 雪の中を徒歩とバスで行くのですから、それに郵便局にもよらなければならないので30分余裕を見て早く出かけました。ところが、バスがすぐ来て乗ることができ会場に着いたのが、6時でした。45分も早く着いてしまったのです。私は2番目のレッスンでしたが、1番目のレッスンに来ていたHさん(団の代表)が、「私はやることがいっぱいあるので先にやってください」とおっしゃるのです。「Kさんが見えたら事情を話しますから」というので、ありがたく順番を先にしていただきました。なんとまあ、親切な・・・。助かりました。 部屋に入ると先生も 「瞳」の楽譜をパソコンから開いていらっしゃるところでした。月曜に楽譜をお渡しして9日は木曜ですから3日の間にパソコンに入力して音が出るようになさったので、びっくりしました。僕はピアノが上手くないのでこれで・・・とおっしゃって・・・。先生はバリトン歌手。歌い手はピアノがお得意でない方が多いのです。 でも当然ながら楽譜通りの電子音がでるので、驚きました。それに音の速さも調節できるのです。最初はメロディーが少し強く入っていました。それに合わせて歌うと、ここの速さはこのくらいでいいですか?とおっしゃるので、それでいいとか、もう少しゆっくりの方が歌いやすいというと速さを調節してくださいました。 次に「メディーを少し弱くします。」と言って、 私の声が良く聞こえるようにしてくださいました。 私も曲の出だしがよくわかるようになりました。すると次はメロディーなしで伴奏だけの演奏になりました。ちょっと出だしに戸惑うところや伴奏と合わないところもあったようですが、なんとか最後まで歌い通せました。 「ではこれと『からたちの花』もパソコンに入れてCDにしてKさんに渡しておきますから、練習しておいてください。」とのこと。 今日は 速さを決めたりするのに、私は何回も歌いましたので、自分の歌の勉強にはなりましたが、きっと次回からは先生の歌い方のご指導が入ることと思います。 7時になるとHさんとKさんが入ってきました。Kさんは6時45分には来てくださったようで、私が歌い終るのを待って、「今日は車できたから家まで送るわ。」とこれまたご親切なこと。みぞれの中を歩くのも大変と、気を遣ってくださって、本当に嬉しく思いました。 市役所へ出ればあとは市川インターまでまっすぐだからというので、市役所まで載せて行ってもらいました。あとは5,6分歩いただけで無事に家に到着できました。みなさんに感謝です。本当にありがたかったです。
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