テーマ:歌の楽しみ(251)
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昨日、友達に誘われて、市川オペラ振興会のオペラを鑑賞に行きました。
お友達のお友達が、市川オペラ振興会の会員であり、その理事長である、木村珠美先生に師事しているということでチケットの売りさばきを頼まれたのです。 市川文化会館でキャパ2000人。満杯にするには大変。それでチケット代は5000円というのですから、オペラ好きの私としては、買わないわけにはいきません。しかもそのお友達が5000円のうち3000円を払うというのですから、私が払う分は2000円。申し訳ないくらいにお安いのです。翌日がプリマベラの練習というのも忘れて飛びついてしまいました。 開場が1時、開演2時。席を取っておいていただけることになりましたので、そんなに早くいかなくともよいのですが、本八幡南口からバスで行くので、バスが来ないことも考え、開場1時間前には家を出ました。バス亭に着くとバスはすぐ出発し、意外と早く12時40分には文化会館に到着しました。もう10数人並んで開場を待っていました。 会場に入ると、指定された席には指定席という張り紙が貼ってありました。「あら、特別待遇なんだわ。」と友達に感謝しつつ席に座りました。 歌は第1部がガラコンサート。振興会の会員の方の歌でした。友達のお友達も出演しました。8人の会員の方が出演して、有名なオペラのアリアを歌いました。ほとんどが音大の出身者でした。有名な方はいらっしゃいませんでしたが、なかなか聞きごたえがありました。 第2部がオペラ「トスカ」全幕「ハイライト」。主役のトスカは木村珠美先生、あとは男性ばかり。テノールもバリトンもなかなか良かったです。欲を言えばもう少し声量が欲しかったですけど…。主役の男性はバリトンかと思うほど声の太いテノールでした。テノールでも声の太い部類に入るのでしょう。でも有名なアリア「星は輝けり」を感動的に歌い上げました。ブラボー、の声が上がりました。「トスカ」はこの歌とトスカが歌う「歌に生き、愛に生き」くらいしか有名なアリアはないので、今まで敬遠して聞きに行かなかったのですが、プッチーニの旋律はとても優しく心を癒されました。 とても疲れて帰り寝るとき、電話が鳴りました。ファックスが届いたようでした。でも疲れてファックスを見に2階まで上がっていくことができませんでした。翌日の今日、見るとそれはプリマベラの指導者今村先生が亡くなられたという訃報でした。手術の後快方に向かわれているという情報だったのですが、なんということでしょう。言葉も出ませんでした。ただ、ただ、ご冥福をお祈りするばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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