テーマ:歌の楽しみ(251)
カテゴリ:音楽
昨日はS先生の声楽レッスン。この頃やっと月2のレッスンに出かけられるようになりました。いつもは12時レッスン開始にしているのですが、昨日は教会の都合で11時からに変更。ちょうどいつもより1時間遅れの
大久保発のバスがあったのでそれを利用することに…。便利ですが、2時間前には出かけなければならないのが、私にとっては大変です。 先ず、発声練習代わりに「アマリッリ」。でもこれは難しい歌だとおっしゃいます。この時代の歌としてノンビブラートで歌うこと。細かい音符をしっかりと歌うこと。そしてやはりこの時代の傾向として、楽譜にはない装飾を付けて歌ってもよいこと。細かく変化する音符を歌うには腹筋が必要ですし、装飾を付けるのも腹筋がいります。下のYouTubeはそれが出来ていたので貼り付けました。ご参考までに…。 いつものように2回ずつ前に習った歌を練習していきました。それが1っ歩進んだ練習となっているので、新鮮な気持ちで練習することが出来ます。さすが先生は引き出しが深いです。 「ヴァガ・ルーナ」「リデンテ・ラ・カルマ」「あなたは憩い」。 「ヴァガ・ルーナ」は低い音の練習のため、それに口のまわりの筋肉をよく動かして…。あんなに最初は口が回らなくて困っていたのに、どうやら出来てきました。口が回らなかったのが嘘のよう…。それに反して「リデンテ・ラ・カルマ」は高い音で私の得意分野。でもこれも難しい歌ですよ、と先生。フランス革命直前にモーツアルトが作曲した歌で、ロココ調のふっくらとしたスカートを身につけていた時代、男も女も化粧をし鬘をかぶっていた時代の歌。とにかく貴族の文化が爛熟していた時代。モーツァルトは楽譜にいろいろ書きこんでいるのでそれを読み取って、歌わないといけないとおっしゃるのです。軽やかに、スラーをしっかりと。モーツアルトの気分になって歌うととても良い気持ちです。 最後にシューベルトの「あなたは憩い」を歌いました。先生のピアノに合わせることなく好きなように歌ってしまいましたが、もっと好きなように歌ってもよいと言われました。間の取り方が絶妙とお褒めをいただきました。 でもこれは前半が低い音で後半になると高く上がるので、疲れが出てしまい、後半の高音が課題であることが分かりました。充実したレッスンでした。1時間みっちり歌いました。 帰りは新大久保のお蕎麦屋さんで、私は冷やし狐。先生はかつ丼とミニ蕎麦をいただきました。お腹が空いていたせいもあってとても美味しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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