テーマ:歌の楽しみ(251)
カテゴリ:音楽
今日は、S先生の声楽レッスンでした。3年もお休みして復帰して今日が3回目くらいかしら?今までの声が出なくなって、これじゃあ、駄目だと思い、また先生のレッスンを受けることにしました。
昨日ブログに挙げた「優雅な月よ」を引っ提げていきました。でもその前に発声。ベルカント唱法ですのでしっかり息を吸って肺に入れて静かに歌います。顎に力を入れないで体を緩やかにして歌うように心がけましょう、と言われ、これはI先生とも共通しますので、迷わないで済みます。 「優雅な月よ」の前にもっと易しい「モーツァルトの子守歌」(日本語で)と「庭の千草」(英語で)を慣れるために歌いました。庭の千草を英語の古語で歌うのはとても新鮮で、この方が意味がよく通じました。2曲ともとても楽しく歌えましたが、もっと自然に声が出ればもっと楽しいのに、と思いました。何しろ声が出ない・・・・・。 いよいよ「優雅な月よ」(vaga luna...)の譜読みから始めました。先生がお手本に歌ってくれて私は聞きながら小さな声で一緒に歌うという方法で…。何となく曲つかんでいたのですが、曲に歌詞をつけるのが難しかったです。 今日はこれで済みましたが、次は一人で歌うので大変です。できないところを何度でも歌わされます。でもそうしないと、なかなか覚えないですものね。でもベッリーニは歌い方を楽譜に細かく書き込む人ではなかったので、直接教わって身につけないといけないそうです。その本格派の歌い方を習った、リリアナ・ポーリさんの愛弟子だった先生、数少ない本格派のおひとりで、その先生に教わることができるなんて、本当に本当に光栄です。もったいないくらいです。 それなのに今日せっかく持って行ったICレコーダーに録音するのを忘れてしまって。さあ、どうしましょう。この次忘れずに録音しましょう。 「優雅な月よ」の言語と対訳を載せますので、どんな歌か今度はお分かりになるでしょう。 Vaga luna che inargenti (優雅な月よ) 対訳 銀色の光をふりまく優雅な月よ この岸辺を 花々を 照らし出し この世のすべてのものに 愛の言葉を吹き込む 今お前だけが知っているんだ 僕のこの燃えさかる胸のうちを 僕を夢中にさせる彼女に伝えて欲しい この胸の鼓動とため息を
彼女に言って欲しい 遠く離れていても 僕の苦しみがやわらぐことはない もし希望があるというなら それはただ未来だけに 彼女に言って欲しい 昼も夜も苦しみの時を数えているんだ はかない望みだけが この愛を勇気付けているのだと
Vaga luna, che inargenti queste rive e questi fiori ed inspiri agli elementi il linguaggio dell'amor; testimonio or sei tu sola del mio fervido desir, ed a lei che m'innamora conta i palpiti e i sospir.
Dille pur che lontananza il mio duol non può lenir, che se nutro una speranza, ella è sol nell'avvenir. Dille pur che giorno e sera conto l'ore del dolor, che una speme lusinghiera mi conforta nell'amor お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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