カテゴリ:「二人羽織とはず語り」公演日誌
あれから1年になりまする 吾にとって6月水無月と言えば、阿佐ヶ谷の名曲喫茶・ヴィオロン そして『二十歳の原点』である 鉄道自殺しちまった、『二十歳の原点』の著者 高野悦子さんの命日が、6月の24日 今年も、その日が近づくにつれて 悦子の呼ぶ声が聞こえてきました アンコール公演のありがたいお声を頂き 今年も、玲と弥々はヴィオロンで、悦子を語ります さてさて今日は、その第1回目の企画ミーティング スポンサーもない吾らは、二人だけの顔合わせ より悦子に近づきたい思い一心で、ライブの方向性を確認しあう 玲とは、歳も離れすぎており、性格も正反対とも言えるほど 共通点を探すのが難しいくらいだが なぜだかお互い、語りとなると、心一つになるのである 玲とは作品に対する思いが、ことごとく重なるんよね 表現手法も全く異種なだけに、お互いつぶしあうこともないから 一緒にいて心地よいのかも知れぬ 最も、玲はどう思ってくれてるかワカランがのう (*^-^) 悦子役は、当然、玲である 吾は、その父・三郎になりまする 自殺というレッテルの元に、マイナスイメージを受けがちな悦子 だけど彼女には、生きたいと切望する意志 確かに生きることに精一杯だった足跡があるのだ その事を忘れないで欲しいから・・・ 二人のユニット『二人羽織とはず語り』の看板公演として 脚本から練り上げた作品が【二十歳の原点】である 公演内容は、今回も2部構成でまいります タイトルの決め手となった1部の作品は 6月19日の桜桃忌にちなんで、弥々が太宰作品に挑戦いたす 吾の好きな1人称の語りスタイルの作品の中から 『葉桜と魔笛』を語らせて頂きまする メイン演目の2部は『二十歳の原点』 だが、今回は新たに作品を違う角度から練り直し 道化をテーマに、脚本を新たに書き換えての上演となりまする 悦子と太宰、二人に共通のキーワードは『道化の生涯』ではなかったか? 玲と弥々のユニット『二人羽織とはず語り』第二段は 【ろくがつの道化】と言う公演タイトルで、また新たな悦子を語ります 【表と裏】をテーマに表現した初回ユニットから1年 玲も弥々も、それぞれの場で思い思いに何かを掴んでの再会 この1年の二人の歩みが、どんな道化になって繰り広げられるか・・・ ウイークデー最終の金曜日 6月16日の夜19時 1ドリンク付1000円 阿佐ヶ谷・ヴィオロンで、道化の声に耳を傾けては下さいませんかのう 今後、本番まで稽古日誌も綴っていきまする 興味を寄せていただけましたら、お席には限りがありますので お早めに私書箱までご連絡下せーまし あぁ・・・またヴィオロンで語れる喜び・・・ 悦子に心から感謝いたしまする 完:2006.05.06 23:58:47:42 2005年の今日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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