テーマ:政治・社会問題(2974)
カテゴリ:政治・社会
12月10日の日曜日、市川母親大会があり、そこに参加しました。場所は不二女子高。ここは民主的な教育をしている学校として有名で、いつも憲法前文の朗読を生徒さんがやってくれます。朗読というより暗唱です。素晴らしいのです。
今年はオープニングを行徳末広太鼓が務めてくれました。揃いの法被姿も凛々しく10人ぐらいで大太鼓、小太鼓、笛、それに洋楽器で言うとシンバルの小さいもの、和楽器で何というのかわかりません。これを小5くらいの女の子が巧みに鳴らしているのに驚きました。時に弱く時に強く、さざ波のように轟き響き体の中を駆け巡りました。和太鼓の凄さを感じさせてくれました。満場の拍手を浴びました。 次に交流の場があり、当該校の先生や合唱団P、市川教職員組合、保母さん、民商、民医連、新婦人などの取り組みが話し合われました。 そしてメインの講師は宇都宮健児さん。長年サラ金などで困っている人の弁護を引き受けていた弁護士さん。元日弁連の会長さん。 「ストップ改憲~憲法を守るための行動は?~」と題して1時間余り熱弁をふるってくださいました。今度の衆院選で、与党が2/3を超え維新や希望等を合わせると改憲勢力が8割を占めた今、憲法が最大の危機を迎えている。と現在の政治状況を分析し、それを打破するためには国会で、特定秘密保護法や安保法制、共謀罪の廃止を求める勢力が多数派になる必要がある。 また司法でもこれらの悪法を違憲と判断すれば無効となる。したがって、憲法改悪を阻止し、特定秘密保護法や安保法制、共謀罪を廃止するには選挙闘争と裁判闘争が重要な闘いとなる。 また各種の市民運動との提携も必要である。要は憲法が保障する基本的人権を日本社会に定着する運動を行っていく必要がある。 まだまだ重要なことをたくさん話されましたが、最後に以下のように締めくくられました。 安倍政権の憲法改悪の動きはピンチではあるがまた、日本国憲法の立憲主義の理念や基本的人権尊重原理、国民主権原理、恒久平和主義原理を日本社会に定着させるチャンスでもある。~私たち一人一人は微力ではあるが、決して無力ではない。一人一人がつながれば、大きな力になって社会を変えることができる。~ この言葉はどんなに私たちを励ましたことでしょう。大変勇気をいただきました。 バザーや物品販売もありましたが、宇都宮さんのサインセールをやっていたので宇都宮さんが編集委員を務めていらっしゃる「週刊金曜日」を買ってサインをしていただきました。それから恒例の百合の花を買って、玄関に活けました。とても良い香りを放っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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